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「学校生活」(レベル1)ver.0

著者: こめぐらプロジェクト
初出: 2016/8/29
問い合わせ先: 山崎直樹(関西大)ymzknk [於] kansai-u.ac.jp

利用に当たっての注意事項

ここで扱う指標

指標ごとのタスクと文型の一覧

1-a. 学校の名前や所在地(都道府県や市など)を、言ったり書いたりできる。
タスク コミュニケーションの3モード 文型 言語形式に関するメモ 運用上の注意事項
理解する 伝える やりとりする
1) 自分の通う学校の名前を伝える。 我们学校叫黄豆高中。 我们学校叫〈学校:名称〉
我是黄豆高中的学生。 我是〈学校:名称〉的学生。
2) 自分の通う学校の所在地(都道府県や市の名称など)を伝える。 我们学校在大阪。 我们学校在〈地名〉
1-b. 中国語で書かれた時間割(何曜日、何時間、科目など)を、見て理解できる。
タスク コミュニケーションの3モード 文型 言語形式に関するメモ 運用上の注意事項
理解する 伝える やりとりする
1) 特定の教科の内容と関連のある情報(教科書、試験問題、授業風景など)を見て、その授業が何曜日のどの時間帯にあるかを探す。 「曜日」…星期一 / 星期二 / 星期三 / 星期四 / 星期五 / 周一 / 周二 / 周三 / 周四 / 周五、「時限」…第一节 / 第二节 / 第三节 / 第四节 / 第五节 / 第六节 / 第七节 / 第八节、「授業」…体育 / 化学 / 历史 / 地理 / 技术 / 政治 / 数学 / 物理 / 生物 / 美术 / 自习 / 英语 / 语文 / 音乐、「その他」…选修课 / 大课间 / 社团活动 / 眼保健操
1-c. 時間割を見ながら、好きな科目や嫌いな科目について、言ったり尋ねたりできる。
タスク コミュニケーションの3モード 文型 言語形式に関するメモ 運用上の注意事項
理解する 伝える やりとりする
1) 時間割の授業科目名を見て、その科目が好きかを尋ねる/答える。 你喜欢数学课 / 这门课吗?―喜欢。 / 不太喜欢。 你喜欢〈教科〉吗?―喜欢。 / 不太喜欢。 〈教科〉には“数学课”のような具体的な科目名も入るし、“这门课”のような直示的表現も入る。
2) 時間割を見て、どの科目が最も好きかを尋ねる/答える。 你最喜欢哪一门课?―我最喜欢数学课 / 这门课。 你最喜欢哪一门课?―我最喜欢〈教科〉
1-d. 学校のこと(制服、給食、宿題、体育館・図書室ほかの設備の有無など)について、口頭でやりとりできる。
タスク コミュニケーションの3モード 文型 言語形式に関するメモ 運用上の注意事項
理解する 伝える やりとりする
1) 通っている学校に制服があるかどうかを尋ねる/答える。 你们学校有校服吗? —有。 / 没有。 定型表現
2) 特定の授業について、宿題が多いかどうかを尋ねる/答える。 英语课作业多吗? 〈教科〉作业多吗?
3) 特定の施設について、学校にあるかを尋ねる/答える。 你们学校有食堂吗?―有。 / 没有。 你们学校有〈学校施設〉吗?―有。 / 没有。 〈学校施設〉は“食堂,图书馆,体育馆,游泳池,多媒体教室”など。
4) 特定の学校行事の有無を尋ねる/答える 你们学校有文化节吗?―有。 / 没有。 你们学校有〈学校行事〉吗?―有。 / 没有。 〈学校行事〉は“(校园)文化节,运动会”など。
1-e. よく使われる教室用語を聞いて理解したり、わからないときは、そのことを伝えたりできる。
タスク コミュニケーションの3モード 文型 言語形式に関するメモ 運用上の注意事項
理解する 伝える やりとりする
1) よく使われる定型的な教室用語を聞いて、それに反応する。 例:
现在开始上课了。
同学们好!
好,下课了。
同学们再见!
我来点名。
请站起来。
请坐。
请注意。
请大家看黑板。
请你回答问题。
请跟我一起念。
请打开书。
请合上书。
请看第8页。
好了吗?
2) 教室で教師のことばがわからないとき、定型的な表現を使って、そのことを伝える。 老师,我不懂。请再说一遍。 定型表現
1-f. 授業やクラブを担当している先生(名前、性別、担当科目やクラブ、出身地など)を口頭で紹介することができる。
タスク コミュニケーションの3モード 文型 言語形式に関するメモ 運用上の注意事項
理解する 伝える やりとりする
1) 特定の授業を担当している教師の名前を伝える。 这位老师姓张,教我们英语。 这位老师姓〈名前:姓〉,教我们〈教科〉 日本の中等教育の「クラブ活動」の概念を理解してもらうのは難しいため、レベル1では授業を中心に扱う。
教師を話題にする場合は、まず“这位老师”で始めるのがよい。特に、本人がその場にいる場合は、必ずそうすること。先行する“这位老师”を受けて“他/她” を使うのはかまわない。
2)特定の授業を担当している教師の性別を伝える。 我们的数学老师是女老师。 我们的〈教科〉老师是男老师 / 女老师。 「自分の所属するクラスを教えている先生」という意味では、“我的老师”とは言わない。“我们的老师”という形にする必要がある。 性別を伝える時には“男的 / 女的”のような表現もあるが、先生を話題にしている時は、こちらのほうがよい。
ただし、特に必要がない限りは、教師の性別を云々するのは適切な話題とはいえない。
3)(必要なら)特定の授業を担当している教師の出身地(国名、地域名など)を伝える。 这位老师是中国黑龙江人。
她是中国黑龙江人。
这位老师/他/她是〈地名〉人。 “◯◯人”の形で表現できる地名は、誰でも知っているような大きな地名に限定される。
教師を話題にする場合は、まず“这位老师”で始めるのがよい。特に、本人がその場にいる場合は、必ずそうすること。先行する“这位老师”を受けて“他/她” を使うのはかまわない。
4) 特定の教師の担当する授業や役割の名称を伝える。 这位老师教我们数学。
他教我们数学。
这位老师/他/她教我们〈教科〉 教師を話題にする場合は、まず“这位老师”で始めるのがよい。特に、本人がその場にいる場合は、必ずそうすること。先行する“这位老师”を受けて“他/她” を使うのはかまわない。
这位老师是我们的数学老师。
他是我们的数学老师。
这位老师/他/她是我们的〈教科〉老师。
这位老师是我们班的班主任。
他是我们班的班主任。
这位老师/他/她是我们〈組織〉〈役職〉 〈組織〉には“学校”、〈役職〉には“校长”などが入る。
1-g. 自分が学習している科目名や学校の施設名を、書いて伝えることができる。
タスク コミュニケーションの3モード 文型 言語形式に関するメモ 運用上の注意事項
理解する 伝える やりとりする
1) 自分の時間割を中国語で書く。 语文 / 数学 / 英语 / 政治 / 体育……
2) 校内の見取り図に、中国語で施設名を書き加える。 多媒体教室 / 食堂…… 「曜日」…星期一 / 星期二 / 星期三 / 星期四 / 星期五 / 周一 / 周二 / 周三 / 周四 / 周五、「時限」…第一节 / 第二节 / 第三节 / 第四节 / 第五节 / 第六节 / 第七节 / 第八节、「授業」…体育 / 化学 / 历史 / 地理 / 技术 / 政治 / 数学 / 物理 / 生物 / 美术 / 自习 / 英语 / 语文 / 音乐、「その他」…选修课 / 大课间 / 社团活动 / 眼保健操
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