概要
関西大学 経済政治研究所
子どもの安全とリスクコミュニケーション班
2010年4月発足
研究テーマ
本研究班は、子どもの安全について研究し、子どもが安全に暮らせる社会を実現するための提言やツールの開発を行って社会貢献することを目的とする。
まず第一に、子どもと安全に関わる問題の中でも、とりわけ「情報」(ケータイ、メディア、個人情報の保護、インターネット)と「メンタルヘルス」という、子どもの安全に関連して注目されている新分野を専門的に研究することを目的とする。
第二に、各分野における専門的研究をベースにして、子どもたちが先生や大人といっしょに活用することのできるリスク・コミュニケーションのツールを開発し提案することを目的とする。具体的には、既存のリスク・コミュニケーションのゲームである「クロスロード」の「情報」版や「メンタルヘルス」版の開発を目指す。
研究員
亀井克之 (社会安全学部・教授)【主幹】
岡田朋之 (総合情報学部・教授)
久保田賢一 (総合情報学部・教授)
高野一彦 (社会安全学部・准教授)
嘱託研究員
奈良由美子 (放送大学・准教授)
尾久裕紀 (白梅学園大学・教授)
活動の記録
第一回 研究会 2010年 6月3日(木) 関西大学 高槻ミューズキャンパス
ゲスト 石井至(石井兄弟社)
参加研究員 亀井克之 高野一彦 奈良由美子
第一回 公開セミナー
13:10~15:00
場 所:高槻ミューズ・キャンパス西館7階 M706教室
司会・導入報告:
亀井 克之(主幹・社会安全学部教授)
「フランスの公園・遊具と子どもの安全」
テーマ:遊具事故を防止するために
~ソーシャル・リスクマネジメントからのアプローチ
報告者:松野 敬子(NPO法人子ども育成支援協会理事、子育てアドバイザー)
第二回 公開セミナー
日 時:平成22年9月19日(日)
13:10~15:00
場 所:高槻ミューズ・キャンパス西館7階 M706教室
テーマ:リスクマネジメントの視点から見た子どもの安全
-「地域社会と危機管理」再考-
13:10~13:30 司会兼問題提起 戸出正夫 (元 白鴎大学)
13:30~14:00 研究報告① 竹本恒雄(富士火災)
14:00~14:30 研究報告② 奈良由美子(放送大学)
産業セミナー
日 時:平成22年12月1日(水) 13:00~16:10
場 所:高槻ミューズ・キャンパス ミューズ・ホール
「子どもとメンタルヘルス」尾久裕紀
(委嘱研究員 白梅学園大学子ども学部教授・精神科医)
「子どもとケータイ」岡田朋之
(研究員 関西大学総合情報学部教授)
Kansai University Economy and Politics Institute, Seminar at Faculty of Safety Science, |
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