関西大学生命倫理研究会

KUBES: Kansai University Bioethics Society

20 10  7 30 更新

 

 

インフォームド・コンセント、脳死・臓器移植、安楽死・尊厳死などの話題をつうじて、

生命倫理学(bioethics)

という分野の名は、だいぶひろまってきました。

関大哲学科では、大学院生、学部学生、OB、教員の有志などがあつまって、
関大生命倫理研究会という勉強会をもよおしています。

参加しているひとのなかには、
じっさいに医療の現場ではたらきながら関大で学んでいる学生もいれば、
マスコミや大学の授業がきっかけでこの分野に関心をもちはじめたばかりの学生もいますし、
また、関連文献を学んでみずから論文を発表している研究者もいます。

発表者の一方的な報告というよりも、さまざまな立場の者があつまって、
 

いろいろ意見を出し合ったり、
いっしょに読んだ本を題材に議論したり
というやり方で進めています。

このうち、連続読書会は、会の性質上、固定したメンバーでおこなっていますが、
研究報告会は、原則として、はじめて参加される方にもひらいております。
これまで行ってきた活動を報告します。

 

  

第17回研究会を、大阪府立大学「生命の哲学」研究会と共催しました

  日時: 2010年7月10日(土) 14:00-17:50

  場所: 関西大学尚文館 502教室 

   (関西大学へのアクセスはこちら 阪急千里線関大前。北千里行の先頭車両に近い側の口でお降りください)

千里山キャンパスのマップはこちら 尚文館は正門入ってすぐの左側の坂を上り、芝生に面して立っている右手の建物です)

  内容: ワークショップ パーソン概念について

パーソン(人格)とは、その権利を尊重されるべき存在をいいます。生命倫理学の議論では、この概念は、インフォームド・コンセントの根拠として、あるいは、人工妊娠中絶の是非や重い障がいをもって生まれた新生児の治療停止の是非などを決める根拠として言及されてきました。今回は、こうした議論の日本への紹介に寄与されたひとりであり、その後も著書『生命学への招待』等のなかでこの概念の批判的検討を続けてきた森岡正博氏の最近の論考と、また、論文「生命の神聖」(『応用倫理学講義1 生命』)等でこの概念の批判的検討を行ってきた品川の最近の論考を素材にして議論をしたいと考えています。

  (1) 品川哲彦「ふくらみのある尊厳のためのノート――Persönlichkeit概念 について」

(『生命・環境倫理における「尊厳」・「価値」・「権利」に関する思想史的・規範的研究IV』、富山大学、2010年3月、1-12頁)

扱う論文は、こちら からダウンロードできます。

  (2) 森岡正博「パーソンとペルソナ――パーソン論再考」

(『人間科学:大阪府立大学紀要5(2009)』、大阪府立大学、2010年2月、91-121頁)

扱う論文は、こちら からダウンロードできます。

           

  参加無料。事前の申込不要。

 

今後の予定

   日程が未定ですが、アウシュヴィッツ博物館のDVDをみる会をする予定です。

 

 

これまでの活動報告

New! 第17回研究会の活動報告をUPしました!

 

発表報告のレジュメ(一部のみ掲載活動報告からたどってください

KUBESからの発信

R.M.ヴィーチ『生命倫理学の基礎』
(メディカ出版、2004年発行)訳出

ケアとケアの倫理について考える(From 大学キャンパス To ナース・ステーション)

(『エマージェンシー・ナーシング』メディカ出版、連載記事、2001年11月〜)

 参加者の論文

リンク集(工事中)

 


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