特定データの抽出

 

  男子のデータだけを分析の対象にしたい、あるいは逆に女子のデータだけを取り扱いたい、こともある。このような処理では、ケースの選択をおこなう。「データ(D)」で、「ケースの選択(C)」を指定する。

 


図1 データ(D)のオプション画面

ここでの作業は、データを分割する方法であるので、注意して操作する必要である。特に、ファイルの保存は、慎重におこなわないと、抽出後のデータを元のデータの上に書き込むと、抽出操作で除外されたデータが、消去されるかもしれないからである。

 

 ここでは、女子のデータだけを取り出すことをおこなってみることにする。


図2 「ケースの選択」画面

 この画面では、まず、「IF条件が満たされたケース(C)」を指示している。そして、選択されなかったケースとしては「分析から除外(F)」を指示している。

 次に、「IF条件が満たされたケース(C)」の下の箱形の「IF(I)」をクリックする。すると、次のような画面が現れる。この条件設定の画面で、設定した条件に該当しなかったケースが分析から除外されるわけである。


図3 ケース選択の条件設定画面

「続行」をこの画面で押し、次に「OK」した後のデータエディタ画面を示すと次のようになった。


図4 ケース選択後のデータエディタ画面

この画面は、縦にデータをスクロールし、男子(sex=1)と女子(sex=2)との境目を示したものである。行番号の656667のケースは、男子であるので、分析から除外された印としてケース番号に斜線が入っている。このケースの選択をおこなった後の分析は、女子のデータだけを対象としたものとなる。

 この状態でデータを保存しても、男子データが削除されることはないが、図19のケースの選択で、「削除(L)」を指示した場合には、保存するファイル名を別なものとしなければならない。データを保存する場合には、作業内容を思い出して、「データの上書き保存(S)」か「名前を付けて保存(A)」か、慎重に判断する必要がある。