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教員紹介



笹川慶子

SASAGAWA Keiko

関西大学学術情報データベース

オフィスアワー(法文研究棟2号館309号室)
メールアドレス
09年8月より新メールアドレスへ移行しました
担当科目知へのパスポートTa、学びの扉(分担)、映像文化論基礎研究ab、映像文化論基礎演習、映像文化論演習ほか
主な研究分野アメリカ・日本映画を中心とする映像文化研究
推薦図書
ルイス・ジアネッティ『映画技法のリテラシー』I・II、フィルムアート社(2003)
映画を構成するさまざまな要素とその役割についての基本を学ぶことができる。
ロバート・スクラー『アメリカ映画の文化史』上・下、講談社(1995)
アメリカ映画を文化史的な視点から学ぶことができる。翻訳なので日本語がやや硬い表現なのが欠点。
田中純一郎『日本映画発達史』、中央公論社(1975)
現在読める日本映画の通史のなかで最も詳しい。5巻もの。日本で受容された洋画についての記述もある。
お勧めの映画
最初はやはり、いわゆる「名作」と呼ばれる映画をできるだけ幅広く、たくさん見ておくことをお勧めします。
メッセージ
映画を見て感動したり興奮したりするのが好きな人も、映画を取り巻く文化的・社会的な状況に興味のある人も、大歓迎です。

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菅原慶乃

SUGAWARA Yoshino

関西大学学術情報データベース

オフィスアワー金曜5限(法文研究棟2号館504号室 106号室に引越ました)
メールアドレス
09年8月より新メールアドレスへ移行しました
担当科目知へのパスポートUa、学びの扉(分担)、比較映像文化論ab、映像文化論専門研究a、映像文化論基礎演習、映像文化論演習 ほか
主な研究分野東アジア中華圏の映像文化研究
ホームページhttp://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~sugawara/index.html
推薦図書
『キネマ旬報増刊 中華電影完全データブック』(1239号)
日本で公開された事のある作品はほぼ網羅している。
石子順『中国映画の散歩』、日中出版(1982)
日本でまだ中国映画の人気が無かった時代に、貴重な情報を収集しまとめたもの。
程季華主編 (森川和代編訳)『中国映画史』、平凡社(1987)
今日でも、これ以上に詳細な中国映画史の書籍はまだありません。ただし読むのはかなり大変ですし、見直しも必要です。
佐藤忠男・刈間文俊『上海キネマポート:甦る中国映画』、凱風社(1985)
中国映画史のさわりを早く理解したい人は必見。
ヴァルター・ベンヤミン「複製技術の時代における芸術作品」
行き詰まったときに立ち返るべき原点。複数の訳がありますが、いつでも手元における岩波文庫版がお勧めです(野村修編訳『ボードレール他五編』)。
お勧めの映画(日本語字幕付ソフトが入手可能なものに限定します)
ルー・シャオヤー(陸小雅)『紅い服の少女』(1984)
反抗期の少女の日常を繊細に描きつつ、鋭い批判を展開している作品。この作品が、1980年代の“中国ニューウェーブ”の中でほとんど注目されないのが不思議。
チェン・カイコー(陳凱歌)『さらば、わが愛 覇王別姫』(1993)
中国映画史の中で重要な作品であるばかりか、中国の歴史を勉強するのにも役立ちます。
チェン・ユーシュン(陳玉勲)『熱帯魚』(1995)、『LOVE GO GO』(1997)
台湾映画といえばホウ・シャオシェン(侯孝賢)が有名。ホウ・シャオシェンの映画が“芸術作品”だとしたら、チェン・ユーシュンの作品は単なる“娯楽” の扱いしか受けないでしょう。けれども、チェン・ユーシュンは台湾映画の人情やユーモアの歴史をきちんと継承しています。
ピーター・チャン(陳可辛)『ラヴソング』(1999)
香港映画といえばクンフー映画が有名ですが、実はクラシックな愛情物語にも多くの秀作があります。東アジア中華圏のみならず、世界中の華人が知っているテレサ・テンの名曲「甜密密」を印象的に使った作品です。

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堀 潤之

HORI Junji

関西大学学術情報データベース

オフィスアワー (法文研究棟2号館308号室)
メールアドレス
09年8月より新メールアドレスへ移行しました
担当科目学びの扉(分担)、映像メディア研究ab、映像文化史a、映像文化論専門研究b、映像文化論基礎演習、映像文化論演習ほか
主な研究分野フランスを中心とする映像文化研究
ホームページhttp://www003.upp.so-net.ne.jp/jhori/
推薦図書
中条省平『フランス映画史の誘惑』、集英社新書(2003)
手軽にフランス映画史を概観できる唯一の書物。
蓮實重彦『光をめぐって:映画インタヴュー集』、筑摩書房(1991)
ゴダールからジャームッシュまで、世界の巨匠たちの創作術に迫るインタヴュー集。監督がどういうところにこだわって映画を作っているかがよく分かります。
『映画術:ヒッチコック/トリュフォー』、蓮實重彦・山田宏一訳、晶文社(1990)
ヌーヴェル・ヴァーグの旗手トリュフォーが、サスペンスの巨匠ヒッチコック作品の神髄に迫るインタヴュー。
お勧めの映画
比較的、最近の作品から、老人が圧倒的な存在感を放つ映画を3本挙げる(フランス映画はあえて除外しておく)。映画はかつて若者のものだったが、今や映画の最前線は老人らに占拠されている。若者はそのことに苛立ち、老人の試みを新たな感性で笑い飛ばすことができるだろうか?
クリント・イーストウッド『スペース・カウボーイ』(2000)
老いさらばえた元パイロットが、かつての仲間3人と(もちろん、全員老人)、旧式の宇宙衛星を修理しに宇宙に向かう。痛快な老人力が炸裂。監督は当時まだ70歳の若さだが、現在のアメリカで最も優れた監督であるイーストウッドの最近作は、老いることの悲哀と栄光を痛切に描いており、どれもお勧めできる。
マノエル・ド・オリヴェイラ『家路』(2001)
事故で妻子を亡くした年老いた舞台俳優を演じるミシェル・ピコリがいい感じで老いている。といっても、彼はたったの76歳。驚くべきは、このポルトガル人監督が、現役最長老の93歳(撮影時)であることだ。それでいて、彼が世界に向ける眼差しは実に瑞々しい。ほとんど全作品が傑作である。
イングマール・ベルイマン『Saraband』(日本未公開、2003)
ベルイマンと言うと、一昔前の前衛映画作家というイメージが強いが、80歳を超えた現在でも、TVと舞台演出を中心に、スウェーデンで活躍を続けている。85歳で撮られたこの作品は、父子の恐るべき確執を語っているが、内容以上に、ベルイマン映画の常連俳優エルランド・ヨセフソン(当時70歳)の存在が、実に神々しい。

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門林岳史

KADOBAYASHI Takeshi

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オフィスアワー春学期:金曜2限、秋学期:火曜3限(法文研究棟2号館209号室)
メールアドレス
担当科目知へのパスポート1b、学びの扉(分担)、知のナヴィゲーター、映像文化史b、映像文化論基礎演習、映像文化論演習、ほか
主な研究分野映像メディア研究
ホームページ
推薦図書
 最初のうちはとにかく乱読し、自分の関心を深め、広げることを勧める。あえて一冊あげるとすれば、やはりヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』だろうか。テクノロジーとの関連において映像文化を考えるにあたって最重要のテクストであることは誰もが認めるところ。一度はじっくり時間をかけて精読してほしい。
お勧めの映画
 映画というメディアの性質について考え直すきっかけとなる作品を個人的な記憶のなかから三本挙げる。
フリードリヒ・ヴェルヘルム・ムルナウ『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)
サイレント期の巨匠による表現主義映画のひとつの頂点。光と影が非日常を現出させる。
ヴィム・ヴェンダース『都会のアリス』(1973)
映像メディアの本質をえぐり出すヴェンダースの傑作として『ベルリン 天使の詩』(1987)があるが、初期のロードムーヴィーも素晴らしい。
アッバス・キアロスタミ『桜桃の味』(1997)
イランの巨匠キアロスタミのカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。主人公は始終、車を運転し、助手席に座る人と話続ける。

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