基礎演習(長谷川担当)96.07.01

夏休みのレポート課題

(1) 高等教育研究会(編)『大学を学ぶ』(青木書店,1996年)を読みレポートにまとめる。

(目的)

  1. 大学とはなにか,大学と高校との違い,大学で学ぶ上でのポイントを把握する。
  2. ワープロでレポートを作成し,これまでに修得した操作能力を実際に活用すること。

(概要)

  1. この本を購入すること。
  2. 線を引きながら,考えたことを書き込みながら最後まで読み通すこと(第2章第2節2は読まなくとも良い)。
  3. 考えさせられた文章や疑問に思った文章を全て書き出し,書き出された文章一つ一つに対して,自分のコメントを書き添える。

(要件)

  1. 序,第1章,第2章,第3章,のそれぞれについてコメントを200字以上書くこと。したがってコメントは合計で800字以上必要である。
  2. レポート全体の文書量は,引用文とコメントを含めて,2000字以上であること。
  3. レポートはワープロ(ソフト)で作成し,プリンタで印刷したものとフロッピーディスクの双方を提出すること(手書は不可)。
  4. 用紙様式:A4横書き+フロッピーディスク
  5. 提出期限:9月26日(木)
  6. 提出場所:商学部事務室


(2) 経済・経営に関わりのあるテーマでレポートを作成する。

(目的)

  1. 興味のあるテーマを探し,資料収集やレポート作成を試みる。
  2. ワープロで作成し,これまでに修得した操作能力を実際に活用する。

※なお,このレポートは,グループ編成の判断材料となり,後期におけるグループ研究発表のための基礎的な資料となる。

(概要)

  1. 各自関心のある経済・経営に関わりのあるテーマ(例えば特定の商品,企業,経済現象,産業分野)を探し出す。
  2. そのテーマを扱う複数の文献(新聞記事,雑誌記事,学術論文)を収集し,要約を作成する。
  3. その内容を比較検討(相違点や一致点を発見)する。

※収集過程の記録を作りレポートに添付すること。

(例)図書館1階(レファレンス室)の人文社会系参考図書コーナー(24)で『経済文献季報』を検索->細野昭雄「チリの銅産業と銅政策」(『アジア経済』第27巻,1981年)があることを見つける->検索用端末で『アジア経済』(第27巻)が書庫にあることを確認->1階メインカウンターで利用申込。

(例)図書館2階の開架閲覧室で,金属工学・鉱山工学(560)を探索(ブラジング)->仲田進一『銅のおはなし』(日本規格協会,1985年)を見つける->貸出申込。

(例)図書館1階(レファレンス室)の新聞棚で,『日経産業新聞』を最新のものから目を通す->「川鉄,ブラジル・ツバロン製鉄買い増し」(96年6月24日付)を発見->コピーコーナーでコピー。

(要件)

  1. 収集・要約する文献は7点以上であること。ただし,学術論文は2点に,図書(本)は3点に換算する。
  2. レポート枚数:枚数は問わない。
  3. レポートはワープロ(ソフト)で作成し,プリンタで印刷したものとフロッピーディスクの双方を提出すること(手書は不可)。
  4. 用紙様式:A4横書き+フロッピーディスク
  5. 提出期限:9月26日(木)
  6. 提出場所:商学部事務室



※レポートを書くためのヒント

■テーマ探しはブラウジングから

  1. 開架閲覧室のブラウジング
  2. 最近の関連雑誌や新聞のブラウジング

■商学部生にとっての最適の文献検索ツール

  1. 月刊雑誌記事索引JOINT(収録対象期間:1975-1995) -> レファレンス室レファレンスコーナー前
  2. 経済学文献季報(収録対象期間:1956-) -> レファレンス室人文社会系参考図書コーナー24

 ※適当な文献が見つけだせない場合

 -> ワードマップを作成(関連するキーワードを列挙する)し,関連するキーワードで再検索する。

■カード目録と検索用端末

 順番:カード目録 -> 検索用端末

■図書館職員と教員を活用する


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