初めてのインタビュー取材
【取材前】
下調べをしておく。 ←効率良くインタビューするため+相手の時間を無駄にしないため。
事前にアポイントメントをとる。できれば質問事項を事前に伝えておく。
取材道具(メモ帳,筆記用具,レコーダ,カメラなど)の準備。
取材時の役割分担を決める。
…取材は複数で行い,役割分担(インタビュアー(メインとサブ),記録,カメラなど)を。
約束の時間の5分前到着(遅刻しない)。
【取材中】
学生らしく,明るく元気よく,ハキハキと。
最初に録音や撮影を行ってよいか尋ねておき,素直に従う。
次に自己紹介と取材目的の説明を行う。
記録担当者は取材開始直後から取材終了後までしっかりメモをとる。
インタビュアーも話の流れをつかみ,すでに聞いた点とまだ聞いていない点をはっきりさせておくためにメモをする。
相手の発言は,相槌をうちながら聴き,大事だと思われる部分はオウム返しして確認する。
より具体的に尋ねる(例示を求める)。
…「もう少し具体的に教えて下さい」「それは例えばどのようなことを指しているのですか」。
できるだけ数値で答えてもらう。
資料やサンプルをもらう。
5W1H(いつ・どこで・だれが・なぜ・なにを・どのような方法で)+結果 (どうなったか)がすべて揃っているかチェックしながら。
知ったかぶりをせず,わからないことは「わからない」とはっきり言い,わかるまで尋ねる。
矢継ぎ早にこちらの質問をぶつけるのではなく,一つ一つの答えの意味を理解しながらインタビューを進める。
すでに文献やインターネットで知られていることについては尋ねない。 →下調べが必要。
約束の時間をオーバーしない。オーバーしそうなときは,はっきりと時間超過して構わないか約束の時間内に尋ねる。
相手の氏名と連絡先を記録しておく(名刺をもらっておく)。 →こちら側の名刺があるとよい。
感謝の言葉を忘れない。
…例「私たちのために貴重なお時間を割いていただきありがとうございました」。
【取材後】
取材直後に,取材メモを誰が読んでもわかるように文章化・清書しておく。
写真の現像・焼き増し。
記録の保管(ファイリング)。
取材先に礼状を出す。
作成者:長谷川伸
作成日:2001年9月2日(第2版)
Author: Shin Hasegawa
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