(2024年度)

 
  



   
   
    
    
   
    


 









 



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 授業内でおこなうプレゼンテーション、いわゆる口頭発表も、大事な大学の授業のスキル(技術)のひとつです。とくに演習などの専門科目では、課題のテーマに対して、自分で調査した結果をもとに、あなた自身の考察を授業の一環として発表することは大きなウェイトをしめるのです。

 このプレゼンテーションの技術というのは、社会に出てからも必要とされる重要な能力です。この能力を身につける場として、大学の授業中に、しっかりと訓練して、習得しておきましょう!


聞き手を魅了するプレゼンテーションの方法


 口頭発表とはいえ、レポートや小論文を書くのと、準備の基本はまったく同じなのです。

 ところが、レポートでは「書く」、つまり、文字に残して先生ひとりに提出するものです。これに対して、プレゼンテーションでは、教員のみならず、その場の学生全員に「表現する」、つまり「話して、伝える」という「1回限りのライブ」であるという点が異なります。

 それゆえ、最初の準備段階は、レポートの準備と同じ段取りになります。途中から、「聞き手に話すため」の準備になるわけです。

□  ちゃんと主張するために、構成に気をくばる
  =まず名前を忘れずに書いておくこと
  =自分の意見を論理的に説明し、相手を説得しなければならないのだ!
  =全体の流れを考える
  =序論/本論/結論という構成になっているか
  =的確な例を用いて、わかりやすく説明する
   
□  発表原稿を準備する
  =あまりくだけすぎないようにこころがけて、話しことばにする
  =1文1文をあまり長くならようにする
   ⇒レポートを書くときと同じこころがまえで簡潔に
  =持ち時間をこえないような分量にする
   
□  レジュメをつくる
  =なぜレジュメをつくるのか
   ⇒自分の話す内容をよりわかりやすくするために、レジュメ(配布資料)をつくる
  =発表の内容と、レジュメの内容がちゃんと対応するようにする
   ⇒これによって、聞く側の理解力を高める
  =引用、データ、グラフ、図版など、普通に話してもわかりにくい情報を掲載する
   ⇒これによって、発表内容の説得力を高める
  =パワーポイントといったソフトを使って、スライドをつくるのもよい

□  リハーサルをする
  =時間をオーバーしていないか、あるいは時間があまっていないかを、ちゃんと読みあげることでチェックする
  =発表原稿の内容がレジュメと対応しているかもチェックする

□  いざ、プレゼンテーションという時の注意
  =発表原稿をただ読むのではなく、聞き手の顔をみまわす余裕をもとう!
  =レジュメの図版などをみるよう指示したりして、聞き手をひきつけることも忘れずに
  =メリハリをつけて、話そう!