シルクロード

 玉門関 2006-9-7








紀元前94年頃、漢の武帝が玉門関とともに設置した関所。唐代には西域南道の起点として繁栄。 縦横25m、高さが10mの日干し煉瓦で造られた砦で、正方形なので小方盤城とも称される。傍らにはその付属遺構と思われる小隆起も点在。目の前には疏勅河。


 漢代長城 2006-9-7










現存の長城は5、6mの高さ。乾燥地帯のため泥土と藁との版築工法で造られる。泥土の部分は風で浸食され、藁束の層が強調。狼煙台より西は既に長城があった痕跡は失われ低い隆起(長城基底部)が地平線まで伸びる。
狼煙台周囲には狼煙に使う藁束が4×4箇所=16個常備してあり、一部が残存する。


玉門関・漢代長城→河倉城・陽関