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(2015.12.13)片桐ゼミの集いはいかがでしたか?

 

すでに何人もの方から感想をもらっていますが、昨晩の片桐ゼミの集いはいかがでしたか?最初は緊張、でも最後の方は笑顔もたくさん出るようになっていたのではないでしょうか。さあ、集いも終りましたので、この掲示板もこの情報を最後として今週中に閉じます。今後の連絡は、メールで行っていきますので、メールチェックをまめにお願いします。

 

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(2015.11.28)楽しい第1回ゼミでした。

 

 23期生第1回ゼミ(=プレゼミ)はいかがだったでしょうか。16人というのは、関大片桐ゼミでは最少数ですが、少数精鋭でなかなか良さそうなメンバーが集まったように思います。また感想が届くのを楽しみにしています。なお、今日伝えようと思っていて忘れてしまったのですが、私は年賀状が好きなのでぜひ年賀状を送ってください。さすがに、ここに住所を書くわけにはいかないので、書きたいと思ってくれる人は、メールでお問い合わせください。すぐに返事をします。では、感想を楽しみにしています。

 

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(2015.11.19)1次募集の人はみんな連絡をくれました。

 

今日、これまで連絡がなかったNA君がメールで、MRさんが直接挨拶をしてくれて、これで1次募集で決まった方からはすべて何らかの形で連絡が来ました。2次募集で内定した方でもすでに挨拶をしてくれている人もいます。プレゼミまであと9日。全員が一堂に会するのを楽しみにしています。

 

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(2015.11.13)2次募集が締め切られました。

 

2次募集が本日締め切られました。最低受入数2名、最大受入数5名のところに、3名の応募でした。2次募集調整会議で希望を出していた3名ですので、3名とも受け入れようと思います。正式発表は1127日(金)で、翌日がプレゼミになりますので、応募した3名の方は内定が出たものと思って、スケジュールを確認しておいてください。ちなみに、男子1名、女子2名の応募でしたので、これで23期生は男子8名、女子8名というバランスの良いゼミとなります。

 

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(2015.11.13)今日も2人挨拶してくれました。

 

 今日の理論社会学の前に1人、後に1人挨拶してくれました。それ以外に、1人は何度も顔を合わせているのにちゃんと挨拶してくれないので、私の方から指摘して挨拶させました。これで9人は挨拶してくれたことになりますが、あと4人はメールでの挨拶も含めて音沙汰無しです。NA君、MRさん、YNさん、YS君の4人です。きっと、この掲示板も見ていないのでしょうね。この掲示板を見ていないと、プレゼミやゼミの集いの日程もちゃんと確認していないのではないかと心配になります。この掲示板を見ている方で上記4人の知り合いがいたら、連絡してあげてください。

 

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(2015.11.6)だんだん挨拶してくれる人が増えてきました。

 

 昨日の理論社会学の後に、男子2名、女子2名が挨拶に来てくれました。これで挨拶してくれた人はのべ6名です。あと、まだ7名いますね。ぜひ、このページを見たら、挨拶に来てください。カミングアウトしてくれるのを楽しみにしています。

 

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(2015.10.30)2次募集で片桐ゼミ応募を考える人へ

 

 今年は定員割れをしているので、2次募集をします。片桐ゼミの枠は、あと最小2名、最大5名です。たとえ2次募集でも、気持ちを入れ替えて、本気で片桐ゼミに入りたいと思ってしっかり応募書類も書いてくれる人ばかりなら、最大5名を取るつもりが、私にはあります。しかし、いい加減な気持の入っていない書類しか出てこなければ、最小の2名にすることもありえます。2次募集を考える上で、改めてこのHPを読む人は少ないかもしれませんが、すでに23期生に決まった人の友人で、改めて片桐ゼミを考えているという人がいたら、私のこの方針を教えてあげてください。

 

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(2015.10.30)23期生、とりあえず13名正式決定です。

 

 本日、第1次ゼミ分属が発表されました。これで、とりあえず13名の片桐ゼミ23期生が正式決定となりました。男女の内訳は、男子7名、女子6名です。発表は学籍番号だけの表示ですので、どんなメンバーになっているか気になっていると思います。ここに固有名詞を書くことはできませんので、知りたい方はメールでお問い合わせ下さい。(ついでに、今後長いつきあいになる同期のメンバーに、君たちの氏名を伝えることをご承認下さい。)23期生のメンバーを知った人は、ぜひ横の連絡もとり合ってください。

 

 いずれ全員のメールアドレスを登録したメーリング・リストを作りますが、それまでの間は、君たちに伝えたい情報は、ここに書いていきますので、なるべくまめにチェックするようにしてください。(ちなみに、私はLINEは使っていません。)で、まず、お伝えしたい情報は、プレゼミと「第23回片桐ゼミの集い」についてです。初の顔合わせになるプレゼミは1128日(土)午後420分〜550分、B307教室で行います。私はプレゼミではなく、第1回目のゼミと考えていますので、必ず遅刻せずに出席してください。次に、「片桐ゼミの集い」についてです。このHPをしっかりチェックしてくれている人なら、「片桐ゼミの集い」がどんなものかある程度想像がついていると思いますが、まだよく知らないという人もいるかもしれませんので、簡単に説明しておきます。「ゼミの集い」は新ゼミ生歓迎会を兼ねて、「オール片桐ゼミメンバー」が集まる年に1回の大祭のようなものです。3回生ゼミ生が幹事役となり、新ゼミ生である2回生だけでなく、4回生、卒業生も楽しみにやってきます。毎年総勢120人を超える集まりになっています。片桐ゼミの真髄が味わえる貴重な機会です。今年は、1212日(土)午後5時から、経商レストランで開催します。プレゼミ同様、こちらも万障お繰り合わせの上、ぜひご参加下さい。たまに参加は強制ですかという質問をする新ゼミ生がいますが、強制ではありません。しかし、このゼミで楽しく充実した生活を送るためには、出ておいた方が絶対いいと思います。というか、楽しいからぜひいらっしゃい、参加しないともったいないよという感じなのですが。参加回数22回(最多)という人もいますし、初参加から昨年まで21回連続参加という強者もいます。それだけの魅力あるイベントです。お楽しみに。

 

 最後に、ゼミは来年4月から始まると思っている方は、すぐに意識を変えていただきたいと思います。私の中では、ゼミ分属が発表された今日から23期生ゼミは始まっています。君たちもぜひそういう気持ちになってください。で、ゼミ生なら挨拶するのは基本です。大学で私を見かけたら、ぜひ自己紹介を兼ねて挨拶をしてください。「おはよう」があって朝が始まるように、「いただきます」と言って食事を始めるように、最初に「よろしくお願いします」という挨拶は大事です。早く顔を覚えたいと思いますので、1日も早くカミングアウトしてくれるのを楽しみにしています。すでに、先週理論社会学の終了後に男子学生2名が挨拶してくれましたが、他の方も挨拶してもらうのを楽しみにしています。基礎研究で私のクラスだったから、「先生は顔を知っているはず」とか「廊下で会ったときに軽く会釈したからもういいだろう」というのはダメですよ。私は、そういうところをきちんとしたい人間です。適当でいい加減な態度は嫌いです。

 

メールも送っていただいたら、23期生としてHPに掲載させていただきます。すでに、1人掲載されていますが、その後はまったく届いていません。ちなみに、ゼミ応募までは、このHPをよく見たけれど、応募書類を提出して以降はあまり見ていないという人もいるかもしれませんが、それは間違いです。ゼミ生に決まってからは、よりまめにチェックしてもらいたいものです。

 

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(2015.10.19)第1次募集結果

 

 先週金曜日がゼミ応募の締切だったのですが、週末に大学に行けなかったため、本日、ゼミの第1次募集の結果を受けとりました。結果は13名の応募で、片桐ゼミとしては過去最少応募者数でした。最低でも15名は受け入れるというルールでしたので、7年ぶりの定員割れということになりました。ガイダンスもゼミ見学のムードもよかったので、ちょっと意外でしたが、まあこういうこともあるんですね。学生さんたちもいろいろ考えた結果、避けたということなんでしょうね。

 

とりあえず、応募いただいた13名の方は、全員片桐ゼミ所属が決まりました。正式には、1030日の発表を待ってからということになりますが、定員以下の場合は、教員には選択権がないというのが、社会学部のルールですから、実質的には決定です。そういう事情ですから、無理に引き延ばすこともないでしょう。この掲示板をご覧になって以降は、「自分は片桐ゼミ23期生なんだ」という自覚を持って接していただけると嬉しく思います。なお、今年は1518名の範囲で学生たちを受け入れる義務がゼミ担当者にはありますので、おそらく2次募集で、あと25名は増えることになるだろうと思います。全員決まったら、1次、2次に関わりなく、楽しくやっていきましょう。

 

なお、今後のスケジュールですが、1128日(土)午後420分〜550分にプレゼミを、そして1212日(土)午後530分〜「第24回片桐ゼミの集い」を開催しますので、どちらも参加できるように、今のうちからスケジュール調整をしておいてください。それでは、23期生と大学で会うのを楽しみにしています。

 

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(2015.10.4)8年ぶりのゼミガイダンス講評

 

 「日本一の関西大学社会学部社会学専攻のゼミガイダンス好き」を公言したので、昨日のゼミガイダンスの講評を書きたいと思います。実は、2002年から2007年までの6年間は毎年ゼミガイダンス講評を書いていました(昔をなつかしみたい方のために、「ゼミガイダンス講評2002-2007を作ってみました)。だんだんマンネリ化してきた感じがしてやめてしまったのですが、今年は15名の社会学専攻の専任教員が全員そろうという初めての貴重な機会だったので、記念して8年ぶりに講評を復活させてみます。

 

昨日も言いましたが、私はせっかく90分も学生諸君に話を聞いてもらうのだから、楽しい場にしたいという思いが強くあります。誰かがきっかけを作れば乗ってくれるメンバーなので、昨日はみんなが乗りやすい仕掛けを考えていったわけです。それが、先生方の(ゼミの)雰囲気を飲食店に例えるという仕掛けでした。肩書+あいうえお順なので、私は、石元先生、宇城先生に次いで3番目に登場することがわかっていましたので、お二人をまずネタに使いながら、他の先生にも触れるという展開で行けるはずと計算していました。石元先生は普段通りの感じだったのですが、宇城先生が予想外でした。過去2年間、「私はルーズな人間なので、まじめな学生さんに来てほしい」という話をざっくばらんな感じでしていたので、今年もきっと同じパターンで来るだろうと予想していたのですが、今年はなかなかハードなお話で計算が狂いました。でも、急に仕掛けは変えられないので、強引にその後に立った私が、「宇城先生はルーズでって言うと思ってたんですけど……」と無理矢理自分の土俵にあげさせてしまいました。宇城ゼミは、「いい肉は用意しているけど、後は自分たちで勝手に焼いて食べてねという焼肉屋」、「あるいは開店時間になっても店主が現れないワインバー」というイメージだったのですが、昨日の説明を聞いていると、今はそんな感じでもなそうですね。「結構辛いタイ料理店」に変貌しつつあるのかもしれません。

 

 昨日、私が他にあげたのは、「わかりにくい路地の奥にある頑固おやじが営む老舗割烹」(=石元先生)、「庶民的な入口で入りやすいけれど、かなり手の込んだ料理を出す和食店」(=永井先生)、「雨が降っても雪が降っても1年中やっているテンションの高い屋上ビアガーデン」(=古川先生)でした。私の後に喋った先生方が、結構何人か受けてくださり、加納先生が京都に住んでいるので「京料理の店」、保田先生が「考えすぎてあまりおいしくない創作料理店」、雪村先生が「田舎の駅前に新規開店し、これから頑張ろうとしている喫茶店」とそれぞれに考えてくださり、私の仕掛けはうまく行きました。ちなみに、加納先生のお店は、私のイメージでは「京料理の店」より「おふくろの味が並ぶ大皿料理のお店」という印象です。他にその後考えたものを付け加えておけば、熊野先生のお店は「ゲテモノ料理をつまみに出す立ち飲み屋」、酒井先生は「さびれかけているように見えるけれど、ガテン系に妙に人気のスナック」というところでしょうか。一応ガイダンス後の飲み会でご本人にはお伝えしましたので、怒られないとは思いますが、こうやって書くと毒が強すぎる気がしますね。すみません。で、私のお店はというと、「ハンバーグ定食しか出さないファミレスだけど、材料の持ち込みは自由で、その材料の料理の仕方にはアドバイスするお店」というものです。ちょっと自分のところだけ、よく言いすぎでしょうか?まあ、あくまでも私の個人的イメージですから、軽く聞き流して下さい。

 

 まともな講評に戻りましょう。先生方の話を聞きながらいくつか印象に残ったことがあります。まず、永井先生がまち歩きを企画しても学生が1人も来なかったということが今年2回もあったという話が印象に残りました。永井ゼミといえば、「まち歩き」というくらい重視しておられるイベントなのにそこに永井ゼミ生が誰も行かないというのは、やはり今の時代の学生の特徴をよく示しているのかもしれないなと思いました。やらなければいけないと言われたことは、とりあえずやるけれども、プラスアルファでやろうとしたり、自分からこんなことをしましょうと言ってくる学生は、全体的に減ってきているように感じています。たぶん、どの先生も同じでしょうが、私も自分から様々なことに意欲的に取り組む学生に来てほしいと思っています。本当は、みんなやろうと思ったらできるはずなんですけどね。「面倒くさい」とか言わずに、一歩踏み出せばいいだけなのですが。

 

 次いで印象に残ったのが、山本先生のゼミ合宿で飲みすぎた学生が出て一晩で2回も救急車を呼んだという話でした。「そんな盛り上がりは要らない」と山本先生は言っていましたが、後で大門先生が「でも、あれは逆に、山本ゼミは盛り上がれるゼミという印象を与えたんじゃないでしょうか」と言っていて、なるほどそうかもしれないと思いました。山本先生はそれを狙って喋ったわけではないでしょうが、聞いていた学生たちには潜在的逆(?)機能を生み出すかもしれません。あと、保田先生の「ゼミ選びはあまり深く考えずにぱっと見の印象で決めてしまいなさい」という発言が意外でした。昔、古川先生が同じようなことを言ったような記憶がありますが、勢いを大事にする古川先生ならそんな発言もあるかなと思いましたが、保田先生は緻密にものを考える方だと思っていたので非常に意外でした。開店4年目の新規参入の創作料理店はまだどういう客層を狙っていくべきか、つかみきれていないのかもしれないなとちょっと思いました。

 

 私はゼミ選びはしっかり考えた方がいいと思う派です。社会学専攻のゼミはどこも楽しそうで、テーマもかなり自由がききそうで選ぶのが難しいだろうと思います。でも、先生方の個性の違い、考え方の違いによって、それぞれかなろ違う雰囲気のゼミになっていると思います。私のところは「ファミレス」なので、いろいろなお客さんが来ます。でも、「ファミレス」ですから、総じてざわざしていてうるさいです。一人静かに酒を傾けたいなんてタイプだと、やはり居心地が悪いのではないかと思います。また、唯一の売り物の「ハンバーグ定食」を嫌いだという人も困ります。まずは、ちゃんと店主自慢の「ハンバーグ定食」をおいしく食べてもらった後は、他の材料を持ちこんでもらっても構いませんが、最初に出される「ハンバーグ定食」に全く手をつけないというような依怙地な客は要りません。

 

 さてさて、こんなゼミガイダンス講評で、何かが伝わったでしょうか?比喩は説明ではなく、ただの遊びみたいなものですから、さらりと読んでいただければ幸いです。では、とりあえず今週1週間ゼミ見学をしたり、いろいろ情報を集めたりして、大学生活の大事な後半2年間をすごすべきゼミ選びに真剣に取り組んでみてください。そして、ここに行きたいと思ったゼミが見つかったら、その思いの丈を応募書類に記してください。頑張ってください。

 

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(2015.9.24)片桐ゼミ応募を考える方へ

 

【はじめに】

ゼミガイダンスは来週の土曜日ですが、応募要項が配布されたようですので、このホームページを初めて見る2回生もいるでしょうから、今年も2回生向け掲示板を立ち上げます。今年の募集生は、関西大学片桐ゼミの23期生となります。片桐ゼミも歴史を刻んできました。

さて、片桐ゼミの雰囲気は、このHPの「ゼミ紹介」、「ゼミ生の声」、「ゼミ史」などをご覧いただくとよくわかるはずです。また、片桐新自という人間がどのような考え方を持っているかということは、「KSつらつら通信」を読んでいただくとよくわかると思います。社会学観に関しては、「社会学を考える」を読んでみてください。いろいろ読んで、自分に合いそうだと思ったら、応募を考えてみてください。合わなさそうだと思ったら、別のゼミへの応募を考えた方がいいと思います。社会学は一見自由でどのゼミでも好きなことがやれるのだろうと考えているかと思いますが、やはり担当者によって考え方、授業方針はかなり違います。自分に合うゼミを選ばないと、後半2年間の大学生活は充実してきません。しっかり考えてフィットするゼミを選んでください。

 

【社会に通用する人材を作る】

 片桐ゼミのテーマは、履修要項に書いておいたように「社会学的想像力と歴史的想像力――社会学的思考法を身につける――」です。身近な人間関係や現在のことしか考えられない発想力では、社会学はできません。身近な現象を大きな社会の中で位置づけられる「社会学的想像力」と、現在を過去の歴史的営為の結果として位置づけられる「歴史的想像力」を身につけないと、社会学的にものを考えられるようになったとは言えません。そして、こうした社会学的思考法は、社会学研究をするためだけでなく、社会を生きていく上でも大事な思考法だと私は考えています。それゆえ、この社会学的思考法を自在に使えるようになれば、社会で生きていく上での力もつくわけです。私は、常に社会に通用する人間を作るということを意識して、ゼミを行っています。

 

【ゼミのキャッチフレーズ】

 片桐ゼミにはいろいろなキャッチフレーズがあります。募集要項にも書いておいた「学遊究友」(学べ、遊べ、究めよ、友と!)。文化系のゼミであるにも関わらず、先輩、後輩の「タテ」のつながりがあることと、同期のゼミ仲がよいことを表す「タテヨコつながりゼミ」。教師の熱さ(暑苦しさ?)を表す「100m10秒ペースで2年間を走り抜くゼミ」、「社会学で青春するゼミ」、「夕日に向かって走る青春の巨匠が率いるゼミ」。最近は、「社会学を通して社会を見る眼を養い、生き方を学ぶゼミ」、「きちんとした大人になってもらうゼミ」なんていうのも、よく使っています。慣れるまでは厳しいと感じても、慣れてしまうとバランスの取れたメニューで、卒業後もつきあっていける友人が得られるという意味を表す、「最初だけちょっと辛口のハンバーグ定食、デザート付き」なんていうのもあります。

 

【めざせ!片桐ゼミ免許皆伝】

生意気なのは一向に構いませんが、時間を守る、約束を守るといった基本的な礼儀にはうるさいですので、応募される方はきちんと認識しておいて下さい。社会に出たときに(社会に出るための就職活動においても)、こうしたことがちゃんとできているかどうかは評価に大きく影響してきます。また、こうした基本的な礼儀はゼミを気持ちよく過ごすためにも大切です。なんだか口うるさそうな人間に思われてしまいそうですが、ポイントさえはずさなければ、そんなにうるさくも扱いにくくもない人間だと思います。しっかりポイントをつかんでいる卒業生には、今やすっかり遊ばれています。ちなみに、ここまで行くと、「片桐ゼミ免許皆伝」となります。現役時代に、この「片桐新自を(で)遊ぶ」域にまで到達するのは少し難しいかもしれませんが、単純な人間ですので、喜ばせ方や楽しませ方程度なら、3回生のうちにでも会得できるでしょう。

 

【夢は、一生もののつきあい】

こういう話からわかってもらえると思いますが、私とゼミ生、あるいはゼミ生同士のつき合いは、2年間では終わりません。卒業してから泊り旅行に行ったという学年もかなりあります。私の夢は、卒業してからも、ゼミ生同士が連絡を取り合い、あるいは私とも連絡をとり続けてくれて、ゼミで作り上げた関係を一生の宝としてくれることです。もちろん、全員がそうなることは難しいかもしれませんが、少しでも多くの人がそういう宝を得てくれればと思っています。そして、そういう気持ちを持ってくれている卒業生たちは、みんな私の宝なのです。この辺まで読んで、なんか恥ずかしいことをぬけぬけと語る人だなとあきれかえっている人もいるでしょう。でも、いいんです。実際にそんな教師なのですから。こんなに感情をそのまま出してくる人は苦手だと思う人は、このゼミは避けた方がいいと思います。

 

【ゼミの集い】

片桐ゼミのメインイベントは、新ゼミ生の歓迎会を兼ねて12月に行われる「片桐ゼミの集い」で、これには毎年約70名の卒業生が参加し、現役生との交流をはかります。最近は、卒業生、現役生を合わせて120名以上の集まりとなっています。もちろん、体育会系集団ではありませんので、年上だというだけで威張るような先輩はひとりもいません。同じくらいの年齢の仲のよい数人との関係だけに安住したい人にとっては、こんな「タテ」のつながりは別に魅力ではないかもしれませんが、いろいろな人と出会い、話をするのが好きだという人には、楽しいと思います。こういうことを魅力的だと思うような人にぜひ応募してもらいたいと思っています。

 

【ゼミの進め方】

ゼミの具体的な進め方としては、3回生前期には、担当を決めて本を読んでいきます。それとともに、最近のニュースをめぐって熱く議論を交わします。夏休みには自由課題でレポートを書いてもらい、後期はその発表を中心に行っていきます。ニュースをめぐっての議論は後期も続きます。また、これらのルーティンワーク以外に、フィールドワークやゼミ合宿を年に何度か行うことになります。フィールドワークは、歴史的環境(古い町並みや歴史的に意味があり現在も生きている環境)の存在する町に出向きます。それゆえ、そういう所を歩くのが好きだったり、歴史や地理に関心があったりすると、たいへんよいのですが、まあすごく好きではなくても嫌いでなければ大丈夫です。しかし、古い歴史のある町なんか興味はないし、歩きたくもないという人は、扱いかねますので、遠慮していただいた方がいいと思います。

 

【ゼミ見学】

火曜日にB201(B)教室で3回生ゼミを行っています。実は、下のスケジュールを見ていただけばわかるように、片桐ゼミは2コマ連続で行っています。今年は、106日の火曜日を公開ゼミにしたいと思いますので、関心のある方は自由に見学にいらしてください。最初の90分を見学してもらうのがお薦めコースですが、都合で一部しか見学できない人は、このスケジュールに合わせて行動してもらうと助かります。なお、1013日はゼミ合宿のため、見学はできません。

 

1440分〜1450分 連絡事項

1450分〜1530分 ニュース討議

1530分〜1610分 1人目報告(25)+議論(15)(夏期休暇中にまとめたレポートの報告です)

1610分〜1620分 休憩時間

1620分〜1700分 2人目報告(25)+議論(15)(同上)

1700分〜1740分 3人目報告(25)+議論(15)(同上)

 

【応募書類の書き方】

 ちょっと気が早いような気もしますが、ついでですので、「応募者への課題」について補足説明をしておきます。まず(1)〜(3)の課題、すべてについて書いて下さい。どれかひとつを選んで書くという課題ではありませんので、お間違いなく。毎年、「最近読んで印象に残っている本を3冊以上あげてください」という課題の書き方について、「詳しい内容紹介とかもいるのですか?」とか「先生のHPの『本を読もう!』のコーナーのように書くんですか?」という質問を受けるのですが、そんなに書いていたら、他の課題を書くスペースがなくなってしまうと思います。著者名と書名となぜ印象に残ったのかくらいを書いておいてくれると、ちょうどよいと思います。余分の紙を付け加えたり、枠外からはみだしたりしないように、うまくスペース内に納めて下さい。応募者への課題だけでなく、選択理由も含めて、応募書類は自分の思いがしっかり伝わるように情熱を持って書いてください。

 

【おわりに】

さて、ぼちぼち終わりにしましょう。最後に、先にも述べた通り、片桐ゼミは2コマ授業です。でも単位は1コマの通常の授業と同じく1セメスターで2単位です。ゼミは2コマでも構わないという人だけ応募してください。90分以上のゼミは嫌ですという人はご遠慮ください。何か質問等がありましたら、上に掲載しているメールアドレスまで、気軽にご連絡下さい。それでは、しっかり考えて応募してください。今年もまた素晴らしい若者と出会えるのを楽しみにしています。

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