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学びの扉 |
笹川慶子・菅原慶乃・堀 潤之 |
春/秋学期 |
火5 |
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【講義概要】 この科目は、皆さんが2年次に映像文化専修に進んだときに、何をどのように学ぶことができるのか、どのような教員によって指導を受けることができるのかなどを、具体的に理解してもらうための入門講義です。
この講義の柱は2つあります。まず最初に、皆さんには映像の「分析的な見方」の基本的知識を身につけていただきます。私たちは普段、深く考えることなく、 TVや映画やインターネット上などで、身の回りにあふれる映像を受け流しています。しかし、そうした映像はどのように組み立てられ、その構造はどのような 効果をもたらしているのでしょうか? 専門的な言葉で言えば、「映像のリテラシー」を学ぶことによって、映像を批判的に、じっくりと読み解く訓練を行いま す。
もう一つの柱としては、皆さんにとって身近なハリウッド映画だけでなく、リレー講義形式で、東アジア文化圏のうち中国映画(菅原)、およびヨーロッパのう ちフランス映画(堀)の概略をおはなしします。皆さんがおそらく普段、目にする機会の少ない作品を見せながら、それぞれの文化圏の映画の特徴を大まかにと らえ、映画の地域的な広がりを実感してもらいます。
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【講義計画】 初回は、映像文化専修とその所属スタッフ(笹川・菅原・堀)を簡単に紹介するガイダンスを行います。その後のスケジュールは以下のとおりです。 1.映画技法の基本的リテラシー(笹川・4回) アメリカのインディーズ映画を代表する監督のひとりポール・トーマス・アンダーソンの 『 パンチドランク・ラブ 』(2002) を例に、1つの作品の表現を形式的に見る練習をする。同時に、同じ監督のほかの作品を見ながら、この監督の特徴を分析する。 2.中国映画について(菅原・4回) 1980年代、中国・香港・台湾では同時発生的に新しい映画の波が起こり、チャン・イーモウ(張芸謀)やチェン・カイコー(陳凱歌)、ツイ・ハーク(徐克)、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)等が登場した。この東アジアのニュー・ウェーブ映画発生について、さまざまな視点から講じる。 3.フランス映画について(堀・4回) ベルナルド・ベルトルッチ、ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュ等、後続世代の監督たちに甚大な影響を与えたジャン=リュック・ゴダールの長編第一作『勝手にしやがれ』(1959)を見ながら、この作品のどこがどのように革新的だったのか、映画の形式面に注意を払いながら詳しく分析する。なお、作品は授業中に鑑賞するので、事前に見ておく必要はない。 |
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