日々雑記


京都国立博物館

2018-9-2

京都国立博物館京都国立博物館「百萬遍知恩寺の名宝」へ。
快慶風の阿弥陀如来像をはじめ神田要信、木村了琢の作品も。でもやっぱり顔輝筆《蝦蟇鉄拐図》。明の《絵入阿弥陀経》の巻末には、永正14年3月5日の「泉堺上(?)庄備中屋」の銘。

午後から講堂にて仏教美術研究上野記念財団「仏師とその工房をめぐる諸問題」の研究発表に参加。国立三館の研究員からの発表。皿井氏(東博)の「平安時代前期の『所』と造像」の発表が興味深かった。
これまで6年としていた事項が11年に修正され、そのことに抵抗する人たちがいるという。
不思議。修正されたお一人は研究室5軒隣の研究者である。
こちらの関心事とは五百~千年の開きがあり、座談会を前に退出、帰宅の途に。

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台風襲来

2018-9-4

朝は晴れ間もあったが、昼過ぎから猛烈な風と雨。
まずTVが映らなくなり、しばらくすると停電。情報源はタブレットとスマホのみ。
ガラス戸が割れんばかりにたわみ外から様々な音が聞こえる。 1時半頃、こわごわ末娘と外を見ていると、目の前で隣宅とのパーテーションパネルが上下とも破れて吹っ飛ぶ。
雨戸がないので厚手のカーテンを閉めて、スマホで情報収集。

夕刻になると風も弱まり、台風通過。
近所のコンビニ周辺や最寄駅周辺は、戦災にあったような状況に驚く。

夜には停電も解消するが、TVは映らず。
どうも大阪南部の被害が甚大。関空橋にもタンカーが衝突したらしい。

災害時に情報手段がスマホ・タブレットではかなり不便。身の回りで何が起こっているのかを知るのにTwitterだけが頼りとは。
台風は早くも石川沖。

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瓦礫除去

2018-9-5

写真は昨日の近所周辺。あら~。

何処からともなくベランダに飛来した様々なモノを片付け、野外に止めてある車の確認。
幸い、横のビニールハウスが壁となって被害はなかったが、周辺の駐車場は、飛来物でフロントガラス等が割れた車が多数。

食料確保のために車を走らせるも、倒木、電柱倒壊で各所で通行止め。信号も消えていたり、強風で90度近く曲がって赤信号と青信号が同時に点滅するという危険な状況。
鉄道もなかなか乏しい状況。TVはマンション一括の某通信会社管理で、繋がらないまま。

お安いからといって、TV・電話・NETで入ってしまうと、こんな時全てが遮断されてしまう。電話とNETが別会社でよかったとつくづく。

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祇園祭山鉾

2018-9-8

京都市伝統工芸館 へ。京都伝統工芸大学校・京都美術工芸大学の付属施設。
1F奥の祇園祭山鉾連合会「祇園祭山鉾 ご神体と装飾品の特別公開」を見学。

南観音山の懸魚、獅子口、鬼板などが展示。これまでじっくり拝見する機会がなかった。 奥には木賊山、太子山、鈴鹿山のご神体と、南観音山の装飾品。
太子山の美豆良を結った聖徳太子は、孝養像によく似ており、右手に斧、左手に衵扇を持つ姿。面相からは室町時代の作か。鈴鹿山、木賊山もそれぞれ表情を違えて興味深い。

祇園祭に山鉾を出す各町と近世京都仏師が集中した地域はおおむね重複する。山鉾のご神体や装飾にも仏師が関係したのではないかとの”見立て”。
当たらずとも遠からず。

その後、大学へ。

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更新休止のお知らせ

2018-9-11
身辺多忙となり、更新もままならない状況が続いております。
長く続けてきましたが、今しばらく更新を休止いたします。
再開の目途はたっておりませんが、何卒ご猶予下さいますようお願いいたします。

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