ユニクロはJR東日本・東日本キヨスクと提携し、首都圏の主要な駅構内に
小型店を出店すると発表した。また、香川県高松市に本社があり通信販売カ
タログ「イマージュ」を主体として活動している株式会社シムリーとも提携
している。そして、2001年秋に世界に通じるブランドを目指し英国に出
店すると発表した。ここで、なぜユニクロが駅構内という場所に目を付けた
のかというと、次の点が上げられる。それというのは乗降客が多い駅構内の
店に重点的に販売したい商品を並べ、広告との相乗効果で商品の認知度アッ
プを見込んでいるからである。その上、若年層に比べて手薄な都市部の中高
年層の利用率向上にもつなげる。今夏にも始めるインターネットをつかった
通信販売の代金支払いの場所としても駅の店を活用すると見られる。
http://www.spirits.ne.jp/tenpo/tenpo.htm
ユニクロとライバル社
ユニクロのライバル社には例えばGAP・ベネトンが上げられる。これら3
社の共通点は、カジュアル衣料店でありカジュアルファッションの若年層を
主なターゲットとしている点である。しかし、ユニクロは若年層の他にビジ
ネスマンや親子連れそして年配のカップルなどの年齢層の客をもターゲット
としている点で他社とは異なっている。更に「いいものをより安く提案する」
という低価格路線を打ち出すことで、もはやユニクロの右に出る会社はない
のである。
http://www.sankei.co.jp/advertising/toshin/0006/01newsc_09.html