【e-museum】2002

大阪・新旧テーマパーク
〜USJと新世界〜
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●はじめに(動機とユニークな点) 2001年に二つのテーマパークがオープンした。Universal Studios Japan (USJ)と東京ディズニーシーである。今、このテーマパークという場所は、関西ウォーカーや関西一週間には“必ず”と言っていいほど毎回とりあげられ、注目されている場所である。私たちは、このテーマパークの話題性に、また、USJのゲスト(来園者)とクルー(従業員)という両者の立場からパークを見ることに興味を持ち、研究対象をテーマパークに決定した。さらに私たちはここから、自分たちの住む“大阪”という地に的を絞ることにした。それは千葉のTDRと大阪のUSJというような現存するテーマパークだけを研究するのではなく、同じ大阪に存在した新旧のテーマパークがそれぞれ当時の人々に何を求められていたかを知りたいと思ったからである。すると、そこで私たちはもう一つのテーマパークに出会った。今から約90年前、新世界に開園したルナパークである。私たちは、90年も前に、しかも新世界という場所にテーマパークがあったことに単純に驚いた。今、私たちの持つ新世界のイメージからは想像がつかなかったのだ。ルナパークはいったい何をテーマとし、どんな場所だったのか?当時の人々はそこに何を見たのか?知りたいと思うことがたくさん出てきた。そして大阪のシンボル、通天閣がある“新世界”という場所自体についても興味を持った。このe-museumでは、大阪にあるテーマパーク、「USJ」と「ルナパーク」、そして「新世界」について展示する。 |
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●具体的な研究対象、研究範囲 「Universal Studios Japan」「ルナパーク」「新世界」 が主な研究対象である。その中でも、テーマパークには絶対に欠かすことのできない“テーマ”、それから、新世界においてもきっと存在しているであろう“街のテーマ”が、まず始めの研究対象となる。さらに、それぞれの特徴や関連性、テーマパークに求められているもの、歴史的な部分では、新世界の変遷やイメージの移り変わりなどを調べたい。e-museumの研究対象で、今行くことができるUSJと新世界には、もちろん実際にその場に行き、生の情報を手に入れ、自分たちがその場から直に感じたことを生かしていきたいと思う。USJについては、パークに向かうゲストとパーク内で実際に働くクルーのそれぞれに聞いたUSJに対する声を出来るだけ多く集めて、それらを研究の資料として参考にしたい。このe-museumで土台となるのは、“大阪のテーマパーク”である。 |
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●明らかにしたいこと 私たちがこのe-museumで一番明らかにしたいと思っていることは、USJについてもルナパークについても「人は何を求めてそのテーマパークに足を運ぶのか?」ということである。そのためにUSJとルナパーク(新世界)のテーマをまずはっきりさせたい。そして、その後e-museumを通して出会った 新世界“ルナパーク”については、未知であるテーマパークのその内容を、更に新世界という地についても、歴史的にどのような変遷を遂げてきたのか?ということを見てみたい。USJにおいては、ゲストとクルーの両方の視点からパークを見、そのUSJ観にどのような違いがあるのかを探りたい。具体的には、両者のUSJに対する目的や期待するものに違いはあるのか?あるとすれば、そのズレは何なのか?また、パーク内での人の動きなど、クルーの立場から見たこと、感じたことを色々な角度から考えてみたい。そして、できるだけ多くの情報をゲストとクルーから集め、これらの疑問に形のある答を出したい。最後に、この最も古いテーマパークと新しくできたテーマパークには、大阪ということ以外に共通することはないか??時代や社会的背景を調べ、テーマパークに必要とされるものなども明らかにしたい。 |