変数の操作(変数の計算)
入力している変数について、逆転項目を計算する、あるいはいくつかの項目の合計点として尺度得点を採点するというような作業は、「変換(T)」の「計算(C)」でおこなうことができる。

図1 変数の計算を選択する画面
この変数の計算は、基本的には、定義済みの変数(SPSSデータエディタ)から、新しい変数を目的変数として生成させるためのものである。たとえば、a03の項目は既に逆転して入力されているが、これを元の採点に戻してみることにする。そこで、元へ戻した新しい変数名をa03iとし、4件法であったから、次の図2ように計算式を記述する。
この図の目的変数には、a03iと記入している。数式には、5 − a03 と記入している。他の棒は、カーソルが印刷されただけである。記入は、もちろん半角である。

図2 逆転項目を計算するための採点画面
この計算を実行させる(「OK」を押す)と、新しい変数a03iがSPSSにおいて生成される。データエディタ画面で、横クロールをすると、新しい変数、a03iが追加されたことがわかる。
次に、いくつかの項目得点の合計点を計算してみよう。Rosenbergの尺度では、全体項目得点から自尊感情のレベルを評価する。そこで、同じく「変換(T)」の「計算(C)」で次の図のように記述してみる。
atotalが新しいaバージョンの尺度得点の変数である。なお、 数式で、変数や演算子間の空白はなくてもよい。

図3 尺度得点の計算(10項目の合計点)
この計算を実行させる(「OK」を押す)と、新しい変数atotalが、同様に生成される。この「数式(E)」では、関数(F)などでさまざまな計算の記述も可能であるが、ここでは省略する。