2003年10月16日

Contribution Work / 個人新聞

国際投資論が毎回全員が参画し,一人ひとりの「学びの場」となるために


■Contribution Work

Q1. Contribution Workの内容はどのようなものですか。

A1. Contribution Workの内容は,収集した情報の提示とその情報に対するコメントです。具体的には新聞記事や雑誌論文,図書などの文献からの引用とコメントで構成されることになります。

Q2. Contribution Workの課題は誰によって・いつ提示されるのですか。

A2. 来週〆切分のContribution Workの課題は,来々週の授業担当班が授業で提示します。

Q3. 授業担当班はどのような課題をContribution Workとして提示すればいいのでしょうか。

A3. 授業を企画するにあたっての重要な資料となり,なおかつ,受講生の予習となる課題を提示してください。Contribution WorkはA4版1枚(裏表両面)に納めないといけませんので,かなり絞った課題を提示する必要があります。例えば「1980年代に東南アジア進出した中小企業の事例と進出理由」「ホンダの中国工場についての2003年4月分の新聞記事」「ブラジルに生産拠点を有する日本企業が抱えている問題は何か」。

Q4. Contribution Workはいつ・誰に提出するのですか。

A4. 前の週にContribution Workの課題を出した班(次の週の授業担当班)に,授業中に提出してください。

Q5. Contribution Workは毎週提出ですか。

A5. 毎週提出が望ましい。成績に反映されます。課題を出した班(授業担当班)のメンバーも提出してください。

Q6. Contribution Workの要件はどうなっていますか。

A6. 以下の通りです。

Q7. 新聞記事などを引用する際の注意事項は何ですか。

A7. 新聞記事や雑誌論文,図書,Webpageなどの文献からの引用がある場合,以下に記す必要最低限の書誌的事項を引用出所として明記してください。

Q8. 「Contribution Workの内容は,収集した情報の提示とその情報に対するコメント」とありますが,具体的には何をどのように書けばいいのですか。

A8. 具体的には,(1)引用した記事からわかること,(2)記事の内容について考えたこと(見解)を書いてください。わかることから考えたことへのプロセスも書いてください。感想(感じたこと)は書いてもかまいませんが,それ自体としては評価の対象にはなりません。

Q9. 授業担当班はContribution Workを受け取ってから何をすればいいのですか。

A9. 以下の3つの作業をしてください。

  1. 興味深いものをピックアップして,自分たちの企画会議と授業で活用します。
  2. 提出者(企画協力者)リスト(氏名+学籍番号)を作成し,クラス新聞(『国際投資論新聞』)に企画協力者 (Contributor)として氏名を掲載します。
  3. 提出されたContribution Workにコメントを署名入りで記入し,企画当日に提出者へ返却します。

Q10. Contribution Workはいつ・誰から返却されるのですか。返却されたら捨てていいですか。

A10. 提出されたContribution Workは次週の授業で当該班(当日の授業担当班)から授業中に返却されます。Contribution Workは学びの内容の記録ですから,大切に保管しておいてください(自分で捨てたくなるようなものは作成しないでください)。成績評価の対象になりますし,学期末に提出してもらう可能性もあります。

表 Contribution Workをめぐる授業担当班と受講生の動き

時期

授業担当班

受講生

2週間前の授業

Contribution Workアナウンス(課題の発表)

Contribution Work(課題)を知る

 

Contribution Workに関する問い合わせ受付

Contribution Workにとりくむ(Contribution Work作成)

1週間前の授業

Contribution Work受理

Contribution Work提出

 

・提出されたContribution Workを活用して企画
・コメントとコメンテーターの署名をつける

(自分のContribution Workが企画に生かされることを祈る)

当日の授業

コメントつきContribution Workの返却

コメントつきContribution Workを受理

■個人新聞

Q1. 個人新聞とは何ですか。

A1. 個人新聞とは,クラスに「新しい風」を吹き込む新聞です。受講生が個人レベルでクラスに伝えたいことを新聞として発行します。内容は国際投資論の内容と方法に関連した記事などで,自分がその記事から何を学び,何を伝えたいかのコメントも必ずつけてください。もちろん,新聞記事などを引用せずに自分の意見を表明する内容でもOKです。

Q2. 自己紹介を新聞にしてもいいのですか。

A2. 問題ありません(歓迎します)。ただし,自分のプライバシーを守れる範囲で作りましょう。

Q3. 個人新聞の要件はどうなっていますか。

A3. 原則としてA4版1枚で作成し,新聞タイトル(○○新聞),発行者名,発行日付号数を掲載してください。上下左右の余白は1.5cm以上とってください。誤字脱字がないように校正をしてから提出・コピーしてください。

Q4. 新聞記事などを引用する際の注意事項は何ですか。

A4. まず第1に,新聞記事や雑誌論文,図書,Webpageなどの文献からの引用がある場合,以下に記す必要最低限の書誌的事項を引用出所として明記してください。新聞記事であれば,新聞名・記事表題・日付・頁数・朝刊or夕刊。雑誌論文であれば,雑誌名・記事表題・著者名・巻号・発行年・頁数。図書であれば,書名・著者名・発行者・発行年・頁数。Webpageであれば,著者名・ページタイトル・アドレス・閲覧年月日
  第2に,十分に信頼にたるもの(示されている事実関係が正しいと判断できるもの)を引用するようにしてください。特にWebpageからの引用は注意が必要ですので,余程のことがない限り,Webpageからの引用は避けてください。

Q5. 個人新聞は毎回発行するのですか。

A5. 毎回発行しても,1回も発行しなくてもかまいません。ただし個人新聞の発行も成績に反映させます。授業日の前日正午(水曜日昼12時)までに研究室に原稿を持参すれば,こちらで印刷します。この期限を過ぎた場合は,自己負担で50部コピーし,授業に持参してください。

Athor: Shin Hasegawa
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