2002年度中南米経済論・木曜5限クラス
「学生による授業評価」アンケート自由記述一覧
(2002年12月5日実施・回収)

※注記:私からすれば事実とは異なる記述や誤解と思われる記述がありますが,少なくともその学生にとってはそれが真実ですから,提出してもらった自由記述を全て掲載します。コメントは必要性の高いものから順次付けていきます。これを出発点として授業内外でさまざまな形で議論がわき起こってほしいと思います。


  1. 【商学部・2回生・女】履修して良かった。心からそう思います。

  2. 【商学部・2回生・男】担任の長谷川は授業中の生徒の発表中に居眠りをしていたり,自分の都合で授業に遅れたのに受講生に八つ当たりして機材を生徒に投げつけたり,グループごとに態度が違ったりと人間的に非常に理解し難い講師だと思った。
  3. 【商学部・2回生・女】初めての学生参画型授業。最初は受講したことを後悔。でも,企画を終えた今受講して良かったと思います。知識はもちろんだがその他にも企画の仕方,調べ方たくさんのことを学べました。本当に意味のある授業でした。

  4. 【商学部・2回生・女】一般的な授業のやり方と全く違うので,最初はとまどったけど,慣れてきたら楽しくなった。こういうやり方,悪くないと思います。

  5. 【商学部・2回生・女】やっと,この授業に慣れてきたところで,もう終わり近くなってしまいました。授業意欲のない私には,しんどかったけど,楽しかったです。

  6. 【商学部・3回生・男】独特の授業形式で不安もあったが,やってみれば充実していて楽しかった。

  7. 【商学部・3回生・男】僕は,この授業は正直言って出るのが恐いです。理由はたくさんあってうまいことは言えないけど,単純に言うと先生に好かれるか嫌われるかというのが大きな理由です。幼稚そうに聞こえるけど大人的に考えてもそう思ってしまうところが絶対にあると思います。まだまだたくさん言いたいことはあるけど今すぐには全部思いつかないです。

  8. 【商学部・3回生・男】学生にこの授業は難しい。基礎がない学生の授業は進行できない。

  9. 【商学部・3回生・男】本当にこれがいい授業スタイルなんでしょうか?

  10. 【商学部・3回生・女】本当にやる人(企画者)によってカラー・内容が全く違うのが面白くもあり,困ったところでもある。高校までやってきた学習があまり役に立たない。それだけ努力をしなければならない授業。逃げてきたり,できなかったことに向き合わなければならないということかな。

  11. 【商学部・3回生・男】この授業のおかげで僕自身学生であるという実感を持つことができた。「学生参画型」「学生の学生による学生のための授業」が存分にでき,自分の納得のいくまで発見と疑問を追求できるところにこの授業の魅力があると思う。この授業に出会えて僕は幸せです。それとともに大学にも生きた授業があったんだと思った。

  12. 【商学部・3回生・男】学生主体の授業は難しいが楽しい。

  13. 【商学部・3回生・男】学生参画型授業という新しい授業形態に大変おもしろみを感じ,様々な学びができたと思う。

  14. 【商学部・3回生・女】楽しいという授業を経験できた。先生がすごくのめりこんでる日と全然な日があって,どうしたらいいの?というのが全体に伝わっていた時は残念だったなぁと思います。

  15. 【文学部・3回生・女】毎回学べました。皆が一生懸命企画しているのでかなりこの授業は楽しみでした。こんな授業初めてでしたがとって良かったです。

  16. 【商学部・4回生・男】成績のつけ方は,前期のうちに決めておくべきものだと思います。また,企画をするにあたり模範的な授業があってもいいと思います。

  17. 【商学部・4回生・男】生徒参画型は良かったと思います。しかし,気に入った人とそうでない人を作るのはやめて欲しいです。人前で主張できる人とそうでない人は絶対なのだから。平等に見て欲しいです。また,4回生はこの就職難で必死に企業めぐりをしなければならないのだから出席できない事もある。それを2回生や3回生と同じ成績評価にするのはおかしい。なぜ救済措置は絶対ないと言われなければならないのか。関大の就職率を下げたいのだろうか。

  18. 【商学部・4回生・男】新しい授業形態は良かったけれど,内容は中途半端だったと思います。あと授業中に先生が寝ているというのは論外だと思います。

  19. 【商学部・4回生・女】4年間の授業の中で,一番印象に残るものとなったと思います。学びとは自分次第!と知った。

  20. 【商学部・4回生・男】聞いている側も授業を行っている側と一体になれて真剣に授業に臨むことができる。

  21. 【商学部・4回生・男】3年次に受講していれば就職活動に役だったと思う。学びと勉強の違いについてわかりました。言葉では表せませんが。ある程度のルールは前もって先生が決めて欲しい。なんでもかんでも生徒にまかせるのは職場放棄です。先生,この授業,長生きさせてくださいね。

  22. 【商学部・4回生・男】学びと勉強についてこだわった授業なんですが,先生とこちら側(学生,俺自身)の学びと勉強についての意識の違いによってかみ合わない。互い自己満足の授業になっているふしがよくみうけられる。みんなで何かをやり遂げることについては気分は悪くないので好きであるが,やはりこの授業に対する各自の温度差(班内の)が見うけられイライラすること多々である。先生のその日の気分次第という時も感じる。

  23. 【商学部・4回生・男】先生に発表のサポートをもう少ししてもらいたかった。

  24. 【商学部・4回生・男】僕はこの授業で学んだことは,中南米の経済だけに留まらなかった。様々な社会性や発言の難しさ,仲間と一つの事に取り組むという事,そしてその末に見つけたものはたくさんの友達が出来た事だった。もちろんそんな盛りだくさんの分,この授業にかかった労力は一般の講義では考えられない並大抵のものではなかったが,トライしたい,もっと向上した,想いをぶつけたいという前向きな気持ちを持っている人にとってはすばらしい授業だと思います。その反面,やる気のない,参加意欲のない人には逆にかなりの苦痛になるかもしれません。そういった意味では,50人という人数の限界は感じました。

  25. 【商学部・4回生・男】企画は難しかったのですが,いい経験になったと思います。

  26. 【商学部・4回生・女】他の授業よりも一風かわった授業で学ぶものがたくさんあった。参加する事は当たり前であるが,他の授業はこれに比べれば“参加”しなくても良い感がある。

  27. 【商学部・4回生・男】この授業は今までと違って学生自ら授業を企画するという意味で斬新でした。とても楽しく授業に臨めました。

  28. 【商学部・4回生・男】この授業は学生参画型という授業形式をとっていました。学生参画型というのは新鮮で良いのですが,学生の企画する授業なんてたいして中身のある授業ではなく毎回企画すればまだある程度良いものができるかもしれませんが企画は班ごとに行われ一年を通して2回しかすることがなくその間にかなりのブランクがあり良い授業などできるわけもなく時間の無駄だと思います。単位が必要でなければこの授業はまず出たいと思わないです。先生にしてもせっかく学生が企画した授業なのに机の上に足をのせて聞いたり,居眠りをしたりと授業をうける態度ではない,企画班からすれば非常に不愉快な態度をとっているときが私が気付いただけで何回かありました。先生からすれば学生のやる授業なんて聞いていても仕方ないとは思いますが最低限のマナーは守って欲しいと思います。今まで授業をうけてきた印象としては勝手に学生に授業をさせてそれに対して批判だけして先生が楽をしているだけにしか私には思えません。成績評価にしてもコロコロと変わるので4回生の立場としてはとても不安です。

  29. 【商学部・4回生・男】今まで経験してきた講義形式の授業ではなく,自ら参加しなければならない授業であったためやりがいがあった。多くの経験から自分を高められたと感じるのでよかった。

  30. 【商学部】レクチャーは難しい。

  31. 【文学部・4回生・男】授業の運営をする難しさを学びました。また,授業を運営するのには大量の情報を要することが分かりました。

  32. 【(未記入)】この授業のよいところは,普通の授業では見れない学生の学び・学ぶ姿勢がみれることと自分自身常に興味のあることを勉強できることです。

  33. 【男】いい授業形態だとは思いますが,参加しきれてない生徒が多いのも気になります。やはり出席=参加でないことを,もっとしっかり意識させるべきではないでしょうか。


[ ホーム | 論文 | 研究室案内 | 授業案内 | 雑文集 | リンク | ライブラリ ]
Author: Shin Hasegawa
E-mail:
Last Updated: .