関西大学 孝忠研究室

知LAW人

Research Life of Professor Dr. N. Kochu

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「知LAW人(第Ⅱ期)」の発行


政策創造学部の孝忠ゼミ=「法と文化・比較憲法」演習(ゼミナール)は、政策創造学部における新しいゼミであるとともに、担当者が法学部において培ってきたゼミの歴史と内容を受け継ぐゼミでもあります。したがって、ゼミの研究成果の集約としての「知LAW人(第Ⅱ期)」の発行をはかっていくこととします。以下に、「知LAW人」創刊の辞を掲載します。第Ⅱ期創刊号は、この創刊の辞に述べられた精神と趣旨を受け継ぎ、新たな創刊の辞をもってスタートする予定です。

『知LAW人』創刊にあたって  1990年3月1日

ここに関西大学法学部法学演習(孝忠ゼミ・憲法)履修者の学習・研究の成果を掲載するゼミ論文集を発行する運びとなった。この演習履修者の最終課題は、ゼミの授業の中で、あるいはゼミでの他者の報告に触発されて、興味を持つにいたった憲法学に関するテーマを自分の文章でまとめあげることである。しかし、苦労して書き上げたレポートが担当教員に対する「提出」で終わってしまうならば、他者からの評価・批判にさらされることもないかわりに、時間の経過とともに、作成者本人の記憶も薄れてしまう。したがって、本誌は、孝忠ゼミ生の研究成果の発表の場であるとともに、ゼミ生の大学時代の存在証明ともいえよう。

ゼミの基本姿勢の一端は、このタイトルにも示されている。このタイトルは、教員と学生との論議の結果採択されたものである。

『知LAW人』は、「しろうと」と読む

 まず第一に、LAW(法、とりわけ憲法学)を学ぼうと集まった「しろうと」の集団で作成した論文集であることを表している。憲法を専門的に学習・研究していこうという強い姿勢を各人が持つことは当然であるが、独善的になることを避け、初心の「しろうと」としての謙虚さを失わずに研究をおこなっていこうという決意の表明である。

第二に、ゼミが学習・研究グループであることを意味している。憲法を中心とする法を「知ろうと」するのみならず、社会的・経済的事象までを視野に入れた幅広い知識の習得をめざしている。

最後に、ゼミの学生と教員がLAWを介して知り合い、集まったグループであることを意味している。法(LAW)が仲立ちをすることによって「知人」となったグループであることを示そうとするタイトルである。


この三つを意味し、願って『知LAW人』は創刊された。

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