関西大学 孝忠研究室

政策創造学部長時代のメッセージ03着実に培われつつある「実戦的政策立案」力

Research Life of Professor Dr. N. Kochu

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政策創造学部長時代のメッセージ03着実に培われつつある「実戦的政策立案」力



政策創造学部の第1期生を迎え、半年が経過しました。また、第2期生となる2008年度入学生を決める各種特別入試(AO入試、SF入試など)も始まっています。来年4月には今年の約2倍の学生で政策創造学部の教育・研究の2年目がスタートすることになるわけです。今、活躍している学生諸君が2倍になることを想像し、「実践的政策立案」力の養成がさらに大きく具体的に進展する日々の教育・研究活動が目に浮かぶこの頃です。一人ひとりが毎日講義を受け、演習に参加して「学生」へと大きな変化を遂げつつあることは、学びの中心である第1学舎5号館ですれ違う学生諸君の雰囲気から、あるいは講義での反応、「専門導入ゼミ」でのプレゼンテーションを聞いていると実感することができます。当初は、「幼い」(稚拙ともいえる)口頭発表、文章表現だったものが、「それなりに」国内外の政治・社会問題などをレジュメにまとめ、発表できるようになっていく姿を確認できるのは、教員としての無上の喜びとなります(もちろん、うまくいかないこともあるのですが)。また、「専門導入ゼミ」の段階で、すでにフィールドワークを試みるゼミも出てきています。私のゼミでも、グループごとに吹田市役所や茨木市役所などに「まちづくり」政策の特色を調べに学生諸君が積極的に出かけています。 入学したときと「顔つき」の変わってきた、すなわち、かなりの諸君が「学生」となりつつあるな、と実感できるこの頃です。今年の関西大学学園祭は11月1日~4日まで千里山キャンパスで盛大におこなわれました。この学園祭成功の重要な一翼を担ったのが、政策創造学部祭典実行委員会です。関西大学では、恒常的な学生の自治組織がないため、学生大会を開催して学生の意思を集約しうるのは「祭り」をやろう!! という機会しかないのです。彼ら/彼女らは、他学部と違って1回生だけで構成され、「先輩」からの指導助言を受けることもできない状態からのスタートでした。が、政策創造学部生の代表組織として、他学部の祭典実行委員会と対等・平等な関係を築きあげ、みごとな組織力を発揮していました。ファカルティー・カラーのそろいのジャンパーもひときわ元気よさを引き立てていました。願わくば、祭りだけではなく、自主的な研究、ゼミナール大会、ディベイト大会などを学生が自主的に「組織」(創り出して)いこうとする独創的で継続的な動きにつながればと秘かに想っているこの頃です。プロフェショナル英語履修者の中から51人もの諸君が「海外英語研修(アデレード大学)」を受講したことは、このホームページで紹介しているとおりです。これを、さらに発展させ、学生諸君の力を大きく伸ばしていくことが私たちに課せられた課題だと思います。すなわち、単なる「語学」ではなく、一人ひとりが関心をもつ専門的知識、専門領域の学習を英語などの「外国語」でもおこない、深める機会をつくっていくことです。そのための海外研修の企画も考えています。また、ゼミナールなどを外国語(とりあえずは英語)でおこなうクラスも設けなければならないでしょう。…と、どんどん構想が具体化し、かなり「年寄り」になってきたのでしょうか。気の早いことに、海外で活躍する卒業生の姿をあれこれ想像する今日この頃です。

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