最近の出来事と春休み/今村綾里
ANUは、今日、9月2日から2週間の春休みです(正式には明日からですけど、私はたまたま金曜に授業がないので今日からです)!それにしても、9月に春休みなんて、変な感じがしますよね(笑)気温はまだそんなに暖かくはありませんけど、もう梅や桜は満開でとても綺麗です。
ではまず、この春休みの予定を発表します。
1.「アジアの環境問題」をテーマにしたリサーチペーパー(Individual and Society)
2.「アジアのメディア」をテーマにしたリサーチペーパー(Individual and Society)
3. 日英翻訳アサイメント(Japanese English Translation)
4. ヒストリーエッセイで使う参考文献のリストを作る(History of Modern Japan)
5. アジアに関するエッセイ(Individual and Society in Asia)
1&2. リサーチペーパーとは、自分で決めたテーマのジャーナルや本を読んで、自分なりに分析して1200字程度でまとめるものです。これは、Individual and Society in Asiaという授業の課題です。今学期中に3つのリサーチペーパーを提出しなくてはいけなくて、もうすでに1つは提出しました。
ちなみに、前回のペーパーは、シンガポールの少子化問題について、政府の政策や、それに対する国民の反応などについて、実際の数値や最新のデータなどを使ってリサーチしました。リサーチペーパーは、チュートリアル(前回のレポで少し述べましたが、小さいグループで行うディスカッションの時間)で提出して、その時にクラスメイトの前で自分のリサーチについて簡単な説明をします。前回、私がそのペーパーを提出した時は、たまたま隣の席にシンガポール人の女の子が座っていたので、私の代わりにシンガポールの少子化対策について熱く語ってくれました。私はというと、その隣で自分のリサーチに間違いでもあったらどうしようとドキドキしていました・・・。幸い、間違いはなかったようです。
日英翻訳アサイメントは、Japanese-English Translationという授業の課題です。今回のアサイメントは、旅行のパンフレットやインタビューレビューなどを日英、英日の両訳をします。翻訳の授業を受けていて思うのは、言語と文化の密着性です。それぞれ、日本語には日本語の良さがあり、英語には英語の良さがあります。だからこそ、片方の言語で表現された内容を、もう片方の言語で表現しようとすると、せっかくその言語で仕上がっているその表現の大切な部分をたくさん削ってしまわないと、違う言語では表現出来ません。そこを工夫するのが翻訳家だそうです。
ヒストリーエッセイは、History of Modern Japanという授業の課題で、春休み後に参考文献リストの提出があります。でもすぐに、その3000字エッセイの締め切りもあるので、春休み中にかなり準備をしておかないと、後で大変なことになりそうです・・・。
Individual and Society in Asiaのエッセイ(2000字)は指定された12のテーマの中から一つ選んで自分でリサーチをして書きます。リサーチペーパーとの違いは、字数が多いのと、エッセイに自分のargumentを書かなくてはいけないことです。Argumentを書くとは、簡単に言うと、文章の方向性をはっきりとさせること、だと思います。日本語と違い、英語の文章では、まず最も大切なポイントを最初に持ってきます。そうなると、読者は、その文章を読み始めた瞬間にもうすでにその文章に何が書いてあるか分かることになります。その方が、読む側(採点をする先生)は楽なのだそうです。日本の大学でも授業に取り入れられている、あの所謂Academic Writingという論文の書き方で、Introduction, Body, Conclusionの構成をした文章がエッセイです。
ここに書いた以上は、春休み終盤になって、「あぁー!あれもこれも終わってない・・・」ってならないようにしたいです・・・。でも実は、9月5日〜7日まで、シドニー旅行に行きます!旅のタイトルは「ラーメンとスパとビーチで癒しの旅」です(笑)キャンベラからシドニーはバスで3時間なので、意外と簡単に行けます。帰ってきたら報告しますね!
P.S.
写真は最近あったANUのオープンキャンパスで撮影したものとオーストラリアの鳥、クッカバラのものです。ジャパンクラブのメンバーで、歌舞伎の衣装を着て、アジア学部の宣伝をしました!クッカバラは日本語で「ワライカワセミ」です。ぬいぐるみみたいでとーっても可愛い鳥なんです!