[六巻 凱旋帰国]
9/20  シスコを出発。ロスへ向かう。シスコの家からオークランド空港まで予想以上に時間がかかり、予定の飛行機に乗り遅れそうになる。空港の中を猛ダッシュしなんとか間に合う。この日は9/12同様、まっすんの親の会社の事務所に宿泊。

9/21  アメリカ出発、日本へ向かう。飛行機のなかでピンク大暴れ事件発生。

〜ピンク大暴れ事件〜
 機内食というのは美味しくない事で有名だ。俺たちが利用したタイ航空も例外ではない。行きの機内食はそうではなかったが帰りのそれは最悪だった。特に印象深かったのが魚の形をしたゼリーだ。色は鮮やかな黄緑色と赤色の2種類があった。一見美味しそうに見えたが、それは口に入れるまでのささやかな希望的観測に過ぎなかった。その食感は例えて言うなら、魚釣り用のワームを炎天下に2〜3時間さらした後のような感じで、味は皆無であった。あまりのまずさにピンクは「なんじゃこりゃー!!まずっ!ぎゃー!おえ!ぬほーん!」と騒ぎ出し、しまいには発作のように一人でゲラゲラ笑い出した!びっくりしたタカヤが必死に「ピンク!しっかりしろ!しっかりするんだー!ピンク!ピンクー!」と取り押さえていた。それにしてもタイ航空の女性添乗員さん綺麗だったなー・・・。

9/22  日本帰国

〜カマーの西ナイルウィルス騒動〜
帰国して急に熱がでてきた。そのころこの夏アメリカでは西ナイルウィルスが猛威をふるっており、サンフランシスコでは皆蚊に刺されまくっていた。さすがに怖くなり、窓を閉め切ったが、帰国して風邪に似た症状が出て「まさか・・・。」と不安一杯。吹田市民病院に駆け込み、血液検査を受け結果待ちに要した時間は1時間。検査結果の用紙をもって、医者のところにもどると、「多分大丈夫でしょう。」と軽く一言。「はぁ〜!!このヤブ医者が〜。」と思いながら不安のまま家路に。結局薬で熱も下がり一安心。

〜むすび〜
 俺たちはアメリカ旅行を最高に楽しんだ。これでもかっていうくらい楽しんだ。旅行から一年経とうとしている今でも、アメリカでのたくさんの思い出がまるで昨日のことのように思い出される。イッセイ、カマー、シュウ、タカヤ、ピンク、まっすん、レオ、そしてこの旅行記には登場していないが共に暮らした女性陣(ウッディー、サオリ、さかゆ、セイコさん、そんチャン、部長、むっちー、ゆっこ)、あと忘れてならないのが、今回のアメリカ旅行のきっかけを与えて下さった我らがカツこと矢田さん。このみんなで創った思い出は一生忘れることは無い。みんな大学4回生になり、あと卒業を残すのみとなった。就職する人、実家に帰る人などこれからの進む道はそれぞれ違うが、アメリカでともに暮らしたこの思い出だけはいつまでたっても変らることはない。そして、その思い出と同じように5年経っても10年経っても変らずみんなと仲間としてやっていきたい。
最後になりましたが、このうるさくて生意気な15人を文句を言いながらも面倒見てくださった矢田さんにこの場を借りてお礼を言いたいと思います。本当にどうもありがとうございました。これからもこのような素晴らしい体験を大学生にさせてあげられるようにがんばってください。
長くなりましたがこのような粗雑な文章を最後まで読んで頂きどうもありがとうございます。今後も4,5期生とゼミ旅行手記は続くと思いますので、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。
そして今このゼミ手記を読んでいるそこの矢田ゼミ生!そう!お前だよ、お前!休んでるんじゃねー!さっさとコマンド打たんか!こら!パイプはちゃんとついてるか?マスターはしっかりソートされてるか?こんなの読んでる暇があったら分析の一本でも仕上げんかい!ということでおあとがよろしいようで・・・。お粗末。

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