A「Cafe MUJI」の併設

 

 

  Cafe MUJIとは、無印良品がつくったベーカリーカフェであり、おいしくてヘルシ

 

  ーな料理に出会える、みんなの集いのスペースをコンセプトに、無印良品ならでは

 

  のの提案をしており、Cafe MUJIのメニューは、軽食を中心とし、主に焼きた

 

  てパンを中心に、豆・野菜類といったビタミンやミネラルの豊富な食材を使用した、

 

  オーガニックベーカリーカフェとなっており、健康に優しいメニューを揃えている。

 

  店内は無印良品らしく、ガラス張りの何も飾らないシンプルなデザインで、開放的な

 

  空間となっている。Cafe MUJIは、無印良品の売場に併設されており、売場ともあ

 

  まり区切れがないためか、気軽に入ることが出来、なおかつ落ち着いたシンプルなデ

 

  ザインの店内が好評である。そして、コーヒー・ジュースが250円から、パンが80

 

  からという手頃な価格からか買い物に来たついでの客、その中でも女性客やカップル

 

  に人気があるということである。そして、食事だけでなく、サラダなどの惣菜が100g

 

  単位でテイクアウト出来、その他、量り売りによる豆・シリアル・精米等の食材も販

 

  売されているということである。

 

 

  現在は、京都のプラッツ近鉄・大津のパルコ・福岡のキャナルシティなどの無印良品

 

  の店舗に出店しており、まだ店舗数が少なく、私たち消費者にとってはまだ馴染み薄

 

  いものであるが、徐々に現在ある無印良品の店舗にも、続々とCafe MUJIが併設さ

 

  れ、益々、身近なものになっていくに違いない。

 

 

 

 Bキャンプ場の経営

 

 

  まず、なぜ無印良品がキャンプ場を?妙な組み合わせと思うが、無印良品は自然環境

 

  の中でも新しいライフスタイルを追い求め、都市と田舎の交流の橋渡しをする、しか

 

  も、キャンプ場は新しい無印良品の商品開発の場ともなるということである。無印良

 

  品のキャンプ場は新潟の津南キャンプ場・岐阜の南乗鞍キャンプ場の2ヶ所にあり、

 

  新潟の津南キャンプ場においては、関越道の塩沢石打ICから40Km、上信越道の豊田飯

 

  山ICから50Km、北陸道の上越ICから60Kmと首都圏を始め長野・新潟からも利用しやす

 

  い立地にある。場内の施設にはAC電源、テントの各サイト内にシャワー・水道を設置

 

  せず、その他も、無印良品らしくシンプルな設備をしており、大自然を満喫できるよ

 

  うに心がけている。すなわち、ムダを省き、必要最低限のモノを提供するという無

 

  印良品の考え方が出ていると思う。そして、キャンプ用品のレンタルやショップが充

 

  実しているので、手ぶらで来ても問題が無いというのも便利である。

 

  

    キャンプ場経営は地形さえ良ければ、ホテルなどに比べ投資がかからないということ

 

  から、今後、無印良品キャンプ場は増えるであろう。