Think Like Walking

自己形成の大部分を読書を通じて行なってきた僕のような人間にとって、今の日本の大学生の大半が読書習慣を喪失してしまっている現実は、きわめて遺憾です。学生の向学心や好奇心の衰退は、日本の大学の、強いては日本社会全体の危機につながっている気がしてなりません。たしかに、本を読む読まないは個人の自由なのかもしれませんが、読書の素晴らしさを心底知っている身としては、「読まない自由もありますね」ではなく「やっぱり読まないのはもったいないですよ」というおせっかいな返答をしたくなってしまいます。読書の素晴らしさを伝えたくて、「乱読ノート」というコーナーをこのHPに作っていますが、その姉妹ページとして、ゼミ生による書評をここに集めてみました。随時新たな書評を追加していきます。書評対象としては、単なる娯楽本ではなく、読み手に多少なりとも「考える」ことを要求するような人文社会系の書物をとりあげています。「読むこと」「考えること」が「歩くこと」と同じような日常的行為として関大経済学部生の間に根づいてくれることを、願ってやみません。
【11期生】 NEW!
ティナ・シーリグ『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講義』 by 大江肇
和田秀樹『大人のケンカ必勝法 論争・心理戦に絶対負けないテクニック』 by 木村隼也
齋藤孝『スラムダンクな友情論』 by 酒井美穂
辻信一『スロー快楽主義宣言!』 by 高篠慎之介
速水敏彦『他人を見下す若者たち』 by 田中歩
野矢茂樹(文)・植田歩(絵)『はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内』 by 中澤沙歩
ちきりん『自分のアタマで考えよう 「知識」にだまされない「思考」の技術』 by 中田智大
藤原和博『味方をふやす技術』 by 野口太誠
勝見明『セブン-イレブンの「16歳からの経営学」』 by 宮崎智弘
山田ズーニー『あなたの話はなぜ「通じない」のか』 by 村尾宥佳
和田秀樹『なぜ若者はトイレで「ひとりランチ」をするのか』 by 山岡由季
尾崎弘之『出世力 なぜあなたの「頑張り」が認められないのか』 by 湯口修
甲斐荘正晃『女子高生ちえの社長日記 これがカイシャ!?』 by 吉岡由樹
【10期生】
高橋克典『ブランドビジネス』 by 境家理沙
榎本博明『記憶はウソをつく』 by 柴田鈴菜
浜田寿美男『自白の心理学』 by 高崎ちひろ
安斎育郎『だます心だまされる心』 by 高山恵郷
多田文明『キャッチセールス潜入ルポ ついていったらこうなった』 by 田所由衣
畑村洋太郎『回復力』 by 中皐月
布施克彦『負け組が勝つ時代』 by 松野雄仁
伊野上裕伸『人間はウソをつく動物である』 by 山本真実
村上宣寛『心理テストはウソでした』 by 横田達
奥村宏『判断力』 by 横山真也

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