単位認定について

1. これまでの授業の集大成であるグループレポートを基本に評価する。

1.1. 前期に養ったワープロ操作能力,夏期に作成・提出したレポート,後期に行った文献カードの作成と活用・グループテーマ調査等々,基礎演習で行った作業の集大成がグループレポート。グループレポートには,これまでの結果が反映している。

2. 評価の基本点

2.1. 夏期レポート(2種類)を提出しない者は単位を認定しない(つまり「不可」)。

2.2. グループレポートを提出 -> 60点 (どんなものでも提出すれば「可」)

2.2.1. 60点という評点は,私の基礎演習で課した数多くの要件のうちの最も基本的初歩的なものも満たしてないが,他クラスとのバランスを考慮した結果の単位認定上「可」である。

2.2.2. 引用と自説を明確に区別することはレポート作成の基本中の基本。本に書いてあることを書き写したり,本を読んでの感想を書いたものは,レポートではなく読書感想文に過ぎない。

2.3. 私の基礎演習で課した最も基本的初歩的な要件を満たしているかどうかの判断基準:6点以上(テーマ変更者は5点以上)の文献が(1)引用され,(2)その出所が明記され,(3)自説と引用が明示的に区別されていること。 --> 「グループレポート評価」

2.3.1. これを満たしていれば -> +20点 (60+20=80点 ->「優」)

2.3.2. 文献6点(5点)以上とする根拠

2.3.2.1. 夏期レポートにおける引用文献数の要件は,7ポイント以上(図書1点を3ポイント,学術論文は2ポイント換算)だったので,文献数としては最低でも3点以上(テーマ変更者は,3ポイント以上ただし文献数2点以上)の文献を使うことが条件である。

2.3.2.2. この夏期レポートに,グループテーマ調査を通じて3点の文献からの引用を加える事になるから,個人のレポートとしては6点以上(テーマ変更者は,5点以上)の文献が引用されなければならない。

2.4. 80点からの加点は,グループレポートの内容と形式における完成度に基づいて行います。

2.5. 出席状況,文献カード枚数,毎回のレポート,班日誌,グループ日誌等も参考にします。

3. 「レポートをよりいいものにしたい」と思う者は1月11日までに再提出すること。

3.1. グループ単位でではなく個人で提出すること(グループで取り組んでも良い)。

3.2. よりよいレポートを提出すれば,加点される(「可」が「優」になるチャンスもある)。

 何かわからないこと,困ったことがあったら,オフィスアワーに研究室を訪ねるなどして長谷川に相談すること。オフィスアワー以外でも,電話等で連絡の上,相談に来ること(E-mail: shin@ipcku.kansai-u.ac.jp)。


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