大学博物館で立ち話。「最近、“綿枕”がすぐに破けてしまう、扱いが荒いんかな」と私。
「いま、いい(上質な)薄葉紙が高騰で、品薄なんです。」とのこと。
「過日も梱包に使ったけど、プチプチ切れて“紐”が出来なかった」。
文学部で博物館資料を借りたのだが、返却する際に綿枕と薄葉紙があった。そこで薄葉紙をびぃーと裂いて紐を作ろうとしたのだが、出来なかったのである。
周りは「あっ!(借物の「薄葉紙」を)破った」と、目を見開いたが、薄葉紙とは包み紙だけでなく、紐や緩衝材にもなるものである。
本来の「薄葉紙」は和紙である。繊維の筋に沿って裂いてクルクル丸めると紐になる。ところが安物は化学的に作られた洋紙で、洋服やハンドバックなど包装用にしか出来ていない。繊維の筋もないのでプチプチ切れる。
「薄手の和紙、使ったらどうやろ」と。
全国のすべての博物館が和紙を使用すれば単価も安くなるし、伝統工芸の維持にも繋がると思うのだが。
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| 2012.5.11 更新 | ||||||
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関西大学
文学部芸術学美術史専修

