OG・OB紹介

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自社の利益を高め、
良い製品を提供する。それがバイヤーの仕事の醍醐味です。 vol.8 宮田 紘一良さん 関西大学商学研究科会計学専攻データマイニング・ラボラトリ2005年卒

EIZOは、モニタを生産・販売する会社です。主なお客様は、色の表現にこだわりをもつアニメーション制作スタジオや、病気の正確な診断に細心の注意を払うドクターといったプロの現場です。高品質で耐久性も優れている点が評価されており、医療用モニタは国内で70%以上のシェアを獲得しています。そのなかで私は、モニタに使われる液晶パネルやタッチパネルのバイヤーとして、品質や価格、供給能力といった自社の求める基準を満たす商品の買い付けを担当しています。製造業のバイヤーは、製品開発や販売を裏側で支える立場ですが、実は大事な役割を担っています。例えば、製品を販売して1億円の利益を生むのと同じように、買い付けによって1億円のコストダウンを実現できれば会社に貢献でき、より多くのお客様に高品質な製品をお届けすることが可能になるからです。

私自身にとっても、バイヤーの仕事を通して国内外の尊敬できるビジネスパートナーと出会う機会がたくさんあり、キャリア形成のなかで貴重な経験になっています。

宮田 紘一良 Koichirou Miyata

EIZO株式会社 資材部資材一課

■ 今、生きている商学部での学び

ゼミでは、データマイニングの手法を通して基本的な分析の枠組みを学びました。常に先生が一緒になって考えてくださり、発表を重ねていきました。こうしたサポートを受けてきた過程で叩き込まれた思考のプロセスは、チームを指揮し、部下にアドバイスを行いながら買い付けの仕事を進めるなかで、直接生かされていると思います。

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