0. 導 入
SPSS8.0.Jを心理学でのデータ解析で使用するためのポイントを解説します。左側のフレームに、目次があります。実際にSPSSを起動しながら、各ポイントを確認してみてください。下に目次に対応させてデータ解析の基本的な注意事項などを書きました。
この解説は、「心理学実験実習U(課題実習)」や「卒業研究」の指導と「心理測定法」の授業のために作成しています。これから、順次、各種のデータ解析手法を追加していく予定です。追加して欲しいものがあれば、e-mailで連絡してください。
各解析手法の概要
フレームの使い方
各解析手法の概要
- 現時点では、例題1データと例題2データとを使用しながら、解説をおこないます。各例題データ構造を確認してください。そして、データを各自のプロッピーに保存してください。
- SPSSで解析可能なデータへ持ち込むには、いくつかの方法があります。SPSSで直接入力する方法、Excelなどの表計算ソフトで入力する方法、テキストエディタで入力する方法など、皆さんのコンピュータ環境に合わせて決定してください。ミスをおかさずに入力作業を終えることは、データ数が多くなれば、難しいことと思ってください。被験者に感謝しながら、入力データにミスがないかどうか、分析を開始する前に必ずチェックしてください。欠損値が多いデータは分析から除外します。SPSSでは、欠損データを除外した分析をおこなってくれます。質問票の一部にしか欠損がなければ、入力してもかまいません。ただし、その場合には、分析後に表示されるNの数に注意してください。なお、欠損値へ適切な推定値を挿入する方法もありますが、ここではふれません。
- SPSSでのデータ入力の解説
- データの基本的性質を確認する作業が、単純統計量(平均・標準偏差、あるいは単純度数表)の計算です。
- クロス集計
- 項目得点合計得点:この例題データは、項目の採点方向の逆転処理を済ませています。一般論として、あらかじめこのような逆転処理ができるのは、既存の尺度を使用した場合でしょう。分析対象の変数群の構造を探索的因子分析で解明しようとする段階では、項目の逆転処理をおこなうと解釈において混乱を引き起こすことがあります。逆転処理は、項目段階での処理が終了し、尺度を構成段階でおこなった方がよいと思います。尺度採点の手順を記述する時におこなってください。
- 特定データ集団の抽出:男子だけのデータを処理したい、あるいは女子だけを、という場合には、SPSSでは、注意が必要です。
- 探索的因子分析
- 信頼性の推定
- 2要因の分散分析(GLM)
- 変数間の相関係数
- t検定(未入力)
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