研修期間:A日程(2002年8月1-17日) 所属:関西大学商学部3回生(長谷川ゼミ)

インターンシップの感想(H)

 テクノセンターに着いた時、この田舎でどんな工場が建てられているかなと、正直思った。テクノセンターは深センの郊外にあると知っていたつもりだが、実際にここに来たら、やはり驚いた。しかしこの疑問は後のテナント訪問によって、すぐ無くなった。

 テナントの企業訪問につれ、だんだんテクノセンターのイメージが変わってきた。どこに行っても快く迎えてくれたし、作業ラインの見学に行ったり、ワーカーの新人研修を受けたりしたうちに、ワーカーとスタッフの笑顔に感動した。楽しく仕事する気持ちはこちらまで伝わってきた。なぜ自分は楽しく勉強できないのだろうと思った。また、新人研修を通してものづくりの大変さを感じた。純粋なこころ持っている人こそ、こんな単純な作業、忙しい日々にたえてきたのだろう。

 中国は世界の生産工場と言われているのを知っていたのは日本に行ったときであった。先進国では、環境保護の意識が普及されているのに対して、中国をはじめアジアの発展途上国では、生活の苦しさにおわれ、環境意識がとても薄い。利益を優先する人は多い。中国に進出する外国企業は、ほとんど工業分野が多いので、中国の将来を考えると、環境保護の問題に目をつけた。

 今回、テクノセンターでのインターンシップ活動の一つはテクノセンターの環境問題の調査であったが。実際な情報があまり把握できなかったことが残念だった。

 テクノセンターテナント中、対照的な2社を見た。A社はゴミの分別してリサイクルするとか、材料を最大限に利用されている。すごくできていて、関心した。A社を見てテクノセンターは環境意識が高いなと思ったが。B社では、製品の関係で材料の4割、ある製品の材料は7割を消耗していることは知って、びっくりした。しかも、リサイクルできないものが多い。廃材は専門の業者に処理してもらっていると聞いたが、実際はどうなっているのかが気になる。環境問題の調査中に、僕らが知りたいことがテクノセンターはまたやっていないと気付いて、課題は早かったなと思った。少しがっかりした。

 今回のインターンシップで、いろんなひとと出会ったことが、嬉しかった。2週間の間、各自が目標を持って、頑張っていた姿を忘れられない。もうすぐテクノセンターを離れるが、新しい人が入ってくるのをみると、2週間前のことを思い出す。もっとこうすればよかったなと思うが、すでに時間が無くなった。これからもここで体験したものを思いながら、行動していきたい。

 ありがとうございました。


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