関西大学 孝忠研究室政策創造学部長時代のメッセージ04 「夢を実現するための第一歩に(2008.5)」Research Life of Professor Dr. N. Kochu |
||||
|
||||
|
政策創造学部長時代のメッセージ04夢を実現するための第一歩に政策を創造することを学ぶということは、未来を創造する力を培うことです。未来をたえず志向し、未来を創造する力を培う、というととても難しいことのように感じる人も多いでしょう。でも、一人ひとりの「夢」を確実に育み、そだてることと言い換えることもできます。 第一生命保険相互会社が毎年おこなっている「大人になったらなりたいもの」調査を知っている人も多いかと思います。全国の保育園・幼稚園児および小学校1~6年生を対象にした、大人になったらなりたいものアンケートです。男の子のトップ3は、ここ数年変わりません。野球選手、サッカー選手がトップを争うことはたいていの人の想像通りかと思います。しかし、子どものころの「夢」を思い出してみてください。このアンケートで常に第3位をキープしているのは「博士・学者」なのです(付言すれば、この夢は「女の子」にも共通すべきだと思うのですが)。 もちろん、現実の博士や研究者ではなく、アニメやドラマ、ポケットモンスターやムシキングなどの「○○博士」に、子どもたちは自分の「夢」を託しているのかもしれません。このような話を書くと、「誰もが博士になるわけではない」、「だれもがそんなに勉強しなくても」という声が聞こえてきそうです。しかし、「博士になりたい」という多くの子どもの「なりたいという夢」の意味をもう少し考えてみましょう。思いつくままに挙げてみます。 ①いろいろなことに絶えず興味を持ちつづける、 ②他の人とはチョッと違った視点でものごとを考えてみようとする、 ③みんなが悩んでいる問題の解決への糸口を提示できる、 ④みんなの話をよく聞き、ありふれた手がかりを意外な手法で生かすことができる、 そして⑤独特のキャラクターと風貌を備えている、…などでしょうか(最後の⑤は今回の話とは直接関係ないかもしれませんね)。 このように挙げていくと、かかる力と個性をもつ人々は、現在と将来の日本、そして世界が広く求める人材なのではないでしょうか。グローバル化した社会にあっては、世界中のいたるところ、いたる地域で解決を迫られている問題、抱えている多様な課題にはそれぞれの個性と特性があると同時に共通性もあります。それらを、子どもたちが思い浮かべる○○博士のように「鮮やかに読み解くことができる」、このような人材を育成する使命をもって教育・研究をおこなっているのが関西大学政策創造学部なのです。もちろん、「○○博士」のようなになるためには、不断の努力、根気と、自ら学び続けようとする意思が不可欠です。政策創造学部は、そのためのシステム、カリキュラムを用意しています(詳しくは、このホーム・ページをご覧ください)。 子どものときの夢を実現し、地球市民として世界に翔こうとするみなさんに政策創造学部への道は今年も大きく開かれています。
|
|||