中国近世語学会

トップページ
会長挨拶
学会案内
会則
総会・研究会の案内
総会・研究会の報告
事務局
リンク

ご挨拶


 先日、本年度の総会が愛知大学車道学舎で開催されました。本年度は役員改選の年に当たっており、選挙の結果委員が選ばれ、選出された委員の互選で、私が会長を務めることになりました。
 自分はこのように、何かの組織の上に立って、その組織の人たちをリードしていくというお役目には向いていない人間だということは自分自身よく分かっており、決して適任だとは思ってはおりません。しかし、選出された以上、それなりの責任は果さねばと考えておりますので、どうかご協力の方をよろしくお願いいたします。なお、従来筑波大学の大塚秀明会員が勤めておられました事務局の仕事は関西大学の内田慶市会員に、國分建志会員の仕事は大東文化大学の大島吉郎会員に引き継いでいただくことにしました。
 本年度の総会は愛知大学の塩山正純会員に大変お世話になりました。この場をお借りして、篤くお礼を申し上げたいと思います。
 会長という任に当たることとなりましたので、当面次のようなことを実現していきたいと考えております。
1)「中国近世語学会」として索引類などの出版物を充実すること。
2)総会、集会の発表者をなるだけ広く募ること。
3)総会、集会で「ミニ特集」を組むこと。
4)ニューズレター発行や総会、集会の通知を、もう少し早めに実行すること。
5)総会の開催時期を再考すること。

 以下、どういうことかを具体的に述べたいと思います。
1)「中国近世語学会」として索引類などの出版物の充実。
 嘗ての「清末文学言語研究会」「明清文学言語研究会」の頃は、会員の協力もあって、出版物、とりわけ索引類の出版が活発に行われてきました。しかし、本会になってからは、それが行われていません。もちろん、当時と現在とではいろいろな面で条件が違ってきていますから、従来通りというわけにはいかないでしょう。とりわけパソコンの発達、普及とデータファイルの充実により、一見索引類は不要になってきたかの感がある現今では、過去と同じように考えられないのは事実です。しかし、索引を作成するというのは、それ自体意義のあることだと思います。第一に「語」の認定を如何にするのかが索引編集に当たって解決すべき問題として横たわっております。またデータファイルが充実してきたとは言え、われわれが利用すべき資料がすべて揃っているかとなりますと、まだまだ不十分です。そういう現在必要とされている資料の索引編集は欠かせぬ作業であると考えます。そして何よりも『中国語研究』という雑誌以外に、「学会」としての出版物をどうしても出版したいという願いがあります。そこで会員にとってお互い有益な出版物となれば、索引類がいいのではないかという考えです。

2)総会、集会の発表者をなるだけ広く募りたい。
 これまでの総会、集会は、準備不足もありまして、開催間際になって発表者を集めるというような傾向にありました。それで勢い、発表者に限りが出てくるということにもなってきたような気がします。それを解決するには、「ニューズレター」を発行することで、そこに発表者を募る、あるいはHPを充実してHP上で発表者を募るなど、研究発表を希望している先生方が誰でも応募できる、そういう環境を作るべきだと考えております。

3)総会、集会で「ミニ特集」を組みたい。
 総会、集会で毎回特集を組むというのは不可能だと思いますし、そうすれば自由な発表ができなくなるという恐れも出てまいります。しかし、自由な研究以外に、「今はこの問題を取り上げるべきではないか。」ということもあるわけで、そういう場合に、「今回はこういう問題を扱いたいので、これに関心がある方は積極的にご発表を。」ということも考えられます。

4)ニューズレターの発行や総会、集会の通知をもう少し早め実行にしたい。
 こういう願いをもっていながら、今回のニューズレターも遅くなってしまい、甚だ申し訳ないのですが、これからはこの点を是非改善していきたいと願っております。会の開催通知も開催される直前に到着するようでは、折角出席するつもりでいても、出席できなくなるということも考えられます。ですから、開催通知はできるだけ早く発送したいと考えております。

5)総会の開催時期を再考したい。
 現在、総会の開催時期は5月の最終日曜日というようになっています。これをもう少し遅くすればどうかと考えております。そうすれば、現在参加していない会員の方も参加できるようになるのではと考えております。

 以上、現在私が考えていることを若干述べさせていただきました。会員の皆様のご理解とご協力を得て、実現できるものから実現していきたいと考えております。


佐藤晴彦(神戸市外国語大学)
    2005年7月