2002年度・中南米経済論アンケート結果
(1)実施日:2002年4月6日(金曜7限クラス)+4月11日(木曜5限クラス)
(2)実施場所:A311+C301
(3)回収件数:36件+52件
■回答者属性
金曜7限
|
木曜5限
|
||||
部
|
第1部 |
-
|
-
|
43
|
82.7%
|
第2部 |
36
|
100.0%
|
7
|
13.5%
|
|
部不明 |
-
|
-
|
2
|
3.8%
|
|
学年
|
2回生 |
13
|
36.1%
|
11
|
21.2%
|
3回生 |
10
|
27.8%
|
19
|
36.5%
|
|
4回生 |
12
|
33.3%
|
21
|
40.4%
|
|
学年不明 |
1
|
2.8%
|
1
|
1.9%
|
|
学部
|
文学部 |
1
|
2.8%
|
3
|
5.8%
|
経済学部 |
14
|
38.9%
|
-
|
-
|
|
商学部 |
21
|
58.3%
|
48
|
92.3%
|
|
学部不明 |
-
|
-
|
1
|
1.9%
|
|
性別
|
男 |
30
|
83.3%
|
34
|
65.4%
|
女 |
6
|
16.7%
|
18
|
34.6%
|
|
計
|
36
|
100.0%
|
52
|
100.0%
|
■情報入手先
金曜7限クラス
|
部
|
学部
|
学年
|
性別
|
計
|
|||||||||||||||||
第1部
|
第2部
|
文学部
|
経済学部
|
商学部
|
2回生
|
3回生
|
4回生
|
女性
|
男性
|
|||||||||||||
講義要項 |
-
|
31
|
86.1%
|
-
|
-
|
13
|
92.9%
|
18
|
85.7%
|
8
|
61.5%
|
10
|
100.0%
|
10
|
83.3%
|
6
|
100.0%
|
25
|
83.3%
|
31
|
86.1%
|
|
昨年度の受講生 |
2
|
5.6%
|
-
|
-
|
1
|
7.1%
|
1
|
4.8%
|
2
|
15.4%
|
1
|
10.0%
|
1
|
8.3%
|
1
|
16.7%
|
1
|
3.3%
|
2
|
5.6%
|
||
担当教員 |
2
|
5.6%
|
-
|
-
|
-
|
-
|
2
|
9.5%
|
1
|
7.7%
|
1
|
10.0%
|
-
|
-
|
1
|
16.7%
|
1
|
3.3%
|
2
|
5.6%
|
||
その他 |
2
|
5.6%
|
-
|
-
|
-
|
-
|
2
|
9.5%
|
3
|
23.1%
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
2
|
6.7%
|
2
|
5.6%
|
||
36
|
100.0%
|
1
|
100.0%
|
14
|
100.0%
|
21
|
100.0%
|
13
|
100.0%
|
10
|
100.0%
|
12
|
100.0%
|
6
|
100.0%
|
30
|
100.0%
|
36
|
100.0%
|
|||
木曜5限クラス
|
部
|
学部
|
学年
|
性別
|
計
|
|||||||||||||||||
第1部
|
第2部
|
文学部
|
経済学部
|
商学部
|
2回生
|
3回生
|
4回生
|
女性
|
男性
|
|||||||||||||
講義要項 |
20
|
46.5%
|
7
|
100.0%
|
3
|
100.0%
|
-
|
25
|
52.1%
|
9
|
81.8%
|
9
|
47.4%
|
10
|
47.6%
|
10
|
55.6%
|
19
|
55.9%
|
29
|
55.8%
|
|
昨年度の受講生 |
16
|
37.2%
|
-
|
-
|
-
|
-
|
16
|
33.3%
|
2
|
18.2%
|
5
|
26.3%
|
9
|
42.9%
|
5
|
27.8%
|
11
|
32.4%
|
16
|
30.8%
|
||
担当教員 |
6
|
14.0%
|
-
|
-
|
-
|
-
|
6
|
12.5%
|
-
|
-
|
4
|
21.1%
|
2
|
9.5%
|
3
|
16.7%
|
3
|
8.8%
|
6
|
11.5%
|
||
その他 |
1
|
2.3%
|
-
|
-
|
-
|
-
|
1
|
2.1%
|
1
|
9.1%
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
1
|
2.9%
|
1
|
1.9%
|
■履修動機
金曜7限クラス
|
部
|
学部
|
学年
|
性別
|
計
|
|||||||||||||||||
第1部
|
第2部
|
文学部
|
経済学部
|
商学部
|
2回生
|
3回生
|
4回生
|
女性
|
男性
|
|||||||||||||
科目内容に興味があった |
-
|
17
|
47.2%
|
-
|
-
|
7
|
50.0%
|
17
|
81.0%
|
8
|
57.1%
|
2
|
10.0%
|
6
|
-
|
5
|
71.4%
|
12
|
50.0%
|
17
|
54.8%
|
|
授業方法に興味があった |
11
|
30.6%
|
-
|
-
|
5
|
35.7%
|
11
|
52.4%
|
2
|
14.3%
|
6
|
30.0%
|
3
|
27.3%
|
1
|
14.3%
|
10
|
41.7%
|
11
|
35.5%
|
||
単位取得が容易だと思った |
2
|
5.6%
|
-
|
-
|
1
|
7.1%
|
2
|
9.5%
|
1
|
7.1%
|
1
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
2
|
8.3%
|
2
|
6.5%
|
||
カリキュラム上や単位取得上やむなく |
9
|
25.0%
|
1
|
100.0%
|
2
|
14.3%
|
9
|
42.9%
|
3
|
21.4%
|
2
|
10.0%
|
4
|
36.4%
|
1
|
14.3%
|
8
|
33.3%
|
9
|
29.0%
|
||
その他 |
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
||
木曜5限クラス
|
部
|
学部
|
学年
|
性別
|
計
|
|||||||||||||||||
第1部
|
第2部
|
文学部
|
経済学部
|
商学部
|
2回生
|
3回生
|
4回生
|
女性
|
男性
|
|||||||||||||
科目内容に興味があった |
19
|
44.2%
|
4
|
57.1%
|
3
|
100.0%
|
-
|
21
|
43.8%
|
4
|
36.4%
|
10
|
52.6%
|
10
|
47.6%
|
9
|
50.0%
|
15
|
44.1%
|
24
|
46.2%
|
|
授業方法に興味があった |
16
|
37.2%
|
1
|
14.3%
|
-
|
-
|
17
|
35.4%
|
5
|
45.5%
|
5
|
26.3%
|
7
|
33.3%
|
8
|
44.4%
|
9
|
26.5%
|
17
|
32.7%
|
||
単位取得が容易だと思った |
2
|
4.7%
|
2
|
28.6%
|
-
|
-
|
4
|
8.3%
|
2
|
18.2%
|
1
|
5.3%
|
1
|
4.8%
|
-
|
-
|
4
|
11.8%
|
4
|
7.7%
|
||
カリキュラム上や単位取得上やむなく |
5
|
11.6%
|
1
|
14.3%
|
-
|
-
|
6
|
12.5%
|
1
|
9.1%
|
3
|
15.8%
|
2
|
9.5%
|
1
|
5.6%
|
5
|
14.7%
|
6
|
11.5%
|
||
その他 |
3
|
7.0%
|
-
|
-
|
-
|
-
|
3
|
6.3%
|
-
|
-
|
1
|
5.3%
|
2
|
9.5%
|
1
|
5.6%
|
3
|
8.8%
|
4
|
7.7%
|
■提案・要望 (→以下は長谷川によるコメント)
[金曜7限クラス]
●せっかく授業に毎度参加するので是非何かを得たいと考えています。
→同感です。その場にいないと得られないものが得られる授業を目指しています。
●ラテンアメリカについて知りたい。また,中南米の魅力とかも知りたい。
→知れば知るほど好きになるでしょう。1年後にはラテンアメリカ・ファンになっているはずです。
●私たちが日常では,あまり知られていない中南米の社会情勢についてもっと知りたいので,いろいろな質問をしたりディスカッションをしてみんなで考えたい。
→同感です。受講学生がディスカッションなどを通じて考えて発見していくという方向性は大事です。
●授業or講義の原点が知りたい。
→佐藤学『教育の方法』放送大学教育振興会,1999年(放送大学教材11038-1-9911)に詳しい。参照してください。
●先生と学生がより一緒に学べる雰囲気。
→本来授業とはそういうもの。そうした雰囲気は必要ですし,このクラスなら可能です。
●国際経済で講義を受けたのですが,ラテンアメリカについてもう少し学びたい。
→どのようなことを学んだのか気になるところですが,いずれにしろよりよき「学び」をしていきましょう。
●ディスカッション形式の授業ということであるようですが,どの程度のディスカッションなのか(専門知識の有無,経済的思考の有無等)というのがわからないので,討論し易い形式の授業形態にしていただければ幸いです。
→そこが私の腕の見せ所ですが,大丈夫です。うまくディスカッションできるようになります。
●たのしくて,毎回休まずにがんばって行こうと思えるような授業にしたい。
→同感です。「授業にしてください」ではなくて「授業にしたい」というスタンスがすごくいいですね。
●深く授業を進めてほしい。
→何をどのように「深く」でしょうか。もう少し具体的に書いてください。
●見やすい大きな字を書いて欲しい。
→そうしましょう。
●海外(中南米)に行ったことがないので現地学には無知です。グローバル化している今日にも知る必要があると思います。
→「必要があるから」だけでは味気なくありませんか。必要があろうとなかろうと「わかりたいから」「学びたいから」から学ぶことができるようになると楽しいのですが。
●一年間たのしく勉強したいです。
→勉強ではなく「学び」をすれば,自然と楽しくなります。「学び」をして行きましょう。
●中南米に興味がある。その辺の本や新聞,メディアでは知ることのできないことを知りたい。
→そのためには生の現実に触れることです。がんばって取材してください。
●出席重視を希望します。
→出席「だけ」重視ではありませんが,出席を含めて授業への参加度が成績評価のポイントとなりましょう。
●講義がすべて終了した後に,ノートを見返して,講義の内容の流れがわかる板書をお願いします。(単語だけ書く先生が多いので…)
→写しただけで授業の流れと内容がわかる板書はしていません。その理由は,第1に苦手であること,第2にそうした板書は「学び」を「勉強」に変質させる傾向があるからです。あなたたちはコピーマシンのような貧しい存在ではなく,本来豊かな知性と感性,精神と肉体とを合わせ持った人間存在なのです。
●サッカーと経済との関係などが知りたいです。南米のサッカークラブにおける経営システムに興味があります。
→調べてみましょう。
●あまり厳しくするとへこむので優しくしてください。
→なんと答えたらいいのか…。温かい「優しさ」と「厳しさ」をめざしますが…。
註:アンケート回収36枚のうち,提案・要望欄に記入のあった17人分(「特になし」は除外)を掲載。
[木曜5限クラス]
●中南米出身の方のゲストを迎えて意見を聞きたい。
→何についての意見を聞きたいのでしょうか。ゲストを用意することも可能ですが,テーマ設定が必要です。あなたも探してください。
●HPで見て,他の授業では体験できない学習方法ということで,期待と不安が半々ですが,楽しみにしています。
→一緒に授業=「学び場」づくりをしていきましょう。
●中南米のことも知りたい。少しだけでも紹介してください。
→どういうことでしょう。ここは「中南米経済論」なので,中南米(ラテンアメリカ)地域の経済トピックを当然扱うことになりますが。
●受身だけの授業ではなく自分から学ぶ授業をしたい。
→しましょう。授業はもう始まっています。授業づくりはいつからでもどこからでも1人からでもできます。授業中であっても言いたいことがあったら,その時に言ってしまいましょう。不規則発言大歓迎,有言実行大歓迎です。
●積極的な授業
→しましょう。
●現在の中南米経済の状況,特にアルゼンチンなぜ経済崩壊したのか。
→なぜでしょうね。最近のラテンアメリカ経済についての最大のトピックです。
●できるだけわかりやすくお願い致します。
→はい。
●退屈な授業じゃなくて楽しい授業を希望。
→受講学生が「お客」である限り,授業は退屈です。自らの学びの営みを他人任せにする姿勢も問われているのかもしれませんね。
●ラテン・アメリカの楽しい所を紹介して頂きたいです。
→紹介しましょう。あなた自身が発見して他の受講生に紹介できるようになるといいですね。
●中南米の人々の生活に根付いたというか現実の状態を知りたいのでかみくだいた内容のことを勉強したい。
→他人が噛み砕いたものを丸呑みする「勉強」より,ゴツゴツしていて容易に噛み砕けない生の現実と格闘する「学び」をしましょう。
●4回生なので,出席できない時があるので,平常点を補える何かがあれば,提出などをしたいです。
→昨年度までは,レポート提出だけでも単位を認定してきています。ただし,まともな研究レポート(自説が論証され,自説と引用の区別がなされているもの)でなければなりませんので,こうした形で単位を認定したのは毎年数名に過ぎません。
●就活もあるので考慮してほしいです。平常点がある方がうれしい。
→出席以外の平常点は,授業中に小テストをするか,授業中の発言の数や内容を点数化するかといった形で付けることが可能です。しかし,私としてはそうした細々とした点について毎回のように学生を試すことはしたくありません。
●最近の発展や発展途上を教えてほしい。
→どういう意味でしょうか。ラテンアメリカの最近の経済状況や今日にいたる経済発展プロセスということなら,それこそ中南米経済論が中心的に扱うものです。
●楽しく学べる場作り希望。
→同感です。希望します。
●宗教歴史的backも見える授業。ブラジル(ぱっと見)のことが多く見受けられるが,私はMexicoなどSpanish圏に興味がある。
→ならばあなたが是非やってください。
●わかりやすい授業をしてほしい。
→しましょう。あなたもわかりやすい授業をしてください。
●就職活動中なので,可能な限り出席したいと考えておりますが,やむをえず欠席することもあると思いますので,そのときの対処法があれば嬉しく思います。
→対処法はあるでしょう。自分で考えてください。
●とにかく理解しやすいよう授業をすすめてほしいです。
→しましょう。あなたもわかりやすい授業をしてください。
註:アンケート回収52枚のうち,提案・要望欄に記入のあった18人分(「特になし」などは除外)を掲載。
Author:
Shin Hasegawa E-mail: shin@ipcku.kansai-u.ac.jp Last Updated: |