CUCTAS便り/藤本佳世
こんにちは^^ 2006年度秋期交換派遣留学生として、アメリカアリゾナ州ツーソンにあるアリゾナ大学(U of A)に来ています、文学部総合人文学科英語英文学専修3年生藤本佳世といいます。3年生の秋から4年生の春の一年間の留学と言う事で、3年生の春に小林先生のゼミのクラスに入りました。帰国してからまた4年生の秋学期にゼミに戻ります。
ツーソンに来て1ヶ月が経とうとしています。だいぶこちらの生活にも慣れてきて、これから楽しくなってくるなという所です☆ツーソンの第一印象は、サボテン、乾燥地帯、田舎でした。空港について一番最初に目についたのがサボテン。ツーソンではサボテンを見ない日はありません。
University of Arizona (U of A)
空港から約15分ぐらいの所にU of Aは存在します。大学内には美術館、カフェテリア、映画館、ジム、プラネタリウムまであり、学生は約6万人います。キャンパスはとても広く、大学が一つの町状態になっています。キャンパスがこれだけ広いと移動も一苦労。そんな時に便利なのが学生の必需品「自転車」です。これがないと移動が大変><私も早速ツーソンに来て、自転車を購入したのですが、一週間の間に、チェーンがはずれたり、ブレーキが壊れたり、パンクしたりと災難にも遭いました。ツーソンきて私はこんなに運がないなと感じた事はありませんでした。そして極めつけは、アパートです。こちらに来てからアパートを探したのですが、どこも満室で、やっと見つけた所が今住んでいる所なのですが、最初の頃は本当に振り回されました。というのも、アパートのマネージャーのいい加減さには本当驚かされます。アパート引っ越し一日目は、カーペットにワックスをかけたらしく、においはするわ、ぬれているわで、しかも2つある内の1つのバスルームがまだ修理中らしく使用不可。それは一ヶ月近く経とうしている今でもまだ修理中。一度部屋のバスルームが一切使えなくなった日がありまして、トイレにも行けず、隣の部屋の人に頼んで貸してもらいました。ツーソンという町に来て、苦労の連続でしたが、留学が終わる頃にはいい笑い話になっている事でしょう。
アパートと大学はちょうど6ブロック、毎日自転車で通っています。授業はEnglish, Chinese, American Indian StudiesとRace Ethnicity American Dreamの4クラス履修しました。月曜から金曜まで学校ですが、一日2〜3クラス、多い時で4クラスありますが、一つの授業の予習、宿題、アサイメントの量が半端ではありません。毎日夜遅くまで勉強しています。アメリカの学生は皆とても真剣で、努力家です。日本の大学のように居眠りをしている学生など目にした事がありません。みんなの学ぶ姿勢には驚かされますといってもこれが本来の学生のあるべき姿なのでしょうが^^;。授業では主に教授のlectureの後、discussionをするという形式が一般的です。アメリカ人は一人一人自分の意見をはっきり持っていて、小さい頃からdiscussionをしているのか、どんどん自分の意見を発言して行くのがとても上手く、最初の頃はそれだけでビックリしてしまいました。また学生たちの優しさには本当に感謝です。アメリカという多民族主義の国で、ツーソンと言う町は本当に差別がないように感じます。
週末
私の中で日曜日は絶対に勉強しないと決めています。やはり一週間ずっと勉強していると頭がおかしくなってしまうので、日曜日は気分転換もかねて、キャンパス内のRecreation Centerに行きます。この施設はあらゆるエクササイズマシーンかあったり、プールがあったりで、とても便利です。しかも1年間でたった$25払うだけで使いたい放題なので学生にはありがたいです。
また自転車屋さんで仲良くなった人がよくバーに連れて行ってくれます。アメリカでは21歳からお酒がのめるのですが、アメリカ人は本当に良く飲みます。一度飲み過ぎて、二日酔いになってしまった事がありますが、留学と言っても、勉強だけするのではなく、他にもたくさんの事を経験する事が大切だと私は思います。たまには息抜きも必要☆そうやって勉強と遊びを両立し楽しいツーソン生活を送っています。
これから勉強も少しずつ難しくなってくと思いますが、一生懸命頑張るのみです。そしてこの留学をやり遂げた頃には最高の思い出になることでしょう^^
今回の留学体験日記はこのぐらいにしておきます。またツーソンにあるDesert Museumなどにも行く予定なのでまたご報告します☆
←ど根性サボテン
歩いているとふと目に入ったのがこのサボテン。日本で一時期ブームになった、アスファルトから大根が生えてど根性大根と名付けられた大根を思い出ました。
これを見て頑張ろうと決意した私でした^^