関西大学文学部ドイツ学専修
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「行きつけの」墓地
こ
近所にゲルトラウデン墓地がある。気が滅入っては行き、買い物のついでにも行く。墓地というよりは広大な庭園といってもよい。敷地を散策し、ベンチにすわってしばらくぼうっとし、リフレッシュして帰ってくる。大きな木の並木道があるかと思えば、灌木の植え込みが迷路のようになっていたり、散歩する者を飽きさせない。もちろん墓地なので墓がたくさんある。5〜6月は家の周りや墓地でツグミ(Amsel)を中心に、さまざまな鳥の声が入り乱れていた。7〜8月になると、あれだけ自己主張していたツグミのかまびすしい鳴き声が聞こえなくなる。代わって町でも墓地でも聞こえてくるのは「ででっぽっぽー」の野太い鳴き声である。
1、2 入口に近い広々としたところ。
3、4、5 同じ並木道でも木の種類が違う。
6 木漏れ日が心地よい。
7 7月後半からすでに黄色くなり始めている。
8 迷路のよう。
9、10 かろうじて撮影できたリス。
11 鍵をつけている。家から直接持ってくる人もいる。日本の寺では本堂の脇に誰でも使えるようにバケツと柄杓(ひしゃく)が置いてあるが。
12、13 墓地の正面と側面にある花屋。近くには石屋もある。
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