関西大学文学部英米文化専修 小林剛研究室

Department of Cross-Cultural Studies, Faculty of Letters, Kansai University

後期授業紹介/福西恵子

2-3.jpgこんにちは!ものすごくものすごくお久しぶりです!!
アデレード大にいる福西です(^^)

日本は涼しくなってきたころでしょうか?
アデレードは、日本と気候が反対なので、今月の初めから春なんですが、最近になってやっと春めいてきたところです。まだ少し肌寒くて、Tシャツで歩いているのはオージーの人くらいかな・・・笑 (オージーの男の人は、なぜかは知らないが、夏になるとTシャツ、海パン(もちろんトランクス系のやつ笑)で、普通に外を出歩くらしい笑)

今日は、後期の私の授業について語りたいと思います(=>)次にアデユニに来る人の参考になれば良いなと思います☆

今学期、私は4科目履修しています。

• History; Australia and the world
• Politics; State of the world
• Education; Family, school and student outcome
• Education; Multicultural society and educational policy

の四科目です。今期はほんま最高です!ほんとにほんとに、ほんっっとーーーに楽しい科目を履修しています。そして、前期は少し失敗したということに気づきました。今は、マジで勉強が楽しいです。上記の授業内容は以下のとおりです。

• History; Australia and the world in 20th century.
Lecturer, tutor=Paul Sendziuk(‘センチュイック’と発音します)
This course puts Australian history in an international and comparative context. It is designed to give students the opportunity to reflect on how perceptions of 'Australia' and 'Australian' have changed over time, and to explore the local and international influences that have shaped and reflected Australian identities in the twentieth century.
タイトルだけ見たら、退屈しそうな授業だと思う人も多いかもしれませんが、この授業は相当面白いです。歴史を勉強していく中で、ロールプレイをしたり、展覧会を計画したり、かなり学んだことを使えるように先生がいろいろ計画してくれています。楽しいから参加したいと思うほど、自然と勉強したくなるので、リーディングも全然苦じゃないです。しかもレクチャラーがカッコいい!笑。一番お気に入りの授業です☆私も友達のお勧めで、前期に出てみて面白かったんで、今期とった授業なので、アデユニに来る人!ポールは要チェック!!!

• Politics; State of the world
Lecturer=Peter Mayer, Tutor=Peter Mayer and Bonito
The course focuses primarily upon the 'the majority' of the world's population, people living in the 'Third World'. Its most consistent focus will be upon the state of the world’s most vulnerable groups: women and children, indigenous peoples and the ultra-poor, as well as the environment and upon their efforts to secure material improvement and social justice for themselves and their children.
この授業では、上にもあるように話題になっている人口増加、貧困、飢餓、食糧危機、第三世界においての女性と子供の問題などを勉強しています。リーディングが比較的軽く、しかもおもしろいものばかりです!勉強すればするほど、新しいことを学べて、すごく勉強しがいのある授業です。この授業では、メディアの影響についてもよく読んだり話したりするので、剛先生のゼミでメディアについてやろうと思ってる人で、授業何とって良いかわからない人には最適かも?とおもいます!(同じ授業名じゃないかもしれないけど、この先生はアフリカで貧困について研究したりしてたらしいので、テーマは似ているはず)しかもこれもまたレクチャラーがすごくいい人なんです。下のサイトは、この前のリーディングアサインメントにあったウェブサイトのうちのひとつです。酷くないですか!?びっくりしてしまいました・・・
'How to write about Africa'

• Education; Family, school and student outcome
• Education; Multicultural society and educational policy
Lecturer/Tutor; Dr Linda Westphalen
This course analyses the social and cultural context of students’ learning. In particular, it examines family and school learning environments, as well as issues of gender and religion, as they affect students’ learning outcomes at school. The course will culminate in some international perspectives on the topic.
上の授業は、二つとも大学院の授業です。前期にしつこく頼み込んで、取らせてもらいました。すごく苦労したけど、おかげですーーーごくおもしろい勉強させてもらっています。日本で教育を勉強すれば、絶対に勉強するような内容ももちろん勉強しますが、レクチャラーのリンダは、アボリジニの教育についてと、女性学についての研究者なので、普通にオーストラリアに住んでいるだけでは分からない、今日における先住民の人たちの実態について学ぶことができます。こちらを参考に・・・

どの授業も、楽ではないけど楽しい授業ばかりです。毎週リーディングにぬかりなく没頭することができています。これでこそオリエンテーションウィークに9時から5時まで毎日学校に行っていた甲斐があったというものです・・・授業にいかなくて良いのに我ながらよく頑張った。。。で、気づいたことは、授業のコースガイドより、先生の経験によって授業は大きく左右されるってことかな。私は今学期、先生重視で授業をとって今のところ大成功だから。交換派遣に来る人には、あらかじめ気になる教授と授業をチェックしておいて、オリエンテーションウィークに、なるべくたくさんの授業を試してみることをお勧めします(^^)

今度アデユニに来る人、授業楽しみにしててください☆うまいこと取れば、ほんとに勉強が楽しいよ**
特に、ポール、ピーター、リンダはすっごくお勧め☆

ではまた、

今度は現地の高校でのアシスタントについて話したいと思います。

2006-09-29 (Fri)