清 水 和 秋   経 歴
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  • 経歴の概略

    石川県羽咋(はくい)市出身。能登半島の小さな市です。 自宅から見える日本海へ沈む太陽、本当にきれいです。 ギャングエイジ時代、夏は、渚のドライブウェイ(千里(ちり)浜)で遊び、 冬は、スキーを楽しみました。田舎を思い出して一句「初物の 西瓜に思う 千里の浜」

    1970年、羽咋高校を卒業後、関西大学社会学部へ。 大阪へきて驚いたこと:何でも数が多いこと(映画館、人、本、などなど)、 そして学園紛争とその後遺症。
    学部では3年次からの演習の選択で、辻岡美延先生の「心理測定法」 と高橋雅春先生の「臨床心理学」とのいずれにするかで迷いました。 フロイトもフロムも読んでみました。2年次の科目で辻岡先生の教えておられた 「推測統計学」の授業にそして「心理テスト」をつくる理論に惹かれて、 現在に続く道に入ったわけです。高橋先生の言葉によれば「臨床心理学には、 scienceとartの2つのバランスが必要」とのことです。中学での科学クラブが、 僕にscience志向を埋め込んだのでしょうか。中学の顧問の中村先生に感謝。

    因子分析との出逢いは、もちろん辻岡先生の「心理測定法」でした。 何も見ずに数式を黒板で展開される先生の姿に感動したものです。 実際の計算は、石川 啓先生の「実験・実習(2週間に1つのレポート提出: 3年次配当)」の最後の課題でおこないました。7種類ほどの解析方法を 説明されました。この最後の方法が因子分析でした。変数の数は確か7個。 Guilfordの「精神測定法」を見ながら、セントロイド法を手で計算したのです。
    コンピュータとの出逢いは、学部卒業の直前。この時代、学部生は使えなかった のですが、ある先輩のidを借用して、Fortranのプログラムにトライしたのです。 卒業式は、電子計算機室(情報処理センタ-の前身)から行ったように思います。 大学院では、式の展開とプログラムミングの日々でした。
    尺度を構成するための道具としての因子分析そして複雑な現象を簡潔に 記述する方法論としての因子分析、さらに心理的な機能を集団間で比較 する方法論としての因子分析、辻岡先生からは多くのことを学びました。 この楽しい道を教えていただいたことに感謝。大学院の仲間たちにも。

    博士課程後期課程の2年目に、金沢女子短大情報処理学科の非常勤の話が 舞い込みました。2年間は、大阪と金沢とを雷鳥で往復しました。 博士課程の3年を終えてから、1年間は、羽咋から金沢へ車で通勤しました。 走行距離2万キロ。兼六園の横にあった短大もその後移転。楽しい日々とよい 経験でした。同僚の皆さんと学生たちに感謝。

    関大社会学部勤務は、1980年から。「職業指導」と「コンピュータ実習(COBOL)」を担当。 1985年、関西大学の在外学術研究員として、Pennsylvania State University (Penn State)へ。John Nesselroadeに受け入れてもらう。自由な研究時間を、 LISRELとCDSのデータで満喫。Fred Vondracekとの楽しい共同研究。 John Nesselroadeの下での研究会。そこでのPhil WoodやAlex von Eyeとの討論。 大学院の授業も聴講。研究に没頭する日々でした。楽しい想い出もたくさんつく りました。彼らとのパーティ。Washington, Boston,New York, Chicagoを妻と旅しました。 必ず行ったのは美術館。1986年の帰国直前、Chicago美術館の印象派のコーナーが建物修理で閉鎖。 1987年、国際行動発達学会のためJohn Nesseroade来日。夕食を妻と3人で。 1988年、ルノアールの"On the terrace"を見ること、そして共同研究を仕上げるために再度訪米。 どうしたわけか、Penn Stateの秘書たちが、日本には美味な牛肉があるとJohnから聞いた、 教えろと騒ぐ。1990年、Fred夫妻、国際応用心理学会のため来日。共同で発表。 京都の観光巡りの途中でKathieが体調不良となる。1992年、関西大学招聘研究員として Fred再来日。2ヶ月半、滞在(Kathieは、筋ジストロフィー発病で来日できず)。共同研究の 第2ラウンドをおこなう。1996年、再々訪米。Fred夫妻とQuebec(Canada)での 国際行動発達学会へ、彼の車で二日かけていく。

    辻岡先生の退職記念として、1995年、2つの学会大会を関大で開催。 行動計量学会と進路指導学会。貴重な出逢いがあった。次の年の3月、 辻岡先生、関大を定年退職される。1997年から講義科目としては「心理測定法」を担当。

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    経歴リスト(しみず かずあき)

    昭和26年(1951) 石川県羽咋市出身

    学歴

    昭和45年(1970)3月31日 石川県立羽咋高等学校  卒業

    昭和45年(1970)4月 1日 関西大学社会学部社会学科 入学

    昭和54年(1979)3月31日 関西大学大学院博士課程後期課程
                 社会学研究科産業社会学専攻 単位修得 退学

    職歴

    昭和52年(1977)4月1日 金沢女子短期大学情報処理学科非常勤講師 (55年3月まで)

    昭和55年(1980)4月1日 関西大学社会学部 専任講師

    昭和58年(1983)4月1日 関西大学社会学部 助教授 

    平成2年(1990)4月1日 関西大学社会学部 教授

    科目担当

    昭和55年(1980) 職業指導(平成8年まで)他に心理学(教養)、コンピュータ関係科目など

    平成9年(1997) 心理測定法、心理学基礎研究、演習、卒業研究、2部演習、大学院前期課程行動計量学実習(担当開始)

    平成10年(1998) 心理測定法(火3)、心理学基礎研究(木1)、演習(火2)、卒業研究(月4)、心理学実験実習T(前期)U(後期)(木4・5)、2部専門演習(月2部2)、行動計量学実習(大学院前期課程)(火4・5)

    平成11年(1999)前期 心理測定法(火3・木2)、演習(火2・木3)、卒業研究(火3・4)、心理学実験実習T(基礎実習)(木4・5)、行動計量学実習(大学院前期課程)(水1・2、金1・2)

    平成11年(1999)後期 国内研修

    平成12年(2000)  心理学演習、心理測定法、、卒業研究、心理学実験実習T(前期)U(後期)(木4・5)、行動計量学実習(大学院前期課程)、総合コース知の方舟(前期:1部、水5、金5、2部、水7)

    平成13年(2001) 心理学演習(月2)、心理測定法(月3)、職業指導の技術(月5)、卒業研究(木2)、心理学実験実習T(前期)U(後期)(木4・5)、行動計量学実習(大学院前期課程)(火4・5)、総合コース知の方舟(前期:1部、水5、金5)

    平成14年(2002) 心理学演習(月2)、心理測定法(月3)、職業指導の技術(月5)、卒業研究(木2)、心理学実験実習T(前期)U(後期)(木4・5)、行動計量学講義(大学院前期課程、担当開始)(金2)、行動計量学実習(大学院前期課程)(金3・4)

    所属学会

    日本心理学会、日本教育心理学会、日本行動計量学会、日本進路指導学会、
    日本カウンセリング学会、日本社会心理学会、関西心理学会

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