関西大学 環境都市工学部 都市システム工学科 都市情報システムコース

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得られる資格について

特色

基本的に他のコースと共通で設定されていますが, 本コースでは特に以下の資格を取るのに有利です.
  • 資格取得に配慮したカリキュラムが組まれているもの
    • 情報処理技術者(ソフトウェア開発技術者,テクニカルエンジニア,ネットワークエンジニア など)
  • 指定単位を取得すると資格を取得できるもの
    • 中学校教諭1種普通免許[数学]
      高等学校教諭1種普通免許[数学,情報,工業]

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想定されるモデルケースの例

専門分野と履修科目のつながり
専門分野 推奨される履修科目
【1】 プログラミング,システム開発 ・プログラミング技法→ プログラミング実習→ ソフトウェア工学 
・データベース 
・システム開発実習 
【2】 情報の分析方法,解析手法
(「プログラミング,システム開発」,「データ構造,アルゴリズム」)
・数学解析I, 数学解析II
・数理計画法 
・基礎確率統計解析,応用確率統計解析 
・プロジェクトマネジメント,信頼性工学 
【3】 力学
(「シミュレーション」と関連)
・基礎構造力学→ 基礎構造力学演習
・不静定構造力学,基礎地盤力学,基礎水理学
【4】 数値解析,シミュレーション
(「力学」,「プログラミング,システム開発」,「オペレーティング・システム」と関連)
・数値シミュレーション及び実習 
・シミュレーション工学→ シミュレーション応用実習 
【5】 ネットワーク技術
(「プログラミング,システム開発」,「オペレーティングシステム」)
・ネットワーク設計論→ ネットワーク実習 
・インターネット技術, ネットワーク・セキュリティ, 分散情報システム 
【6】 オペレーティングシステム
(「プログラミング,システム開発」,「シミュレーション」)
・オペレーティング・システム
・マルチメディア
【7】 データ構造,アルゴリズム
(「プログラミング,システム開発」, 「応用数学,解析手法」)
・データ構造とアルゴリズム
・知識情報工学
【8】 業務専門知識 (経営) 経営情報論,簿記原理,商業簿記,会計情報論,生産マネジメント 
(公共) 公共政策,交通工学,地域計画工学 
(環境) 地球防災工学,環境計画学 
(情報システム) 地理情報システム,公共情報システム,防災情報システム 

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就職先について

就職先イメージ

つぎのような,分野・業務での活躍が期待されています.

  • 企業(製造業,金融業など)における専門業務に依存する情報システムの開発・管理者 (推奨履修:【1】【5】【6】【7】)
  • システムエンジニア(業種に限らず情報システムの開発・管理者) (推奨履修:【1】【5】【6】【7】)
  • 企業(製造業,金融業など)やシンクタンクにおける分析技術者,(戦略的意思決定を含む)運用技術者 (推奨履修:【1】【2】【4】【7】【8】)
  • 情報コンサルタント(土木,製造,経営など) (推奨履修:【1】【5】【6】【8】)
  • 情報システムやその装置に関する研究・開発技術者 (推奨履修:【1】【2】【4】【5】【6】【7】)
  • 教師(中学・高校:数学,情報など) (推奨履修:【1】【2】【5】【6】)

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就職先業務について

情報システムコースで想定する就職先は,業務内容に大きく依存します.

同一の企業においても,どのような“情報システムに関する業務” に携わるか, どのような“業界の情報システム” を取り扱うかによって,業務の遂行に有 利となる知識が異なってきます。また,企業によって強い業務の分野がありま す。

(1) (業務一般に対して)情報システムの設計・開発

システムの設計や開発に専門技術やノウハウを持ち,多種業務(金融,製造, 防犯,教育)に渡り,システムの開発や運用を行う。例えば,銀行のオンライ ンシステム,工場の生産管理システム,防犯のネットワークシステム,学校内 外の利用のためのネットワークシステムの開発など。
就職先: 情報シ ステム専門企業, 製造業(情報部門,研究開発部門)

(2) 新しい情報システム技術の研究・開発

新しい情報技術や業務を運用するための理論や方法に関する研究開発。例えば, Web利用によるデータの検索方法の開発,コンピュータの並列処理の高速化の ためのネットワーク構築と演算手法の開発,分散データベースの情報共有シス テムの開発,画像を利用した物体認識や計測手法の開発,GPSと地図情報を利 用するカーナビゲーションシステムの開発,数値シミュレーションを利用する 最適設計法の開発など。
就職先: 情報システム専門企業, 製造業(情報部門,研究開発部門)

(3) 業務の運用を目的として,情報システムの設計・開発および

運用を効率的に行なうためのコア技術や仕組み(理論に基づくアルゴリズムや 方法論)の開発業務の運用新しい情報技術や業務を運用するための理論や方法 に関する研究開発。例えば,地図システム,製造の計画立案・進捗管理と在庫 管理システム,RFIDタグを利用する食品や製品の追跡システム,建設工事・運 用管理システム(建設過程で計画・進捗状況と建設後の運用管理システム),製 品ライフサイクル管理システム(製品や構造物の設計,製造,部品調達,販売, メンテナンス,廃棄・回収までの情報を管理し,効率的に低コストで運用する 手段を指示するためのシステム)の開発など。
就職先: 情報システム専 門企業, 製造業(情報部門), 建設業(情報部門), 運輸・通信業,金融・流通業

(4) 情報システム導入に関するコンサルタント

企業などの依頼を受けて,業務の利益や運用の効率化のために適切な運用案 の提案とその運用案を実現するための情報システムの導入を行う(場合によって は設計も行なう) 。 多くの場合は,現実場の運用と情報システムの両方の知識を持ち合わせる必要 があり,所属する企業や部署によって得意な業界が存在する。 企業で勤めて業務の知識を習得後,独立して起業する人も多い。
就職先: 情報システム専門企業, コンサルタント企業(とくに情報系)

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