片桐塾生の声part3No.135204

ここには、ゼミ生、卒業生から寄せられた意見を掲載します。プライバシーの問題もありますので、メールで送ってくれたものを、チェックして、名前をイニシャルに変えて、掲載したいと思います。どしどしご意見をお寄せ下さい。

片桐“社会学”塾へ

過去の塾生の声へ

トップページに戻る

204.(タイトル)      相続から生じる空き家や所有者不明土地の解消に向けて            By  No.7 MS君 (2023.2.14)

第8回の社会学塾における基調報告『「相続」を「争続」としないために〜遺される人の為にできること〜』では、相続の基本や遺言書などについて、誰にでも不可避な報告内容であり、とても有意義な講義を受講することができました。一方で受講後の所感では、「今後、空き家や放棄地の増加が見込まれ深刻な社会問題となっていきます」と記しました。最近のニュースでも、度々これらの増加に関して報じられています。

やはり、相続において管理が容易でない物件の一つが空き家です。2018年の総務省の調査によれば、居住実態がなく放置されたままの空き家の総数は全国で約349万戸と、20年前と比べて1.9倍に増加しています。その背景として、固定資産税の特例措置が挙げられます。この措置により、住宅として残すと固定資産税が減額されますが、解体してさら地にすると最高で6倍に増額するそうです。

かつて私が市役所で固定資産税に関する業務を担当していた時には、それに対して疑問を抱きつつ、課税額の算定や説明などの納税者への対応に当たっていました。

そこで政府は、2015年に空き家対策特別措置法を施行しました。これにより次の4項目のいずれかに該当すると、特定空き家として指定されます。

@  倒壊などの著しく保安上危険となる恐れがある状態

A  著しく衛生上有害となる恐れがある状態

B  適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態

C  その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

特定空き家に指定された後、命令や勧告などがあり固定資産税の特例措置が解除され、それでも従わず改善されない場合は50万円以下の過料が科せられ、行政代執行によって解体されるそうです。

他にも、解体や活用に対して補助金を支給する自治体や、解体後も固定資産税の特例措置が一定の期間適用される自治体があり、いずれも一定の要件に該当する必要があるようです。また所得税においても、相続した空き家やその敷地を売却して一定の要件に該当すれば、譲渡所得の金額から最高3,000万円まで控除できる特例があります。

更に政府は、空き家対策をより促進させるため、先月に審議会で新たな制度を導入する方針を固めました。特定空き家の前段階で、管理不全空き家という区分が新設されるようです。放置すれば特定空き家になる恐れがある場合に指定され、窓が割れていたり雑草が生い茂っていたりする空き家を想定しているようです。また、改善するよう指導しても改善されない場合は、この段階で固定資産税の特例措置を解除するとしています。現状の試算では、管理不全空き家は全国で約50万戸に上る見込みだということです。

そして、相続においてもう一つ管理が容易でない物件が土地です。亡くなった方から何も聞かされず、相続する土地がどこにあるのか分からず、行ったこともない。土地の境界の点や線は当然分からない。このようなケースなどにより相続登記がされなくなった結果、所有者不明土地も増加しています。2020年の国土交通省の調査によれば、国土全体の24%に及ぶそうです。その背景として、第一に、相続登記の申請が義務ではないため、申請しなくても不利益をあまり被らないこと。第二に、地方を中心に土地の所有意識が希薄化し、利用したいというニーズも低下していることが挙げられます。

かつて私が市役所で地籍調査に関する業務を担当していた時には、調査対象の区域に所有者不明土地が幾つか存在していたため、現地調査で立会いが成立せず筆界未定として処理したケースがありました。また相続人調査でも、遺産分割のないまま相続が繰り返されていくので、共有の所有者がネズミ算式に増加し、共有の所有者全員の関係を示す系統図も膨大となったり、一部の所有者が判明しても行方不明だったりなど、業務の経験の中でたいへん苦労したことは記憶に新しいところです。

そこで政府は、所有者不明土地問題を喫緊の課題と位置付け、昨年に所有者不明土地対策の推進に関する基本方針を掲げました。その後、所有者不明土地の発生予防と利用の円滑化を目的に、今年または来年に民法と不動産登記法の改正及び相続土地国庫帰属法の新設を施行し、これらにより具体的に次の3点が実施されます。

@  財産管理制度・共有制度・相隣関係規定・相続制度の各見直し(今年4月施行)

A  相続土地国庫帰属制度の創設(今年4月施行)

B  相続登記の申請義務化(来年4月施行)

12回の社会学塾の所感でも記しましたが、この度の相続から生じる空き家や所有者不明土地の課題についても、人口減少問題が根底にあると思います。これらの課題に対する政府のようやく重い腰を上げた感は否めませんが、引き続き政府には、課題の現場に即した現実的な対応と、相続する方への支援策の更なる充実を期待します。

203.(タイトル)      日本初の試みで進化していく「道具としての地図」            By  No.7 MS君 (2022.11.5)

No.181の投稿では、日本初の地図作製に関して触れましたが、同じく日本初の地図作製に関するニュースが先日報じられました。

日本財団と日本水路協会が、日本初の試みとして、全国の海岸につづく浅海域(水深約0〜20m)の海底地形を航空測量し地図化する、『海の地図PROJECT』を始動させると発表しました。これまで海底についての地形情報がわずかしか把握されていなかった浅海域において、10年間で全国の総海岸線の約90%の整備を目指すそうです。これにより、水難事故、防災、ブルーカーボン、生態系の保全などの分野の研究や技術の向上に役立てられる、とのことです。

航空測量については、かつて私が市役所で地籍調査に関する業務を担当していた時にも、有望な測量の手法として注目を集めていました。山村部での地籍調査では、多大な手間と時間を要する現地立会や測量作業など、現地へ入り調査する従来の手法が困難となってきていました。そこでこの課題を解消して、負担軽減などを図り効率的に調査を推進するため、デジタル航空カメラやレーザなどを駆使する航空測量の手法が位置付けられたのです。『海の地図PROJECT』でも、船での測量が困難な浅い場所から陸上までのシームレスなデータや、広域に渡って極めて密度の高い地形のデータを取得できることが期待されているようです。

10回の社会学塾における基調報告『地図の社会学』での肝要なポイントだった「地図のデジタル化」では、「地図が人間を導く」及び「地図を見るまなざしの断片化」という指摘がありました。また、同じく肝要なポイントだった「地図の多様化と多層化」では、詳細且つ特殊な地図が作られるようになることにより、従来まで見えなかったものが見えるようになる。そして多様な視点で見ることができるようになる、との見解もありました。 今回の『海の地図PROJECT』の試みは、こうした地図の在り方の変化に順行していて、進化していく「道具としての地図」を具現しているものだと実感しました。更に、私自身の地図に対する概念が、再び改まるきっかけにもなりました。

202.(タイトル)     人口減少問題が根底にあると感じた第12回              By  No.7 MS君 (2022.9.28)

「第12回片桐“社会学”塾」では、先生をはじめ問題提起及び基調報告そして参加した塾生の皆様お疲れ様でした。今回は、開講の案内をいただき2つの題目が明らかになってから、その2つの題目についてネットなどであらかじめ下調べをしたうえで、当日の塾に臨みました。なぜなら、かつて私の市役所での職務において、多文化共生に関しては、市が策定した「まちづくり総合計画」の一環で「多文化共生」という用語に触れた程度でした。またショッピングセンターの開発に関しては、公共物の維持管理を担当し都市計画図に掲載の用途地域を確認した時に「都市計画法」という用語に触れた程度でした。このようにどちらも用語に触れた程度だけで概要や趣旨などがあいまいのままでは、講義内容に追い付くことができないのではないかと判断したためです。そのおかげで、当日は快調に講義を拝聴し発言もでき、講義内容に対する理解も深めることができました。

先ず、1講目の「<多文化共生>を問う!−政策と現実のはざまで起きていること−」についてです。「行政に対して」の項目で、行政に望むことに関するアンケート調査の結果が掲載されていました。そこでは、自分の国の言語を望む割合がほとんど占めるのではないかと予想しましたが、「やさしい日本語」を望む割合も一定程度あることは意外でした。その結果により「やさしい日本語」は、生活に不可欠なものとして浸透し、有効な情報伝達手段として対等にコミュニケーションを成立させるための「共生言語」となっていると認識しました。やはり、Mさんをはじめとする日本語教師の方々による努力の成果であるでしょう。私もコミュニケーションをとる時には、「やさしい日本語」を実践していきたいと思います。また、サブタイトルが「政策と現実のはざまで起きていること」であったので、政策を立案する行政の取り組みの現状や課題などに関して、「ディスカッション」の項目で議論してもよかったのではないでしょうか。第一に、講義でも触れたように2006年に「地域における多文化共生推進プラン」を総務省が策定し、その後2019年に政策の総合調整を担う出入国在留管理庁が発足し、外国人在留支援センターや外国人生活支援ポータルサイトも開設されましたが、政府内で省庁横断的な体制が整備されておらず、政策の小出し感が否めません。他にも、外国人学校と日本語教育に関しては文部科学省と文化庁、医療と雇用に関しては厚生労働省、出身国協力に関しては外務省、金融に関しては金融庁など、たらい回し状態となっています。さらに外務省では、多文化共生を括弧書きにして「社会統合」と表記し、その定義を「少数者が差別や排斥を受けることなく、対等な構成員として、他の人々と同様の権利と責任をもって参加できる社会の構築を目指すこと。」と、別に定めているのです。多文化共生に関する基本法の制定が待たれます。第二に、具体的な施策が政府から地方自治体を通して、協会、NPO、企業などの民間にという上意下達方式となって進められているようです。地方自治体や協会の取り組み状況に関しては、多文化共生ポータルサイトで閲覧でき、「やさしい日本語」の導入など先進的なところがある一方で、観光施策として扱ったり、下部組織に丸投げしていたり、中には何も取り組んでいないところも見受けられます。第三に、講義でMさんも指摘したとおり総務省の推進プランでは、「支援」という熟語を多用しています。また、出入国在留管理庁でも同様に多用していて、「弱者」として捉え「助けるべき存在」と見なす視点であることは否めません。第四に参政権です。公職選挙法が適用される選挙では選挙権が認められていませんが、公職選挙法が適用されず法的拘束力のない地方自治体における一部の住民投票条例では認められています。直近では昨年に、東京都武蔵野市での住民投票条例案を巡る一連の動きが注目を集めました。「やさしい日本語」を広めてよりよい多文化共生を進めていけるように、そして逆に『「外」の人は一生「外」のまま』というマイナスの結果を招かないように、生の声を聴いて実態を理解するための講演会などを社会学塾で開催する案も一つかもしれません。

 次に、2講目の「ショッピングセンター(SC)開発の変遷〜規模拡大と法規制と流行と」についてです。質問にあった「思い出のお買い物は?」「ショッピングセンター なぜ行きますか?そこで買い物しますか?」に答えると、子どもの頃は、まだ私の地元にショッピングセンターはなく、休日に両親や祖母に連れられて百貨店へ出掛け、レストランで昼食を食べたり、屋上や最上階にあった遊戯場のゲームコーナーで遊んだ記憶があります。ちなみにその百貨店は、現在すべて閉店し取り壊しまたは空き店舗となっています。その後社会人となってからは、どうしても買いたい物がショッピングセンターなどにしか売っていなければ買いに行きますが、それ以外は主に食料品や日用品を買い慣れている近くのスーパーマーケットやドラッグストアへ買いに行きます。従って、ショッピングセンターへはあまり行っていません。「流通業の歴史」「大阪周辺の主なRSC」「テナント」の項目では、講義の解説と参考資料の図解や年表によって、とてもわかり易く受講できました。また、他社やネットスーパーとの競合や施設の老朽化により、一旦閉店しての改装などを経て再度開店し店舗の差別化を図っていることに、とても苦心している様子もわかりました。そして「出店規制に関する法律」の項目では、大規模小売店舗法やまちづくり3法(大規模小売店舗立地法、都市計画法、中心市街地の活性化に関する法律の総称)の法律などについてあらかじめ下調べをしたのですが、規制や緩和に対して具体的にどういう変動がありショッピングセンターの開発に影響を及ぼしたのかを知ることができ、「SC出店は規制との闘い」というSさんの指摘も納得しました。一例として、私が昨年まで居住していた地方の政令指定都市である新潟市では、典型的な歴史をたどりました。大規模小売店舗法が適用の1990年代半ばに、工場跡地などの敷地を利用した郊外型総合スーパーが複数開店しましたが、この頃から中心市街地の空洞化が目立ち始めました。その後、まちづくり3法の適用に変わった2007年に、新潟市で最大規模のショッピングモールが、田園風景を眺められる高速道路のインターチェンジのそばに開店しました。しかし、中心市街地の空洞化にますます拍車が掛かり、2000年代後半から2010年代にかけて、中心市街地にあった都市型総合スーパーや老舗の百貨店2店も相次いで閉店し、新潟県内で大きなニュースとなりました。そこで新潟市は、2008年に政府からの基本計画の認定を受けて、中心市街地活性化への様々な取り組みを展開し、現在でも進めています。一方で、まちづくり3法による規制の影響か、2007年のショッピングモールの開店以降他のショッピングモールの新規出店がないのが現状です。私の地元の実家では、私が生まれる前から小さな商店街で商店を営んでおり、現在も続けています。そのため、商店街の繁栄と衰退の現場を目の当たりにしてきました。現在その商店街では、空き店舗が立ち並びシャッター通りと化しています。最後の質問「今後、ショッピングセンターはどうなっていくと思いますか?」に対する答えとして、「栄枯盛衰の繰り返し」との下地さんの指摘がありましたが、その波がショッピングセンターにも押し寄せているのかもしれません。

どちらの問題提起及び基調報告とも、人口減少問題が根底にあると思います。経済や人口が右肩上がりの時代に考えられた仕組みや制度などが、現実に合わなくなってきていると感じざるを得ません。難題ではありますが、人口減少やそれに伴う課題に対する取り組みの一つ一つが、次回以降の社会学塾における問題提起または基調報告として重みを増していくことになるでしょう。

201.(タイトル)    12回片桐塾感想              By  No.33 KHさん (2022.9.25)

先生、こんにちは。

先日の片桐塾、ありがとうございました。

例によって人見知りを発動していたので(これはほんと、一年前にうつ病をしてから特に抜けにくくなりました。知っている顔も多いし初めての場所でもないのに思考が止まってしまうんですよね・・・全く知らない人だらけの前での方が緊張しないくらいで。不思議です)、あまり発言できませんでしたが、どちらも割と仕事と近いお話だったので、帰ってからも色々考えさせられました。

跡地活用のお話は、都市計画課〜開発指導課(都市計画では市域全体の用途地域の管理を、開発指導課は実際の建築計画に対する全般的な指導をする課です。)時代に課題としてきたものでした。尼崎市では内陸部に工場が多く(JRなど東西に鉄道網が発達していたことや、市が産業都市として発展してきたことが主な要因となっています。)、この跡地が住宅になることにより、人口が増える(自然減が多いので、社会増とうまく相殺される)という循環が繰り返されてきました。市としては望ましいことだったのですが、他方都市計画部局や経済部局としては、産業都市尼崎として、内陸部の工場を守るべし、という考えも根強く、大きな跡地ができたときに何とか工場やせめて交流人口を増やすための商業やサービスに置き換えられないかと、数々の都市計画決定を打ってきました。残念ながら、結局は住宅(特にマンション)になるところが多く、結果、尼崎市では、大阪や神戸のベッドタウンとして、住宅需要がやはり多いという結果になっています。今年度から、政策部局に異動し、改めて市としては産業都市というより住宅都市を望んでいるんだな、と思わざる得ない仕事が多く、同じ市の中でも部署によって方向性の違う政策を内包していることに違和感、というほどではありませんが、矛盾を感じてしまう今日この頃です。

神奈川県も、同僚が視察に行っていました。大規模な空き地が発生しそうな場合、市の誘導で望ましい土地活用に持っていけるきっちりした仕組みが作れないか、というものだったかと記憶しています。仕組み作りは頓挫してしまいましたが。。。

土地活用の変遷は、本当に眺めているだけで面白いですよね。

Mちゃんの多文化共生についての問いかけのうち、何を外国人と考えるか、という議論は、Mちゃんともうひとり、一緒に話をしていた銀行勤めの子(すみません、お名前失念しました・・・)とお話をしていて、日本人とそれ以外、を線引きしないといけない仕事をしている人と、そうでない人では感じ方がだいぶ違うかもしれないと感じました。行政サービスの受け手は無制限ではなく、結果受け手となるとしても、「日本人」「日本人以外」で手続きも資格も大きく違います。住民票にどう記載するか、これにより、市営住宅への入居資格や各種サービスが受けられるかどうか、大きく変わりますので、純粋にこの国で暮らしていっているのに、帰化しないのはなんでかな、とか通称名にこだわると不利益もあるのにな、と思ったりしたことがあります。銀行窓口もそういうことが多そうですよね。感情として日本で生まれ育って日本語しか話さないなら日本人じゃないかとか、親が日本人なら海外でずっと暮らしてても日本人じゃないかとか、色々ありますが(ラグビー日本代表も、多国籍でしたし。)、ラインを引くことが重要な判断基準になるので、やっぱりそっちで考えちゃうなあ、と思いました。先生のおっしゃる新日本人を考えるとき、この整理はとても難しそうです。個人的には納税していれば税金によるサービスの受け手になる資格はあるんじゃないかと思っていますが、外国人関係は抜け穴が多いことも事実です。そこを厳しく締めながら、他方サービスの受益者としても受け入れていくことを、きっともう検討は色々されているんでしょうけど、まだ地方自治体レベルに落とし込まれてきている実感はないですね。私が部署的に関わっていないだけかもしれませんが・・。

それにしても、面白かったです。

実は前の週に階段から落っこちて足を負傷していたので、そちらまで行けるか悩んでいたのですが、やっぱり行ってよかったです。

ありがとうございました。

また次回も楽しみにしています。

まだまだ日差しが強いですが、もう秋ですね。

変わらずお体に気を付けてお過ごしください。

いつもありがとうございます。

200.(タイトル)     Re: 12回片桐塾開催報告              By  No.9 FYさん (2022.9.15)

こんにちは!遅くなりましたが、土曜日はありがとうございました!

まず、1講目のM先生の講義ですが、いつもとは違って発表の合間にディスカッションを織り交ぜることで、1つずつの問題点について全員がしっかり考えられるようになっていて、さすがだなぁと思いました。

いつもは使わない脳みそをフル回転させましたが、「多文化共生」考えれば考えるほど、わからなくなります。

外国人とは文化が違うから、きっと常識も違う。そうなると一緒に生活するのはしんどそうだなぁ、なんて安易に考えてしまいますが、その発言すら「差別」と捉えられたらいやだな、と移民問題を真面目に考えないまま過ごしてきました。

そんな日本人は多いのではないかなと思います。

日本で生まれて、日本で育った外国籍の人は、日本人と変わらず生活をしていると思いますが、周囲はどこかで「あの人は外国人だから」っていう意識を持ってしまっていると思います。

先生が言われるように、中途半端な政策のままでは何も変わらないのでしょうね。

もっと数が増えれば、「外国人だから」ではなく、個人として見れるようになるのかなぁと思います。

2講目のS先生の講義ですが、こちらもさすが、歴史や法規制をしっかりと紹介してくれることで、ショッピングセンターという身近なものがあっという間に社会学になっていて、すごいなぁすごいなぁと繰り返しつぶやいていました。

今回すごく印象に残っているのが、「南千里のジャスコはお役目を果たしたのでイオンは手を離したのだろう」という部分です。

時代は変わる。人口も流行も法律も、どんどん変わっていくので、未来永劫同じかたちで残るものはない。

だからどうなっていくか、何をターゲットとするかということを考える必要があるのでしょうが、十分役割を果たしたのであれば、無理をしてまで残す必要がないんだなぁと当たり前のことですが、新しい発見のような、なるほどなぁ〜!という気持ちでいっぱいになりました。

あと今回の講義とは関係ないのですが、M先生の模擬講義!!なんだか有名予備校の有名先生のウェブ講義を受けているような・・・!!!対面の授業とはまた違った難しさがあるのでしょうが、とても分かりやすくて、聞き取りやすくて、プロだなぁすごいなぁとこちらも感心してばかりでした。

片桐塾のみなさん、いろいろな分野の方が集まっていますが、プロの方ばかりですね。

授業でも懇親会でも、すごくすごく刺激を受けています。

また次回も楽しみにしています!

199.(タイトル)     片桐塾参加できて良かったです!              By  No.40 TFさん (2022.9.14)

お疲れ様です。Fです。

直前に参加させていただくことになった今回の片桐塾ですが、本当に行けて良かったです!

先生、発表者のお二人とも、今回もたくさんの準備で素晴らしい会にして頂き、ありがとうございました。

今日はパソコンに向かう時間がとれたので少し感想をまとめてみます。

 

多文化共生社会については、身近に外国籍の方や外国にルーツを持つ方がちらほらいるので想像しやすく、興味深く聞きました。

Mさんがおっしゃっていたように「外国人」って一括りにできないので、本当に対応はどこの国の人かでなく「その人による」と思います。

その多様性にどうしたらうまく対応できるのかな、と考えていたのですが、やっぱり実際に交流して知識を増やしていくことが一番の近道かな、と思いました。構えないで、素直にその人のことを知ってその都度対応していくことで経験値として知識のアップデートをしている感じです。あとは実際に交流ができない環境でも特に宗教なんかは知識があるとその宗教圏の人の行動原則とかが理解しやすくなるし、私の場合は知ることで身構えたり偏見を持つことも減ったので知っていて損はないなぁと思います。

あとは、「違い」を認めることは大切で、その「違い」を無理になくして「同じ」にしようとしないことも大切かな、と思います。

日本の社会の中で異文化にルーツを持つ方が暮らす上ではある程度「郷にいれば郷に従え」的に日本のシステムに慣れてもらうことも必要だとは思います。でも、だからといって全てを同じにする必要はなく、その人なりの日本での暮らしを応援する姿勢も大切かな、と。お互いにどちらの様式を強要するでもなく、うまい距離感をつかむことがこれからの多文化共生社会で暮らす日本人には必要かな、、と日本人同士でも同調圧力が強すぎる上の世代を間近に見ている私としては強く思うわけです。笑

 

ショッピングセンターのお話は本当に社会学の講義を思い出す感じでした。

少子高齢化、みんなが結婚するわけではないこれからの世の中でファミリー層を主なターゲットとするSCの今後のあり方ってたしかに難しいですよね。人口のボリュームゾーンに焦点をあてると、高齢者をターゲットとした福祉とのコラボが現実的かな、とは思っていたのですが、確かに先生がおっしゃるように「買い物適齢期」的なものもある気がしますし悩ましいものです。でも、意外と平日のイオンには定年後で家に居場所のなさそうな高齢男性とかたくさん見ますので、その辺をターゲットにするのもおもしろいかも?なんて思ってました。

あとは、私自身もSCの中にある子供の習い事に通わせてその習い事の間に1週間分の買い物を済ませるという生活でSCを利用しているので、子供の習い事や病院の待ち時間などの「ついで需要」をどれくらい取り入れるかもポイントだと思います。

その他にはECサイトが対抗となるわけですが、ECサイトも送料が高騰していたり選択肢が増えすぎていたりと若干のウィークポイントもあるので実際に商品を手にとってみれる、バイヤーによってターゲットに合わせたラインナップが予め絞り込まれている、といった点は実店舗の強みでもあると思っています。SDGsも叫ばれるなかで、安いが正義とも限らない適正価格の価値が分かる人も増えているとは思うので誠実な取り組みをしている実店舗が泣きを見ない世の中になってほしいな、と下地さんや小売店の方は応援したい気持ちです。

 

偉そうに感想を書きましたが、こんなに色々と想いを巡らせることができて、いつもとは違う刺激があって、本当に片桐ゼミ、片桐塾は恵まれていますね。

ママ友に永井ゼミの先輩がいるのですが、帰って片桐塾の話をしていたら「片桐先生やったらそんなことしてくれんのー!?」と本気で羨ましがっていました笑

そうだ!そして忘れてはいけない懇親会!!

初対面とは思えないほどのシンパシーを感じたMさんとの出会い!

手抜き上手と褒められる当人が「手抜きをしているつもりはない!」と意見がぴったり合うのは本当に笑えました。

年々頼もしくなっていくTくん、Cの近況もしっかり聞けて短い時間で席移動もあまりせずでしたが大満足です!

それもこれも先生がお声がけくださったおかげです!本当にありがとうございました。

次はゼミの集いですかね?お会いできるのを楽しみにしています!!

追伸:参加者名簿の社会的立場ですが、出版社営業は第二子出産前に辞めましたので、今は町役場と学校のICTサポータの二足のわらじでパートをしているパート主婦です^^いろんな世界に足突っ込んでて楽しいです!

198.(タイトル)     Re:片桐塾開催ありがとうございました!              By  No.2 KK君 (2022.9.13)

先生の準備があってこそ、ここまで発展したのだとつくづく思います!

次回20233月はUさんですね。

さて、もう1人は、、、「おたく、ファン」であれば、やはりSさんでしょうか。でもファンでも地味系ですから、僕らのイメージとする派手なファンとは少し違うかもしれませんね。

「天皇」は本当に良いテーマだと思います。神道、天照大神、お伊勢参り、院政、戦争などの歴史を振り返りながら、現在の天皇制まで行けば、必ず面白くなるテーマです。現在の漠然とした「象徴天皇制」だけで話をすると盛り上がりに欠けるかもしれません。歴史を礎にして、話をすると面白くなりそうですね。天皇制をうまく語れるようになれば、参政党の模範的党員になれますよ!?

個人的に興味があるのは、組織運営です。どうしても職歴が増すと組織で上に立つことも多くなります。そうなると、組織の運営とかに非常に興味があるのですね。どちらかといえば僕はモーレツ時代や体育会系の名残で生きた人間ですので、働き方改革、男性育児休暇、ハラスメント摘発横行という時代ともなると、昔の価値観は全く通用しません。さらに、先生の調査結果にもあるように、自己の成長を求める働き方はしなくなっていますしね。自分や家族が穏やかに和やかに過ごせたら良いという世の中になっていますしね。組織の運営で縦軸での運営が厳しくなった時に、今後どのように組織を動かしていくのか、めちゃくちゃ興味が湧いています。少し漠然とした話ですいません。これを問題提議したいですが、まだまだうまく話せないです。

あともう一つは社会を宇宙から眺めるような理論・学問って社会学にないのでしょうか?昔の塾で、吉田の発言あるいは片桐先生の発言で、「このままだとまた戦争が起こるよ」というコメントがあったと思います。「現在のギスギスした世界を見るとまた戦争起こるよね」って話がありました。「第一次世界大戦前と同じ世の中になっている気がする」みたいな話がありました。そして実際にウクライナ・ロシアで戦争が起きたりしています。社会学では過去を分析して、未来を予見するという発想があると思います。この起きてしまった戦争で思うことは、戦争が起こるまでの過程って、どこも同じじゃないのかなって思ったりします。社会を上から眺めるような分析や学問ってあるのかなという疑問を持っています。このような分析ができると、社会をよりよくできるのではないかと思います。戦争だけでないです。他でも上から眺めたら面白いと思います。前段落に戻りまして、社会が成熟の過程を進むと「モーレツ仕事人間→自己中心余暇重視人間」になることも、神様のような目で見ると「こうなる運命なんだよ」ということを社会学が分析できないかと思います。ショッピングセンターでも過去を知ることで、未来の理想のショッピングセンターが予見できるのではないかと思います。社会学もこのように未来に貢献していきたいと思います。また漠然なことを言ってすいません。

他にも何かお題が見つかればお話しします!

---

天皇について話してみたいのは、まさに歴史的な位置づけを踏まえた話で、資料もそれなりに作ってあるのですが、ただ歴史を話すと、多くの人は「へえ〜、そうなんだ」で終わるかなという危惧もあります。話し合えるとしたら、やはり最近の話題になるかなと思います。

宇宙から見ているかどうかはともかく、戦争が起きる環境は確実に醸成されていますよね。国際的な大戦争が終わって、その痛みを感じていた人がたくさんいた間はもう戦争はしないでおこう、国際協調を重視しようとなるわけですが、時が経つとそうした痛みを知らない人が多数派になり、なんで無理して自国の損になるような国際協調をしなければいけないんだ、自国ファーストでいいではないかとなってくるわけです。その先には、国家間の争いとしての戦争が起きるということになるわけです。今、まさにそういう環境になってきています。

そういう空気にしないために、過去をしっかり学ぶ必要があるわけですが、これも時代によって違う解釈が提供されますよね。日本の歴史教育だけ見ても、1970年代くらいまでは、日本は第2次世界大戦で悪いことをした、反省しなければならないという知識を学んだわけですが、80年代を過渡期として、90年代になると、70年代までの学びを「自虐史観」と批判し、日本は素晴らしい国だし、第2次世界大戦も決して侵略戦争ではないという主張が出てきました。今は、もうそうした保守派の主張が若い人を中心にマジョリティの考え方になりつつあるのではないかと思います。

宇宙から見ているかどうかはともかく、戦争論もやってみたいですね。(K)

197.(タイトル)     片桐塾開催ありがとうございました!              By  No.2 KK君 (2022.9.12)

2つとも興味深い内容でした。何よりもお二人とも発表が上手く感心いたしました。

多文化共生。今まであんまり深く考えなかったこと言葉でした。SDGsと同じようになんだか聴こえのいい言葉、それくらいの言葉でした。「多文化共生」と仰々しく行政や政府が導くことがなくても、自然に浸透しているのではないでしょうか。肌感覚としか言いようがないのですが、子供の頃と比べて「外人」に対する珍しさは無くなっていると思います。少しずつですが、「外人」の数は増えていると思います。増えたら増えた分だけ、多文化共生は進んでいると思います。しかし、発表で在留外国人の数をデータでみると、あまりにも少ないことにびっくりしました。合法・不法いろいろありますが、諸外国(移民が多い国)と同様に、飲食、ホテル、コンビニといった現場から外国人労働者の数は増えていくと思います。そして移民が2世・3世となれば、現地人になっていくと思います。しかしここで引っかかってくるのは移民政策ですね。移民政策がないので、2世・3世と文化を根付かせる時間が産み出せないですね。しっかりと浸透させる時間があれば、多文化共生は自然に発展すると思います。日本では移民政策までのドラスティックな政策がないですが、それでも今後多文化共生は自然に浸透していくのは必至だと思います。

SCの変遷。年表や地図を交えてお話しする姿は、耳だけ傾けていると永井先生のお話しかと思わせる感じがしました。跡地利用って面白いですね。今後ショッピングセンターの跡地がどうなるのかは面白いですね。その時代時代の強者が買い取っていくのかなと思いました。アマゾンや楽天がショッピングセンターを買い取るかもしれませんね。アマゾンや楽天がショッピングセンターを仕掛けたらどんなものになるのでしょうか?何か面白いことをやってくれそうな気もします。アメリカには日本のダイエーに相当するシアーズという総合スーパーがありましたが、2018年に倒産しました。原因はアマゾンの隆盛でした。しかしそのシアーズも創業時の1800年代はカタログ通販でした。奇しくも創業時の業態に喰ってやられるとは因果なものです。

僕が興味をもったのは、建物には寿命があるということです。50年くらいの寿命であれば、最初からそれを意識した施設作りができないかということです。住まいである一戸建てやマンションもいつか寿命が来ます。千里ニュータウンも建て替えが進んでいます。そのような点で、最初から50年一区切りという視点で建物作りをしたら良いのではないかと思いました。建物を頻繁に壊すのもそれはそれで勿体無いですが。

これまでいろいろな話を聞いてきましたが、それぞれの話が過去の講義とリンクすることに心地よさを感じています。

また、新たな講義を楽しみにしています。

196.(タイトル)    12回片桐塾              By  No.58 KAさん (2022.9.12)

こんばんは。Kです。先日は片桐塾お疲れ様でした!

今回も空っぽの頭をフル回転させ、楽しく講義を受けさせていただきました^^!

まず、Mさんの〈多文化共生〉を問う!についての講義でしたが、Mさんワールド?(笑)の中でディスカッションもしながらゼミっぽくてすごく楽しかったです。最初の入りのパワポの自己紹介で、腕を骨折している写真を載せるところがMさんぽくていいなぁって笑顔になりました笑

ディスカッションでの話と私の考えを踏まえて、外国人と日本人の違いは「国籍」が一番大きなポイントかな、と思いました。私の勤務する信用金庫では、国籍で日本人か外国人かを決めています。外国籍なら「外国人登録」というものをします。例えば、運転免許証や個人番号カードの氏名欄に日本で使用している名(通称名)と外国人としての名が記載されている場合は、在留カードの提示が必要です。ずっと日本に在住している永住者であっても、技能実習で一時的に日本に在住している人でも、在留資格の有効期間等の確認を取らなければなりません。外国人の口座を開設するときも他国に住民権や納税義務がないか、または帰化しているか確認します。こういう確認をする中で、「差別じゃないのか。」と言うお客さんもいて、みなさんやはり良くない表情をされて、申し訳ないなと思いながら手続きしています、、。

日本ってすごく仲間意識が強くて、みんな同じがいい、という感覚がありすぎると思います。なので、外国人の増加で多様性が豊かな社会になる、と肯定的に受け止められているアンケート結果の資料もありましたが、実際は日本人同士で固まって変に団結して対抗してそう、、という風に私は思いました。「多文化共生」って、認め合うというより、理解し合うことだと思います。

次にSさんの「ショッピングセンター(SC)開発の変遷」についての講義ですが、知らないことばかりで終始「へ〜!そうなんや!」ってなってました(笑)

工場の跡地を利用した商業施設が多くてびっくりです。昔は工場跡地に商業施設を建てたら、駅からめっちゃ近くなくても、駐車場を広くとって、車で来店してもらえる集客を狙う考えもあったかもですが、下地さんや皆さんが言う通り、運転免許の取得率が下がって車離れしている今は厳しいですね。私も身分証として免許は取りましたが、バスと電車ばかり使っていて、長いこと運転していないです。私世代だと行きたいところは大阪梅田のルクアや西宮のガーデンズ(駅直結型の商業施設)とかですが、ファミリー層はイオンやららぽーとが多いと思うので、今後のショッピングセンターは家族向け・シニア層向け施設になっていきそうです。逆に需要がなくなりつつある商業施設の跡地は高齢化に伴って、介護付きマンションとかシニア向けの施設になるんですかね。私の家の周りもだいぶん高齢者向けのマンションや高齢者たちの集まり場所?(例えば、参加費200円で2時間ほど体操とかしてる教室とか)増えました。けどそれって楽しみないし、面白くないです(笑)若者向けは駅チカに、ファミリー向けは車で行きやすいところに、って感じかな?笑

今回の講義を受けて施設の立地が時代の変化を表しているってこういうことかと感じれました。また一つ賢くなれた気がします!笑

今回もありがとうございました!色々考えてたらメール遅くなってしまい、すみません!T_T

今後もよろしくお願いします(^_^)!

195.(タイトル)     Re:跡地利用の研究              By  No.4 SS君 (2022.9.12)

ありがとうございます。

このお話について、やはり押さえるべき論点はやはり経済的価値だろうと思います。要は需要がある業界業態は土地を高く買えるという点だと思います。これまでそれは分譲マンションデベロッパーが上位でしたが、この近年では物流倉庫がそれを上回る利回りで買いにきており、も一つ上をいくのが、データセンターといったIT系が最近のトレンドです。

もう一点、2011年の震災以降は臨海部は忌避される傾向にあります。

スミマセン。とりとめなく。この手の話でしたらまたゆっくりと。

194.(タイトル)    跡地利用研究              By  No.1 KS氏 (2022.9.12)

塾でのS君の報告を聞いてから、跡地利用というのは興味深いなあと思い、ちょっと調べてみようと思い、ネット検索したら、とりあえず「大規模工場跡地利用転換に関する研究――神奈川県に着目して――」という論文が見つかり、読んでみたら、なかなかうまく語られていたので、みなさんにもご紹介しておきます。(論文自体は、Dropboxの「第12回片桐塾資料」に入れてありますので、興味のある方はご覧ください。)

神奈川県で1981年以降に閉鎖された工場は116件あり、そのうち土地が分割され、複数の用途に転換利用されたところが49件あり、それを複数カウントすると、住居利用が58件、商業利用が40件、工場利用が49件、その他利用が26件、未利用が6件になるそうです。規模や敷地面積から主要な単独利用としてカウントし直すと、住居利用が53件、商業利用が26件、工場利用が27件、その他が10件となるそうです。

敷地面積と最寄駅からの距離という条件によって、跡地利用は大きく影響されます。予想できることですが、住居利用は最寄駅から近いことが重要な条件で敷地面積はそこまで広くなくてもよいという結果が出ています。住居利用は、最寄駅から1.5km未満が56件(複数カウント集計)に対し、1.5kmを超えるとたった2件しかありません。商業利用だと、駐車場などを広く取れれば、駅からの近さは住居利用ほどには求められないこと、他方で当然ながら敷地面積はより広めのものが増えています。工場利用は駅からの距離は商業施設より遠くなっていますが、敷地面積は商業施設より小さいところが多めです(5ha未満の敷地を利用している商業施設は18/4045%に対し、工場施設は28/4957%)。たぶん、もとあった工場ほどの大規模施設を必要としない工場が新たに入ってきたということなのでしょう。

もうひとつ興味深いデータは、「土地利用種別と閉鎖年代」です。1990年代後半から2009年にかけてほぼ毎年生まれていた商業施設への利用転換が2010年以降2016年までの7年間ではたった1件しかないことです。やはり、この頃から大型商業施設の需要が減ってきたことを端的に表しているデータかと思います。

なお、参考文献を見ていたら、軍用地の転用を研究している人や旧国鉄跡地の研究をしている人もそれなりにいるようです。もともと大名や旗本の屋敷だったところが明治になって新政府の建物や高官の住居、皇族の住居、さらには軍用地に変わったりしていたのが、戦後また使い方が大きく変わっていったわけですし、前便にも書いたように戦前までの里山が○○が丘といった住宅地になっていったりしたわけです。土地が各時代でどのように使われてきたかというのは、社会の変化と深く関わっていて非常に興味深いです。今回の塾で、新たな社会学的知的好奇心が生まれました。

都市計画を学んでいる人にとっては常識的な発想なのだと思いますが、個別事例の研究としてではなく、大きな社会の変化、人々の意識(求めるもの)の変化、国際情勢による産業構造の変化、テクノロジーの変化、といった様々な社会的要因との関連を捉えられないだろうかと考えてみたくなりました。

193.(タイトル)     12回片桐塾について              By  No.10 MM君 (2022.9.12)

土曜日は、ありがとうございました。お礼と、感想をお送りするのが遅くなりました。

年に二度開催される片桐塾は、刺激を得るよい機会となっています。

また、このたびは、発表の機会を頂戴し、ありがとうございました。

皆さまからいただいた意見やことばを、胸に、仕事に研究に臨みたいと思います。

懇親会後、阪急電車が人身事故でストップしているとの情報をうけ、Nさんのエスコートのもと、JRまで移動し、無事に家までたどり着けました。

Nさんのスマートさに感服しております。

 

さてさて、以下、塾についての感想です。

Sさんのご発表、おもしろかったですね。

Sちゃんがいたら、興味をもって聞いていただろうななどと思っていました。

帰宅後、Sちゃんに内容を伝えると、「聞きたかった」と残念がっていました。

発表後の質疑の際にも、コメントしましたが、ショッピングセンター(ショッピングモール)って、娯楽施設ですよね。

デパートもそうですが、社会の娯楽の在り方とともに変化・発展してきたのだなと、わたしは受け止めました。

なので、これからのショッピングセンターがどうなるかというSさんの問いに関しては、娯楽がどうなるかということと、

セットで見ていく必要がある(リンクしている)のかなというのがわたしの考えです。

ただ、娯楽とは袂を分かつという選択肢もあるのではないかと思いました。

そのとき、「負」とされるようなものと共存する道を模索するとおもしろいのではないかと思い、「介護施設」とのコラボを例に挙げました。

このショッピングセンターの問題って、日本に限った話なのでしょうか。

ドイツ(ドイツの話ばかりで申し訳ありません)などでも、ショッピングセンターの今後が議論されているというのを聞いたことがあります。

先進国とされる国々が、共通に抱えている問題のような気がします。他国での取り組みなども、参考になるかもしれません。

直接、ご報告内容とは関係ないのですが、「デパート」と「百貨店」ということばが、ふと気になり、調べてみました。

百貨店って、デパートメントの訳語だったんですね。

それと、『日本国語大辞典』によると、「デパート」は、おもに話しことばとして用いられているといういことでした。

ただ、「デパート」にしろ、「百貨店」にしろ、実際にはどのぐらい使われているんでしょうね。

死語になるのはまだ先のことだとは思いますが、「知っていればいいことば(専門用語では「理解語彙」)」として扱われる日は近い気がします。

 

さて、自身の報告(問題提起)ですが、よかったと思っているのは、間で入れた議論です。

考えをことばにするって、とても大切なことだと思います。言語化して、わかること、見えることがありますからね。

大勢の人に対して発言するとなると、どうしても構えてしまいますが、数名だとハードルが下がります。

いくつかの問いについて、皆さんがそれぞれことばにしたこと(できたこと)は、とてもよかったと思っています。

なぜ、ことばにすることが大事で、それができたことをよしと考えるかというと、ことばにすることで「対話」が生まれるからです。

「多文化共生」そのものへの議論はありますが、仮に共生を考えようとするのであれば、「対話」は欠かせない要素となるはずです。

「対話」の重要性に気づいてもらうところまでできていたなら、なおよかったのですが、残念ながらそこまではできませんでした。

さらに欲を言えば、「対話」と密接に関わる「ことばの教育」の問題についても議論したかったのですが、それはまたの機会に。

ここからは、教室やチャットで出ていた意見について、少しコメントをしておきます。

どなたかが、「家族も多文化だ」というようなことをおっしゃっていたかと思います。

文化相対主義でしたかね。自分以外は違う文化だと考える思潮が、「多文化共生」の根底にはあります。

そういう点に、少しでも気づいていただけたのなら、幸いです。

あと、「よくわからないカタカナ語が増えている」という話題もありました。

「Mはカタカナ語に厳しい(うるさい)」というお声も頂戴しました。

カタカナにすることで、わかった気になっている(わかった気になってしてしまう)傾向がありますよね。

どうしても訳せないことばというのもあります。

ただ、本当に訳せないのか、あるいはカタカナのままでいいのか、いったん立ち止まって考える必要があると思います。

カタカナ語つながりで、1点。

「ネイティブ」というカタカナ語に反応し、Tさんに突っ込まれましたが、そのわけを説明しておきます。

「ネイティブ」ということばは、「ノンネイティブ」ということばと共に用いられることが多いです。

それは、二項対立でものを捉えると、捉えやすくなるからです。ただ、捉えやすい反面、問題も生じます。

日本語教育では、「ネイティブ日本語教師」「ノンネイティブ日本語教師」ということがよく話題にあがります。

詳述は控えますが、「ネイティブな日本人」「ネイティブな日本語」って何なんでしょうね。

皆さんと議論した内容とも、重なってくるかと思います。

カタカナ語というよりも、そういった観点で引っかかったというのが真相です。

最後に、Iさんがチャットで、「移民する権利」といったことについて、書かれていたことに触れておきます。

日本政府が移民政策を取っていないので、しかたのないことだと言ってしまえばそれまでです。

ただ、先生もおっしゃっているとおり、「多文化共生」など小手先でごまかそうとする方法(引き延ばし作戦)は通用しなくなりつつあります。

加えて、世界からは、日本は移民受け入れ国家として見られています。(国連の定義に従えば、日本は移民を受け入れていることになります。)

そういった現実を受け止め、政策を転換させていていく必要があります。

その時に邪魔をするのが、先生の言う特別な「純日本人」概念なんでしょうね。

このような点に切り込んでいくには、やはり社会学的な思考が欠かせません。

Mさんの動画の中でも、「あたりまえやリアルは社会が生み出したもの」「社会が変われば、またそれも変わる」というような話をされていました。

本当にその通りですよね。あたりまえやリアルの裏(背景)に思いを巡らし、考え、それをことばにしてみることで、気づきや発見が得られるはずです。

片桐塾ではその過程を楽しみ、また草の根的ではありますが、少しでも広めていけるといいですね。

長々と失礼いたしました。

12回片桐塾の開催、ありがとうございました。

先生、そしてご参加の皆さまに感謝申し上げます。

次回も、皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。

192.(タイトル)     Re: 12回片桐塾開催報告              By  No.48 KFさん (2022.9.12)

一昨日はお疲れさまでした!ご連絡が遅れて申し訳ないです…。

一昨日のゼミは2講とも興味深かったですね〜。

Mさんの報告では、普段外国人と共に暮らすことについてなんて、正直全く考えていないところからの問題提起だったので、改めて考えた時に、自分の閉鎖的な考え方に自分で驚いてしまいました。決して外国人を差別したりするつもりは無いのですが、自分と文化的背景が異なる人たちと積極的に関わっていきたいか、というとそうでは無いよな、とか、どこかで彼らを受け容れるのは自分の役割では無いと思っているような気がしました。でも本当は、自分と異なる人々と繋がることによって、自分のアイデンティティは固まるはずだし、日本人である誇りを持つこともできるんでしょうね。私は臆病者なので、自分と似ている(と思っている)人たちと一緒にいることでぬるま湯に浸かって、何となく安心しているんだと思います。

Sさんの報告は、プロフェッショナルの方からの普段は聞けないマニアックなお話で、とても面白かったです!いつも冗談で、土曜日も仕事してるフリをしてる、とか言ってますが笑、ホントにめちゃくちゃプロフェッショナルな社会人なんだな、と実感して改めて尊敬しました!

私自身は近頃はほぼほぼネットでお買い物を済ましてしまうことが多く、よほど直接触って見てから買いたいと思う物以外はわざわざお店に行かなくなってしまっています。特に最近は返品の手続きも簡単になったり、駅の宅配ボックスで商品を受け取ったりもできるので、ホントに便利です。お話の中にもあったとおり、子育て世代であれば様々な目的でお買い物に出かけることがあると思いますが、私のようなシングルだと、ショッピングセンターに行くメリットがほぼ無いんですよね…。むしろ私は、商店街に割と縁があるというか、以前は谷町六丁目で働いていたので、近くに空堀商店街があり、仕事帰りに商店街をぷらぷら歩くのが楽しみでしたし、今も職場が天神橋筋商店街の側にあるので、商店街で買い物するのは好きなんです。なので、個人的にああいう文化が少しでも残っていってくれたら良いなぁと思っています。

毎回ホントに勉強になるコトばかりで、こんな機会を与えてくださる先生には感謝しかありません!次回も楽しみにしております!!

191.(タイトル)    [Re:12回片桐塾の感想]              By  No.6 MN君 (2022.9.12)

Mです。

防衛省の東京は旧尾張藩邸の跡地です。その他の旧陸軍の司令部も武家の跡地が多いようです。

大阪城にあるミライザカといレストラン街も旧陸軍司令部でしたし。

靱公園は米軍の飛行場跡です。

いつの日か、旧軍跡地街歩きツアーを企画してみましょうか!

190.(タイトル)     Re: Re:ありがとうございました!祝5周年!              By  No.29 UT君 (2022.9.11)

ご返信ありがとうございます!3月から始まりましたね!

祝!5周年と半年!でした!申し訳ありません!

Sさんは、本当に知識が豊富で、しかもそれは無理やり覚えたというものではなく、

まず、そういうものを知ることが好きというものがあり、身体に染み込んでいっているような感じで、かっこいいいです。

「潜在的な差別意識」というのは、やはりあるものですよね。

潜在的な差別意識の自覚なく、ただただ差別はいけないんだというような語り口になっていることを見聞きすることがあり、

それで本当に大丈夫なのかな?と思うことがありました。

身近にある?を大切にまた明日から頑張っていきます!イライラすることも多いですが(笑)

ありがとうございました!

189.(タイトル)     ありがとうございました!祝5周年!              By  No.29 UT君 (2022.9.11)

昨日はありがとうございました。

もう12回目 塾も5周年!今回から6年目なんですね。今回もとても面白かったです。

本当にいつもありがとうございます。

1講目、Mさんの「多文化共生」を問う!は、ところどころにグループワークがあり、考えていることを出せる場があってよかったです。

「外国人」って?という問いに対して、法的にはその国の国籍を持たない人。ということになるのですが、実際の心理としては、見た目から何か日本人っぽくない人を外国人と思っている自分がいるなと思いました。

そしてそのような見た目が日本人っぽくない方がやってくる。いざ自分の身近なところにそういった方が来るとなった時、その方の言語、習慣、価値観、行動が何か日本の、少なくともそれまでの自分の様式とは違うことを目の当たりにしても、違いを認め合って共生していくというのは、私はなかなか難しいのではないかと思いました。

自分の許容範囲においての違いには目を瞑り、文化の違いだと思うことができたとしても、それを超えてしまうと、警戒する、時には異質なものとして排除してしまおうとする心理が働いてしまいそうな気もします。もちろん来られる方一人ひとりによって状況は違うでしょうし、すり合わせて相互理解につなげていけたらなとは思うのですが、ウェルカム!という気持ちにはなれていない自分がいます。

なんで自分はそういう気持ちになってしまうのだろうと考えた時に、それは「知らない」ということだからではないかと思いました。そこで、もう実際に外国人がたくさん住んでいる地域はどこだろう、そしてその地域はどのように共生しているのだろうということを調べてみたところ、長野県の川上村、群馬県の大泉町が高いようでした。大泉町は住民の5人に1人は外国人、10人に1人はブラジル人(2018年)ということでした。コロナ前はサンバカーニバル等、共生のための施策を行っていたようです。生活保護の受給割合の高さなどから一定程度の反発はあるみたいです。同じく外国人比率が高い岐阜県美濃加茂市では多文化共生推進プランというものを掲げ、街づくりを行っているようです。そのプランには「日本人市民にできること」「外国人市民にできること」という表記があり、面白いなと思いました。この度のMさんの問題提起によって、これまで以上に知ることの大切さがわかりました。もしよろしければご覧ください。

少し話は逸れてしまうのですが、そもそも、たとえばアメリカとかでは「外国人」という意識はあるのかなということを疑問に思いました。もはや見た目でアメリカ国籍を持っているかどうかはわからない状況になっている?ので、「外国人」かどうかというよりは、「人種」で括ってみているのかもしれないなと思いました。

2講目、Sさんの「SC開発の変遷〜規模拡大と法規制と流行と」

これもまためちゃくちゃ面白かったです。先生が始まってすぐに余計なことをおっしゃられるから!後で!弁解が!た!い!へ!ん!でした(笑)

私がこどもだったころは、「百貨店」に行くことそのものに値打ちがあり、(貧しかったからかもしれませんが)両親に連れていかれたことを記憶しています(1980年代後半)

自分が親となり、子どもを連れてショッピングセンターに行くこともあります。もちろん行って買い物もするのですが、そのことよりも、何かうまく時間を使えるなというか、子どもがそんなにグズらずに過ごせる場所だなという感じで行っています。買うものが決まっている買い物なら極端な話、ネットで済ませればいい。そんな中で、SCなどはいかに買い物以外のところに付加価値を持たせることが大切なのかなと思っているところに屋上がトラックになっている写真が!!「すごー!」と思いました。もうすでに介護と連携したショッピングセンターもあることを知り、驚きました。歴史的な変遷の話を聞いているだけで、面白かったです。跡地を外資が買っていくなんてことになるんでしょうか。

飲み会も面白かったです。先生とお話ができなかったのが残念です!

またお会いできることを楽しみにしています。本当にありがとうございました。

---

岐阜県美濃加茂市の「多文化共生推進プラン」はUK君が添付してくれましたので、昨日のDropboxのフォルダに入れましたので、関心のある方はご覧ください。

なお、この塾は20173月立ち上げなので、5周年は今年の3月に迎え、その時点から6年目に入ったというのが私の認識です。(K)

188.(タイトル)    [第12回片桐塾の感想]              By  No.6 MN君 (2022.9.11)

昨日はお疲れ様でした。

Mちゃんの報告は、今後、もっと身近な問題になってくるでしょうね。人口減少社会の日本では、外国人の移民について、段階的に進んでくるでしょうから、その過程でさまざまな軋轢が生じてくると思います。

色々思うところもありますので、Mちゃん、また、ディスカッションしましょう。

Sさんの報告は、アラフィフ達が昔を懐かしがりながら、17時以降も盛り上がりました。

先生も書かれてました移民や医療&ショッピングセンターなど、社会学はますます高齢化、人口減少の文脈で考えていかなければいけないのでしょうね。

187.(タイトル)     Re: Re:昨日はお疲れ様でした              By  No.64 KMさん (2022.9.11)

うちに帰り、散らかった部屋とにぎやかな子ども達に迎えられ、早速疲れている私です〜。(苦笑)

しっかりしたコメントでしたか?!つらつらコメントですよ!()

移民政策については不勉強ですが、もっと移民を積極的に受け入れて、必要なところに人材を…ということでしょうか?この人材不足の時代、日本人とか外国人とか言っていられないですもんね。そのためには、Mさんが言われていたような自治体の外国人の捉え方では必要なサポートができそうにないですね。やはり正確に実態を把握する必要があるでしょう。

ただ、日本に住む外国人がかなり増えてきたら、やはり複雑な気持ちになりそうです。日本文化が廃れてしまいそう…的な。でも、日本固有の文化が薄れ、日本と外国文化の融合が新たに生まれ、それが普通になっていく…というのも時代の流れなのかもしれません。

京都でよく利用したイオンモール京都桂川はキリンビールの跡地でした。JR桂川駅ができ、イオンができ、マンションも沢山建ちました。近くに建つ私の母校の小学校も生徒数が急増し、プールを潰して新校舎が建ちました。小学生の頃、キリンビール主催のウォークラリーによく参加した思い出もあります。マイカルビブレやダイエー、サティ、スーパー北野、夫々に思い出があります。まだ38年程しか生きていませんが、無くなったもの、新しくできたものが沢山あります。人々の価値観や暮らしの変化が法律を変え(つくり)SCの姿を変え、様々なものがつながり、歴史をつくってきたのだと感慨深く思いました。

棚田の件ですが、ゼミ生でそんな子がいるんですね!若い子がそういうことに関心を持っていることを嬉しく思います。

先日も和歌山大学や大阪市立大学、神戸市外国語大学の学生やどこかの高校生が援農のボランティアで来ていました。和歌山大学には援農サークルというものもあるそうです。中学生のサッカークラブの子達も来て、田んぼの中の草取りを一緒にしました。私も含め、そういうことをしたことのない子達は新鮮でとても楽しそうです。また来たいと言ってくれる子も多いです。

ちなみに私が所属?しているのは紀美野町の『中田の棚田再生プロジェクト』というものです。(よかったらホームページもあるので覗いてみてください)役に立てるかはわかりませんが、何かあればいつでもご連絡ください。ゼミ生から直接連絡いただいても構いません。

186.(タイトル)     Re: 12回片桐塾開催報告              By  No.64 KMさん (2022.9.11)

昨日の片桐塾はまともに参加が出来ず、すみませんでした。

義父の一周忌の法要が、お寺さんの都合で後から入ってきてしまい、遠征しておりました。

話には出ていたかもしれませんが、実家[西淀川区]の近くの工場跡地に出来たイズミヤには、両親が大変お世話になっております。

資料は改めてしっかりみたいと思います。

また次回はよろしくお願いします。

185.(タイトル)     昨日はお疲れ様でした              By  No.64 KMさん (2022.9.11)

昨日はお疲れ様でした!帰りの電車でこのメールを作っています。遠いから時間あるしめちゃくちゃ長いので覚悟してくださいね!

懇親会を解散した後、阪急が人身事故で止まっていたので、時間つぶしに二次会に参加し、久しぶりに沢山お酒も飲んでいっぱいしゃべって、帰りの電車では居眠りを。帰宅が遅くなったのに母が待ち構えていて、そこからまた長々話し込み、就寝は1時半に。朝は10時半まで寝ていました。そして、朝昼兼用ご飯を母に準備してもらい、手作りデザートまで食べて帰ってきました。全部全部久しぶりのことです。子どもを注意したり怒ったりしなくていい、子どもや夫のペースに合わせなくていい…なんて楽でストレスのないことか!いかに普段ストレスの多い暮らしをしているか。とまあ悲観的に考えるのではなく、久しぶりに羽を伸ばせた有り難さを噛みしめています。

昨日は本当に楽しかったのです。講義も両テーマとも身近なもので、理解しやすかったですし、面白かったです。

私が住む紀美野町にも、旦那さんがオーストラリア人の移住者がいたり、息子のクラスには両親ベトナム人の男の子がいます。仲の良い友人の旦那さんはアメリカ人で、子ども達はハーフです。夫は仕事でしょっちゅう外国人と電話やメールをしています。私はその昔神戸市外国語大学を本命にし、英語が好きでしたし、外国に興味を持っていました。私の周りを見ただけでもこんな感じです。

『多文化共生』について思うのは、日本、外国問わず、夫々の人が夫々の文化を持っており、一緒に暮らしていくには、それをお互いに学び合い、尊重することが大事なんではないかということです。障害のあるなしについてもそうですが、自分と違う人と接することで、怖さや偏見がなくなり、その人も自分と同じ一人の人であることを感じ、一緒に暮らしていく方法を考えると思うのです。だから私は子ども達にも色んな人と触れ合ってほしいです。外国人、自分より小さな子、大きな子、おっちゃんおばちゃん、おじいちゃんおばあちゃん、障害のある人、色んな職業の人。どんな人と接していても学びがあります。他人の持っている文化と接するのは楽しいです。そういう実感を子どもにもしてほしいと思います。

ちなみに私は異文化に触れるため、少し思いきって『棚田再生プロジェクト』のサポーター活動を始めました。各地の多世代と交流し、農業について勉強もでき、とても楽しくやっています。下の娘と息子も一緒です。

昨日Aさんとも話していたのですが、私が和歌山移住したり社会学塾に入ったのもそうですが、思いきって飛び込むって大事ですよね。どこに行っても新しいことを始めると新しい出会いがあり、学びがあります。何事も経験!人生一度きり!ですね。

Sさんの講義については、疲れたので割愛しますが()SC開発の変遷の話は面白く、今後どうなっていくのかが気になります。

個人的には生鮮食品はやはり目で見て確かめて買いたいですが、あとのものはネットで済ませていいですが、私も1020代は服飾品の買い物を楽しんでいたし、子ども達にもその楽しみを味わってもらいたいなぁとは思いますね。あ、でも私もドラッグストアで化粧品や洗剤等をじっくーーり見るのは好きです()

とまあ書きたいことだけめちゃくちゃだらだら書いてしまいましたが、先生長いメール大好物だからいいですよね?()とにかく昨日も沢山の人と話せて笑ってストレス発散し、パワーを貰いました!元気そうな先生の顔も見られたし。片桐ゼミ万歳!!!またお会いできるのを楽しみにしています!

追伸:つらつら通信も最近のもの全部読んで、小学校の宿題のこととかマスクのこととか色々思うこともあるんですが、それはまた機会があれば。あと、先生の本のレビューも読んでいて、いくつか先生のおすすめ本を借りて読んでいます。なかなか読書の時間がとれませんが、読書は本当に私のエンタメです。本を通じて色んな世界が知れて楽しいですよね。

184.(タイトル)    [子連れ参加]              By  No.14 KKさん (2022.9.10)

今日はありがとうございました!久々にお会いできて嬉しかったです。娘も抱っこしてもらえてよかったです

最近よく奇声をあげるので、発表中にうるさくしたら退散かな…と心配していましたが、昨日から言い聞かせていたおかげか()、そこまで騒がず大人しくしてくれていてよかったです。

産後ぼんやり暮らしていたせいかほぼ発言できなかったので、次回は2部までがっつり参加して色々話したいです!

Cちゃんも妊婦さんなので、片桐ゼミママ会の輪を広げていこうと画策中です。じいじとして先生にも参加いただきたいです😌

またゆっくりお話できるのを楽しみにしています。

183.(タイトル)     Re: 【要返信】第12回片桐塾のご案内              By  No.36 KTさん (2022.8.16)

片桐先生 こんばんは!

大変お暑うございます。お盆はお元気にお過ごしでしょうか。

さて今回もご案内ありがとうございます。

今回もズームで参加させて頂ければと考えております。

私の近況ですが、今年度から東京都の固定資産評価審査委員会の委員を拝命しています。

都民の固定資産税への不服を審査する仕事です。

鳥の眼と虫の眼を思い出します。

また専門家としてのスキルを上げていかなかければと強く思います。

私がこの道で一定のキャリアを積めますのも、全て片桐先生のおかげなのです。

楽しく生きさせて頂いております。

またゆっくりお話出来るのを楽しみにしております。

機会を見つけて大阪に行きたいのですが、なかなか時間が取れず申し訳ありません。

今回の議題も楽しそうです!楽しみにしております。

182.(タイトル)     改めて実感できた新聞の意義や魅力              By  No.7 MS君 (2022.7.23)

 毎日何気なく目を通している新聞ですが、第7回の社会学塾における基調報告『新聞は消えゆくメディアなのか?』では、新聞の未来に対してとても案じていました。また先生の著書において、大学生たちの新聞離れについて指摘があり、これまでの社会学塾でも取り上げられました。そこで、疑問符が付いていた新聞の意義や魅力について探求するために、先日横浜にあるニュースパーク(日本新聞博物館)を見学してきました。

その中で常設展示室では、「新聞のあゆみ」「情報社会と新聞」「新聞を知ろう」の3つのブースに分かれ、「新聞のあゆみ」では日本における日刊新聞の誕生からの歴史について、「情報社会と新聞」では現代の情報社会の特徴とそれに対応する新聞の役割について、「新聞を知ろう」では新聞の取材、編集から印刷、配達までの一連の流れについて、それぞれ紹介していました。

社会学の三本柱の一つである「マクロな視野」を持つための手段として、偏向なく多種多様な情報に触れることができ、本来の社会関心の向上に結び付く。さらに情報を見極める力を養う、という新聞の意義や魅力について、改めて実感できました。

---

ちなみに、私は朝日新聞の最近の極端な「伝統的ジェンダー」批判に非常に疑問を持っています。朝日新聞がこういう報道を続けることで、世間にそういう見方が広まっている気がします。1970年代くらいまでの「伝統的ジェンダー」は批判されるべきものが多かったように思いますが、今は行き過ぎている気がします。生物学的違いをあまりに無視したような主張はおかしいと思います。(K)

181.(タイトル)    映画の鑑賞で再認識できた地図と社会の関係性              By  No.7 MS君 (2022.6.19)

 先日『大河への道』という映画を鑑賞しました。この映画は、場面が江戸時代と現代に分かれています。そのうち江戸時代の場面では、日本初の実測地図作製の中心人物であった伊能忠敬がその半ばで亡くなってから、その遺志を継いだ弟子たちが忠敬の死亡の事実を隠密にしながら、その後に実測地図を完成させ江戸幕府へ提出するまでを描いています。

当時の時代背景として、幕府は国防の観点から日本の地図を必要としていたため、幕府の事業で実測地図の作製に携わっていたそうです。完成した実測地図『大日本沿海輿地全図』によって日本の国土の正確な姿が明らかになったのですが、幕府はやはり国防上で機密扱いとするため流布を禁じ秘蔵にして、一般の目に触れることはなかったそうです。国防上だけでなく、他にも多大な影響を及ぼすことに対して警戒したのでしょう。

 第10回の社会学塾における基調報告『地図の社会学』では、「社会が地図をつくる」及び「地図が社会をつくる」が報告での肝要なポイントでしたが、この映画の鑑賞を機に日本初の実測地図についての一連の経緯を回顧すると、これらのポイントと適合し、地図と社会の関係性を再認識することができました。

180.(タイトル)     落ち着きを取り戻した第11              By  No.7 MS君 (2022.4.8)

「第11回片桐“社会学”塾」では、先生をはじめ基調報告及び参加した塾生の皆様お疲れ様でした。教室形式からゼミ形式の会場に復帰し、且つ新しい機器の導入により、今回は対面とオンラインを併用したスタイルが定着して、落ち着きを取り戻した塾ではなかったのではないかと思っています。そのため、先頭を切ってスムーズに発言できました。

 先ず、1講目の「気候変動…私たちには何ができる?」についてです。今回のレジュメや資料を拝見して、多岐の分野に及ぶ環境問題に対して、報告者のIさんのこれまでの熱心な取り組みの成果が顕著に現れていると、とても感服しました。かつて私が市役所で資源リサイクルに関する業務を担当した時に、住民への対応に苦慮した点がありました。それは、住民の理解と協力です。根拠のある具体的な資料や数値を提示しても、おおよその総論には理解と協力を得られるのですが、それ以上の各論になるととても厳しくなります。先述のように環境問題は多岐の分野に及んでいますが、プラスチック資源について限れば、2020年にレジ袋の有料化が始まり、そして今年の4月にはプラスチック資源循環促進法(プラ新法)も施行されます。これらの法律や制度によって、消費者、事業者、国、地方自治体のそれぞれがより具体的な行動を求められ、一人ひとりの理解と協力が不可欠となります。容易ではありませんが環境問題は、一人ひとりの理解と協力が地道に積み重なっていくことによって一歩でも前進していくのではないかと、今回の報告を受けて改めて感じました。

 次に、2講目の「実例から学ぶ銀行の儲け(収益)の上げ方」についてです。金融機関の経営は、かつて「護送船団方式」という政策のもと安定した経営を維持してきました。しかし、その後のバブル経済の崩壊、金融ビッグバン、郵政民営化、日本銀行の金融緩和政策などによる影響で苦境に立たされているようです。一方で、私の地元の新潟県では、同県を地盤とする地方銀行2行が昨年合併し、県内で大きなニュースとなりました。こうした地方の金融機関の経営統合は、全国各地で進められているようです。また、既存の手数料の値上げと硬貨の取り扱いや通帳発行の手数料の新設などで収益を確保したり、さらに支店の統廃合やATMの削減など、経営の合理化を推し進めているようです。そのような中で私も、仕事に関係する取引業者への小切手の振出や振込などで、金融機関をいつも利用しお世話になっていますので、金融機関の現状に対して案じていたところでしたが、現役の行員である報告者のUさんから融資の実例などを交えた報告を受けて、とても参考になりました。

 どちらの基調報告とも、今後の世界や日本国内の情勢によって大きく変動しますし、ひいては私たちの日常生活に直結する内容ですので、関連する内容も含めて次回以降の塾でも再び取り上げられ、先生や塾生の皆様と議論できることを期待しています。

179.(タイトル)    Re: 11回片桐塾開催報告]              By  No.33 KHさん (2022.3.26)

先生、こんにちは。

早いもので年度末ですね。市役所では恒例の人事異動があり、私も異動になりました。仲の良い同期の部下になることとなり、ひと安心といったところです。体を壊した要因が現上司と合わなかったことでしたから…。

遅くなりましたが、先日は片桐塾、ありがとうございました。狭いマンションのなかで主人が在宅、息子がテスト勉強というややこしい状況でしたが、私としてはUちゃんがあの量を話してるのを、これまでのお付き合いの中で初めて聞いた気がして新鮮でした。しかも話し方も上手で内容も濃く、裏話満載で面白かったです。U君始めサポート?もばっちりでしたし、あっという間でした。これは目の前で聞きたかった…家でやってると、どうしても横やりが入るし他に気になることが出ちゃって集中度が下がりますね。映画は映画館で見るとより堪能できるのと同じでしょうか。

また、これまでの発表も含めてですが、皆さん一つの分野をとてもきちんと極めていて、勉強もしてるし経験の裏付けもあるからこそ、一時間近く聞く方が夢中になる講義をされて、様々な質問にもきっちり答えているのだろうと感動してしまいました。

そういう意味では私のキャリアって?と悲しくなりました。異動ごとに仕事の内容はがらりと変わっていくし、一番長くいた部署では育児休業を挟んだこともあり、そういう配慮いただいたことに甘えて、正直仕事に邁進していた訳ではなかったのが悔やまれます。

何か人前で話せるような仕事をしてきたかというと、ほんとその都度とりあえず頑張って両立してきました、しかない。そうじゃないやり方もできたかもしれないけど、私はそうしちゃったなあ、と。

状況にあわせていけるのが自分の長所なのだろうと思っているのですが、筋の通った何かがないような気がして、とても心許なくなってしまいました。私は働いて何を得られているのだろう?

子どもたちの健やかな成長は確かに何にも替えがたい、ありがたいことですが、自分の人生を見つめた時、それだけでいいのかというとちょっと揺らぐというか。とはいえ器用ではないし、一時期仕事にかまけて息子の受験勉強をほっといたことを今でも後悔したりしてるくらいなので、やっぱりこれが精一杯と納得したり。

50代前後の迷いでしょうか、Uちゃんの話を聞きながらそんなことも考えてしまいました。

長々とすみません。

9月、また議会の時期なのでどうなるかわかりませんが、何とか参加したいと思っています。今年は環境の仕事もしてたので、前半が聞けず残念でした。皆さんの感想とレジュメで自習します。

いよいよ春ですね、桜も咲き始めましたね。

今年は息子が高校入学、娘が中学受験本番です。もう少し母親業メインに頑張ります。

先生もお体に気をつけてお過ごしください。

良い春になりますように。

178.(タイトル)     片桐塾の感想              By  No.50 MAさん (2022.3.17)

先日は、片桐塾に参加させて頂きありがとうございました!

みなさんの感想も、まだ全ては読めていませんが、少し拝見しました。

気候変動については、みなさんおっしゃってますが、Iさんがすごく勉強されていて、関心の深さがよくわかりました。

肝心の内容は、私は環境問題について疎い方だと思うので、知らないことが多かったです。今までは2100年に…と言われてもピンと来なかったですが、子どもが産まれて、自分がいなくなった後の未来のこともちゃんと考えなくてはいけないと、以前より感じるようになりました。個々人の日常生活でできることって僅かだと思いますが、国や地方の政策に感心を持ち、できることには取り組もうと思います。そらぞれの取組が、どの程度の成果になるのか明示されると、やる気が出るのかなぁと思います。

銀行の儲け方については、貸付で収益を出しているのは分かっていましたが、一つの貸付にあんなにも付随していろいろな契約をとっていることに驚きました!すごいですね。感想はというと、事務の立場としては、ミスして営業の方に迷惑かけないように、信用落とさないようにしなくてはな、と改めて思いました。

今まで手数料安すぎたというのは共感で、うちの銀行も手数料上げていってます。預金利率や振込手数料はネット銀行の方がいいところ多いので、店舗の必要性(人員の必要性)は減っていると思いますし、人件費削減したいだろうから、働く身としては未来が心配なこともありますが、銀行側はいろいろ工夫して収益を上げているんだなと知ることができ、こちらのテーマも勉強になりました!顧客の立場になると、ちょっと怖いですが…笑

感想とお礼が遅くなってしまいましたが、次回もできれば参加したいと思っています。

よろしくお願いします。

177.(タイトル)     片桐塾ありがとうございました              By  No.39 AY君 (2022.3.16)

こんばんは、20期のAです。遅くなりすみません。

今回はやはりUさんのお話が興味というか、自分の勤める所とどう違うのかを知れたのが面白かったです。

信金・信組だと保険やリースなど、あそこまで収益はとれません。凄すぎます笑

地方銀行には金利面では足元にも及ばないので、棲み分けで成り立っています。

私たちは、大手が相手をしてくれない中小零細企業を相手にしています。

リスクもあるので金利も高くなります。

また、手数料は今後も上がっていくと思います。

両替や硬貨入金等に手数料がかかることもご了承頂ければ幸いです。

176.(タイトル)    片桐塾感想]              By  No.64 KMさん (2022.3.14)

こんにちは。先日はお疲れ様でした。

本当にとても楽しい、刺激的な時間を過ごすことができました。

これも誘っていただいた先生のお陰です。ありがとうございました。

まずIさん。色々と勉強されていて、講演等にも参加され、資料をまとめられて、本当にすごいと思いました。

仕事でもないのに、身近なところに疑問を感じ、それを調べてみようと思ってあれだけの行動をすることは、なかなかできないことだと思います。『尊敬』の一言です。

気候変動については、私にとって身近で、昔から関心のあることではありながら、結局自分ができることの小ささに、やはり他人事のようなところがあります。国が真剣にそちらに目を向けてお金を投入しなければどうにもならないことだろうと思ってはいます。

ですが、自分ができることは、ゴミの3Rや水を汚さないこと、外にゴミを捨てないこと等は

結構ストイックにやっている方だと思いますし、子ども達にも小さい頃から話して聞かせています。そして、より環境に優しい生活をしたいと思っています。もちろん不便や面倒くささはありますが、それが自分にとって気持ちがいいんです。来月から和歌山に引っ越し、よりそういう生活を追求していきたいと思っています。先日の議論?では、皆さんがどの程度環境に配慮した生活を送っておられるか、実際にどんなことをされているかをもっと聞いてみたかったです。

次にUさん。普段お金の管理を完全に夫に任せていて、数字と経済の話題には特に弱い私です。そんな私でもよくわかる内容で、とても勉強になりました。

リーマンショックが起きた時は、客先の倒産が相次ぎ、建築計画が全く動かなくなり、営業の私も辛い思いをしました。しかし、その当時はリーマンショックについて全然わかっておらず、今回初めてそれを知ることができ、すっきりしました。

銀行も大変な時代。とれるところからとってやろうという銀行には、なるべくお世話にならないようにしたいなぁと思います。()あと、印紙代がかかっては悪いので、使わなくなった通帳は解約しに行こうと思った私です。()

そして懇親会。今回は珍しく頑張って自分から絡みにいって()、色々共通点が見つかった方々もいて、話も盛り上がり、楽しかったです!伝説の?Sさんにも会えてお話しができて()、今まで話したこともない先輩方とも色々お話しできて嬉しかったです。

次回の社会学塾もすごく楽しみです。是非うまく都合をつけて足を運びたいと思います。

4月からの新生活に向けて、頑張るぞー!先生もお元気で〜!

175.(タイトル)     片桐塾お疲れ様でした!              By  No.28 AEさん (2022.3.14)

先日は、片桐塾お疲れ様でした!

Iさんの報告は私にとっては少し難しかったです。でも環境の問題は、誰にでも関わってくる話です。子どもにもわかるように説明できるようになりたいなと思いました。

Uさんの報告は私達の職業に関わる話で、興味深かったです。金融機関は収益を上げるのが難しくなってきてる実情があるので、これからも手数料等の値上げはやむを得ないと思いました。

では、次回の開催も楽しみにしています。

174.(タイトル)    313日の片桐塾について              By  No.57 IMさん (2022.3.14)

先日は報告の機会を頂き、ありがとうございました。おかげ様で皆さんに聞いていただく事を励みに取り組む事ができました。

「塾生の声」を読ませて頂きました。拙い報告を皆さんに真剣に受け止めて頂きありがとうございます。

調べるうちに興味が拡がり詰めこみ過ぎてしまい、議論しにくかったかなと反省です。

消化不良気味になってしまい申し訳ありません。感想への思った事を書かせて頂きました。よろしくお願いいたします。

感想の中にも有りましたが、人間性善説、私も共感します!人は、他の人の立場にたち、自分だったらイヤだよな~と思える所が素晴らしい所と思います。弱い立場の人や将来世代にツケを回してはいけないと、「気候正義」というキーワードで考える人が増えています。でも、、ツケが、見えにくい場合も多々あると思います。知ることって、大切ですね。

スタバの紙ストローって意味あるの?とか、メガソーラーって環境破壊なんじゃない?ということも大切な視点と思います。再エネも、地域にとって本当にプラスになる方法が、進められつつあります。疑問を持ち続ける事は大切と思います。

がまんするのでなく、良いと思える事をしていく、全くその通りと思います。でなければ続きませんよね。持続可能な在りかたを考え工夫していくやり方って、思ったよりたくさんあるみたいです!私も色々知っていこうとしている途中です。

太陽の影響について書かれていたので補足です。

IPCC報告では、気温上昇について、太陽.火山等自然要因のみの場合と比較しシミュレーションしています。実際に観測された気温上昇が+1.06℃に対して、人間活動の関与は+1.07℃になるので、「疑う余地がない」と言われています。

詳しくは、国立環境研究所動画チャンネルの江守正多氏による、IPCC執筆者が独自解説!「気候変動  国連最新レポート」をぜひご覧ください。温暖化についてIPCC報告が、科学的な知見としてとても信頼性が高い事もわかって頂けるのではないかと思います。動画なので分かりやすいです!

又、人口増加の問題についてですが、「国際NGOオックスフォムによると、世界の富裕層の上位1%がだすCO2は世界の15%。これは世界人口のおよそ半分を占める最貧層の人々が排出する総量の約2倍に相当する。」という記事を見て、世界の富裕層がプライベートジェットを止めれば、どれだけ削減効果があるだろう!と思いました。

最後に、社会学的考察。なぜ欧米はポジティブで日本ではネガティブなのか。私も、今最も考えたい点です。(色々分析できると思いますがその中の1つとして、)COP26の報告で聞いたんですが、デモのコールでも、日本では「脱炭素」だがヨーロッパでは「社会は私達が作る」の様な言葉が一番に来るとの事。学校の校則一つにしても、自分達の事は自分達で決める、という経験が、日本では少ない事もあるからかなぁ、と考えたりしています。

スペイン、バラセロナのミュニシパリズムにも注目しています。

長々と書いてしまいましたが、何か1つでも、気付きのきっかけになることが出来たら嬉しいです。ありがとうございました。

173.(タイトル)    [11回片桐塾感想]              By  No.48 KFさん (2022.3.14)

遅くなりましたが、先日はお疲れさまでした&ありがとうございました!!

塾の報告では、お二人とも大変勉強していらっしゃって、めちゃくちゃ為になりました。

環境問題については、子どもの頃は学校で環境破壊のことを習った時には確かに自分が何とかしなければならないと素直に思っていたハズなのに、やはり大人になってからは、自分にできることなんてあるのか?と思うようになってしまったな、と…。

ゴミの分別なども、マンションや職場だと分別せずに出しても、業者の方があとは全部やってくれるのであんまり気にしないし、冷房を我慢するのも、逆に熱中症を気にしないといけないから何が正しいのか分からないし…。企業がSDGsを謳っていても、具体的に何してるのか良く分からないし…。改めてちゃんと情報を整理して、自分で考えないといけないな、と思いました。

銀行の業務については、「金融は儲かってる」という思い込みがあったので、あんな風に色々と工夫して利益を上げる努力をしているということに驚きました。

ちょうど私も先日、銀行が遺言執行者(遺言の内容を実際に手続きしてくれる人のことです。)に指定されている遺言書を見る機会があり、その手数料が、弁護士が遺言執行者の報酬をもらう時の平均と比べて、かなり高めに設定されているのを見て、正直「悪どいなぁ…」と思っていたのですが笑、Uさんのお話を聞くと、それも致し方ないところがあるんだなぁと納得しました。

業界の裏の話をあれだけディープに聞けるのは、片桐塾の最高のいいところですね!

また次回の塾を楽しみにしておりますので、皆さま元気で会えますように!!

172.(タイトル)    11回片桐塾              By  No.58 KAさん (2022.3.13)

お疲れ様です!先日の片桐塾での楽しい時間をありがとうございました!発言できなかった分、メールで私の考えていたことをお伝えさせていただけたらと思います。毎度メールですみません笑

まずはIさんの気候変動についてです。

Iさんの発表と途中で参考文献を回してくださったときの付箋を見て、すごく勉強されていて、熱心な方なんだなと感じました。色んな考え方や活動があって、とても勉強になりました。ありがとうございました!

私の意見は、、たしかに地球を守ることも大事です。温暖化等の進行を止めれるのは人間しかいないですもんね。でも、Mさんも仰っていましたが、気候変動って私たち個人にとってはすごく大きなテーマで身近にはなかなか感じにくいところがあると思います。例えば、お店でエコバッグを利用したり、紙製のストローで飲み物を飲んだり、テレビのつけっぱなしをやめたり、、こういうちょっとした行動が気候変動と本当に関わっているかなんてわからない!というのが本音です。私はケチなので、スーパーで3円を支払って袋を買うのが嫌でエコバッグは常に持ち歩いていますが、エコのためというよりかは正直自分のためです。紙製のストローも同じで、プラスチック製か紙製か選べるなら、美味しく飲むためにプラスチック製のストローを選んでしまうと思います。こうやって文字にして自分の考えを書いていると、かなり自己中なのがわかりますね笑

でも、私は快適と便利を求めたい!笑 ただ、ポイ捨てはしない、とか、使っていないコンセントは抜いておくとか、、できることはこれからも続けていって、できることを増やしていけたらと思います。

道路でのポイ捨てのことなんですけど、私は大学卒業前に海外旅行に飛び回りましたが、旅行に行ったほとんどの国では、道路にゴミ箱が設置されているにもかかわらず結構ゴミが落ちていて、タバコのポイ捨ても普通にされている国もあったのを思い出しました。海外と日本を比較すると日本は温暖化対策を頑張っている上位の国なのでは?と思います。海外に比べると日本は清潔でマナーもしっかりしているほうだから、他にもまだまだ対策をしないといけないとなると「がまん、めんどくさい」につながっていくんじゃないのかな?と思いました。難しいテーマですが、ずっと課題になるテーマですね。

次にUさんの銀行についてです。

なにより、Uさんの話術よかったです〜笑

もぎ取れるところからもぎ取っていくスタイルは同じ金融機関の人間として見習いたいと思います笑

Uさんも仰っていましたが、銀行業界は本当に厳しいです。昔は金利も高く、お金を預ける・貸すだけでも利益が上がっていたけど、今は普通預金金利0.001%の世界です。

私の務める信用金庫は考え方が少し古いので、、Uさんも仰っていましたが、預金を重視しています。でも、預金残高があるだけじゃダメだということで、最近は投資信託や保険を売れ!とすごく言われます。金庫全体で投信や保険、資産運用に力を入れ始めています。銀行はお金を出し入れする場所から、個人や法人の資産形成をサポートする役割になっていくと思います。

また、大手銀行や地方銀行では窓口にほぼ行員がおらず、手続きはすべてタブレット端末で完結する支店も増えてきています。若者はすぐに対応できるだろうけど、高齢のおじいちゃんおばあちゃんは困るだろうなぁ、、ATMでの入出金でもすぐ助けてって呼ばれるのに、、笑

そして、両替の手数料も去年からかかるようになりました。硬貨の入金は枚数制限はありますが無料でしているので、ゆうちょ銀行が1枚目から手数料をとるようになってから、私のところに汚い硬貨たちがゾロゾロやってきます、、やめてくれ〜〜笑

だんだんと愚痴みたいになってきました笑

Uさんの講義も楽しく、そして共感しながら聞かせていただきました。ありがとうございました!

そして、最後は先生とみなさまへの愛と感謝を伝えれたかなと思っております♡笑

また近いうちにお会いしたいので、みなさまよろしくお願いします(^_^)♡

---

KAさんの感想を読みながら、私も同じように、スーパーではレジ袋はもらわないようにしたり、食料品も賞味期限が多少過ぎても無駄にしないようにしている方だけど、確かにそれは自分にとってその方が得な気がするからだなあと思ったのですが、それは決して「利己的だ」と批判されるべきことではなく、人は自分にとって「よい」と思うことなら自然にできて継続もできるから、そういう形でできる「持続可能な社会」への貢献はもっと肯定的に受け止めていいのではと思いました。

たとえば、こういう風に大学卒業後も、集まっていろいろ学び知識を増やし思考力を高める塾をやっていることだって、「持続可能な社会」のよき構成員になる人を増やしていて、十分貢献になっているのではないかとすら思ってきました。そして、もちろんこれを開催しているのは嫌々ではなく、会って話すことが楽しいからであって、自分の楽しみだったりするわけです。

人間って放っておいたら、社会を悪い方向に進めてしまうのだと思って、まなじりを上げている人もいますが、私は結構人間性善説で、自然に任せていても、人間はそんなに悪い社会を創り出したりしないのではないかと思っています。(K)

171.(タイトル)    [11回片桐塾感想]              By  No.29 UT君 (2022.3.13)

昨日はありがとうございました。開催報告のメールも、ありがとうございます。

1講目では、気候変動やSDGsなどをはじめとする「環境問題」に対して、どのような視点でとらえられるのかということを議論し、考えていくのが面白かったです。

Tさんの「スタバの紙ストローがまずい」というお話は、環境問題そのものの弊害より環境問題対策による弊害を、身近にある自分事としておっしゃられていて、なるほどと思いました。

環境問題を深刻にとらえ、社会が変化していかないといけないという主張が強すぎるとかえって不都合さがあるのかもしれないなと思いました。

メガソーラーを設置し太陽光で発電できる反面、樹木が失われ山の保水力が低下し洪水の被害がでやすくなったということを聞いたこともあり、環境問題は複雑だなという気持ちです。

大切なことは、「環境のことを考えている」という誰もが納得?承服?してしまうフレーズにも1つ1つ考えていくことなのかなと思いました。

このようなテーマを考える機会をあたえてくださったことがとてもありがたいです。

2講目は、銀行の実態を、ある種の恐怖をもって聞いていました。

貸出業務だけでは難しく、コンサル業で利益をあげていくということ、電子マネーや電子決済が普及しているのでますます淘汰が進んでいくこと、M銀行の裏側、リーマンショックの詳細などを知ることができ、大変勉強になりました。もう知らないことだらけで社会学とどう結びつけて考えていけばよいかすらわからない状態でしたが…。

改めて塾は勉強になるなぁと感じた1日でした。次回も楽しみにしています。

色々とご準備頂き、本当にありがとうございました。

170.(タイトル)    11回開催お疲れ様でした              By  No.2 KK君 (2022.3.13)

11回お疲れ様でした。

気候変動について。
いっぱい勉強して、ものすごい時間をかけて資料を作られたのだと思います。私もいっぱい勉強させていただきました。ありがとうございます。気候変動について地球・国家レベルから生活・個人レベルまで幅広くまとめていただいたと思います。エネルギーにしても
病室にいる人たち

低い精度で自動的に生成された説明大量廃棄にしても総論賛成なのですが、なかなか各論では「コストがかかる、手間暇かかる」といった問題にいつも直面しますね。本当に地球が深刻な状況であれば、不便に戻るしかないと思います。大量生産・大量廃棄という便利さを追求した世の中では、便利さを削るしか方法はないのかと思います。CO2増加も手に取って理解できないため、なかなか深刻さが掴めないのが問題と思います。我々が最近目にするコロナ関連のデータと同じように、環境破壊のデータの信憑性が高まれば、自ずとSDGsの動きになっていくのではないでしょうか。このSDGsという言葉もどれだけ持つか楽しみです。SDGs、、、これぐらいポップでキャッチーな言葉のほうが子供受けいいですが、本気で向き合わないといけないなら「不便でいなさい」くらいの昭和の根性論での姿勢じゃないと抜本的な解決にならないと思います。またデータに戻りますが、CO2排出量の国家や地球規模の抑制についてですが、地球の人口が増え続ける以上仕方ないのかと思います。最近は科学も進歩してもし工場や車からのCO2排出が減っているならば、世界のCO2排出量世界の総人口の一人当たりCO2排出量は減っているのではないでしょうか?そのような点でも、しっかりとしたデータが欲しいなと思います。もし人口増大がCO2増大に寄与しているのであれば、少子化は環境破壊の抑制に寄与しているかもしれません。コロナ禍で結婚数減少、出生数減少しています。人口減少は環境破壊抑制に十分寄与すると思います。牛のゲップが温暖化に影響して、牛減らしをしようとしているのであれば、出生数減少も温暖化に十分貢献していると思います。ここまでは環境対策論みたいになりましたが、議論では社会学としての人々の取り組み方にもっと着目できたらよかったと思います。いつもながら僕も不勉強なので、与えられた知識を反芻するだけで精一杯です。例えば、欧米ではpositiveに取り組んでいる人が多い、日本ではnegativeで面倒くさいと思う人が多い、という部分の分析が社会学的に面白くなってくるのかと思いました。私自身が不勉強すぎて社会学までたどり着けなくてすいません。お堅いネタでしたが、Mさんが、初めに話をしていただけたことに非常に感謝しています。

銀行について。
おそらく言いたいことはいっぱいあるのに、資料という文面で残せないという印象を受けました。それでも、普段聞けない話を「お前たち2度と言わないからちゃんときいとけよ」と言わんばかりに、余すところなく仕事内容を話していただいて、ありがとうございます。非常に勉強になりました。収益が「預金、貸出、為替」ではないことに驚きました。銀行は、個人事業主、会社等の総合コンサルティング企業なんですね。相続もやってるのですね。個人や会社が生きるためにお金を通じて、銀行は人に接するという会社ということがよくわかりました。現金というのは銀行に存在しないのですね。みんなが信用し合う「価値尺度」で、我々は取引とかしあっているのですね。こうなってくると、電子取引はわかりやすい一例ですね。現物の紙幣は必要ないですね。でも電子マネー、あれは一体なんなのですか?私は電子マネーの「価値尺度」を理解できないです。お金は生きる術のひとつですし、お金の知識は若いうちから勉強として必要のような気がします。金儲けは別にしても、お金とは向き合っていかなければいけないと思いました。高校で資産形成というお金の授業が始まるのですね。お金と若いうちに向かって行くことは基本賛成です。ここで脱線しますが、この資産形成のお金の授業って、日本から生み出されたものでなく、欧米からの輸入授業ですよね。年功序列・退職金がない欧米型のライフスタイルの人たちにとって大切な授業だと思います。日本は「単利」なので、そう簡単に資産形成できないと思います。欧米の「複利」であったこそ、小さな貯蓄が30年後に化けるのだと思います。欧米の人は、自分で資産運用していかないと、老後の資金がないですしね。ここで引っ掛かるのは、いつも欧米の物差しで物事が決まっていくことです。欧米型の資産形成の授業を日本でやってもうまくいくのでしょうか。ある程度日本版にしないとうまくいかないと思います。さて社会学としては、お金と人との繋がりで考えていきたいですね。毎度ながら与えられた知識を吸収するだけで終わってしまいます。お金と人(社会)の最たる例は社会主義vs資本主義になるのでしょうか?個人のレベルで言うと、人ってお金の話ってどれくらいするんでしょうか?大学生のゼミレベルだと、そんなにお金の話はしないと思いますが、社会人では否応なくお金との親密性が増してきます。仕事での取引、結婚、出産、養育、介護、住宅購入、老後の資金とお金とはかなり密接になってきます。人ってお金の話ってどこまでするのでしょうか?親からもお金の話をするなみたいな教育を受けてきましたし。タブーであったりもします。お金の話の「範囲ってどこまで広がる」のか、気になりました。例えば共働きに結婚しているカップルでも相手の給料を知らないと言うのはたまに聞きますし。海外では実はお金の話が大好きでベラベラ喋るのか。お金も人と人との結びつきを生む一つの道具なので、一つのテーマになるかと思いました。

今回のネタですが、気候変動については原発問題とリンクし、銀行については相続ともリンクしていき、この塾での歴史がうまく積み重なっていると思いました。

ところでひとつ気になった点があります。とある発言で、「メガバンクさん、、、、」これ最近多くないですか?「関西大学さん」「ダウンタウンさん」世の中「さん」付けが多くて不思議に覚えます。相手を傷つけない不戦・友好姿勢の表れ?自己防衛機能が働いている?のでしょうか。

5
年続きましたね。あまり欲を出さず、身近な目標であと5年続けていきましょう!
今回も開催運営、本当にありがとうございました!!!

169.(タイトル)     [Zoom参加の感想]              By  No.14 KKさん (2022.3.13)

昨日はお疲れさまでした!懇親会も盛り上がったようで、写真を見てると声まで聞こえてきそうでした😄

温暖化も銀行のお話も興味深かったのですが、途中で娘がぐずったり授乳をしたりで、なかなかしっかり聞けず…。意見や質問を出せるレベルになりませんでした。

温暖化のお話のとき、最後に先生がお話されていた、温暖化はCO2よりも太陽の影響が大きいという説を詳しく伺いたかったです。また聞かせてください!

娘を産んでから特に、娘の世代にツケを回すようなことはしたくないという気持ちが強まり、環境も経済も問題先送りばかりはよくないなと感じています。

情報を鵜呑みにせず、自分でも考えながら何をすべきか見極めていきたいと思います。

次回は子連れで参加できればいいなーと思っています塾以外でもお会いできるのを楽しみにしています!

168.(タイトル)     片桐塾開催のお礼              By  No.10 MM君 (2022.3.13)

こんにちは。

いやぁ〜、昨日は久々に?酩酊してしまいました。

帰りの電車で、偶然、大学院の研究科の方に会い、恥ずかしい思いをしました。

皆さまにも、ご迷惑をおかけしたのではないかと反省しております。

以下、昨日の塾についての私の感想です。

 

Iさんからのご報告「気候変動・私たちに何ができる?」についてですが、何よりも、まずIさんが実によく勉強されているということに感服させられました。

興味を持たれたことに対して、真摯に向き合い、熟考される姿勢は、見習うべきところがたくさんあり、よい刺激となりました。

内容に関しては、非常に大きなテーマなので、様々な切り口があり、どこから手をつければいいのか、正直困惑してしまいました。

ただ、参加者の皆さんの関心事から徐々に話が深まり、発言のきっかけを得ることができました。

先生もおっしゃっていましたが、「地球温暖化=悪」を前提として語ったり、考えたりすることが当然という風潮は、どうにかならないのでしょうか。

大学院のある授業で、「言語教育においてもLGBTQに配慮した改善が必要」といったことを発表されている方がいて、「そう言われてもな・・・」と思いながら聞いていました。

塾でならいろいろと言えるのですが、さすがにその場では、口をつぐんでいました。

この辺りのことについては、引き続き、つらつらと考えを巡らせたいと思います。

 

Uちゃんの「銀行の収益の上げ方」は、難しい内容をわかりやすいことばで説明していただき、大変理解が深まりました。

漠然とした「お金」に関する知識が整理でき、おもしろかったです。

銀行の世界も奥が深いんですね。

質問させていただいたのですが、「世界の銀行事情」ってどうなっているのだろうということについて、非常に興味を抱きました。時間を作って、調べてみます。

 

毎度のことですが、新たな気づきがたくさん得られ、大変勉強になりました。

もう5年も続いているのだと、先生から聞かされ、大変驚きました。

月日が経つのは、本当に早いですね。

次回も楽しみにしております。

 

楽しんでばかりというのも何なので、機会があれば提供側にも回りたいと考えています。

報告して討論という形ではなく、皆さんと議論しながら考えていくのもおもしろいのではないかと思っています。

うまくできるかどうか分かりませんが・・・

たとえば、「多文化共生」など、よく耳にするけど、「それって何?」というテーマについて、それにまつわる「ことば」―たとえば、「日本人・外国人」など―を題材に、みんなで考え、意見を出し合いながら、理解を深めていくといったスタイルはどうでしょうか。

どなたもいないようであれば、お声がけください。

昨日はありがとうございました。

167.(タイトル)     昨日の感想              By  No.6 MN君 (2022.3.13)

Mです。昨日は熱がどんどん上がっているところでのオンラインでしたので、朦朧としながら聴いてました。

今日は37℃台前半まで下がり、普通の風邪のような感じです。このまま、あと10日も自宅蟄居しなければいけないのが辛いです。

Iさんの発表を聞いていると、私が学生時代、環境問題に強い関心を持っていた時と同じ熱量を感じました。

私は、大学の講義がきっかけでラディカルに環境問題への関心が高まったのですが、先生とのやりとりの中で中和されていったなあ、ということを思い出しました。

Uちゃんの発表は興味深かったです。以前にも、彼から銀行は手数料で稼いでいることは聞いていましたが、具体的な手数料事例とカラクリがよく分かりました。Uちゃんがwinwinの関係といいながら、ニヤつきながら取れるだけ取ってやろうというところに人柄?を感じました。信用組合、信用金庫の違いも勉強になりました。

きっと2次会は盛り上がったのでしょう。次回は楽しみにしてます!

166.(タイトル)     コロナによって形式が更に進化した第10              By  No.7 MS君 (2021.9.25)

「第10回片桐“社会学”塾」では、先生をはじめ基調報告及び参加した塾生の皆様お疲れ様でした。今回は、コロナによる緊急事態宣言下では初めて開催された塾でしたので、当初は参加について若干ためらいましたが、「後悔先に立たず」とならぬように事前にワクチンを2回打ったうえで参加させていただきました。

先ず、1講目の「地図の社会学」についてです。講義の進行やレジュメの作成に関しては、わかり易く完璧な仕上がりでしたので、流石に現役の大学の先生だなと感服しました。また、講義の内容に関しては、サブタイトルにある「地図の誕生からグーグルマップまで」の間の地図に関連する目まぐるしい変化に驚嘆しました。私が小学生の頃、知識を得たいという好奇心をきっかけに、様々な地図を入手して眺めることが趣味の一つとなりました。そしてそこから様々な興味を持ち始めるようになり、今でも続いています。しかし、知識を得るための地図が、デジタル化を経てグーグルマップなどによって便利で使い勝手が良くなった反面、単なる道具でしかなくなっていることに一抹の寂しさを覚えます。今後も、地図の意義の奥深さや存在価値があるものとして、絶えることなく残っていってもらいたいと思います。

次に、2講目の「ムスリムと日本社会」についてです。今まで私がムスリムを見掛けていたのは、私の地元に近い新潟港の周辺で中古車ビジネスを営むパキスタン人などの方々です。そこでは、ロシアと往来する多くの船舶が停泊するため、外国人が在留しコミュニティが形成され、簡易的なモスクやハラールフードを扱う売店も設置されているようです。一方で、実際にどのように生活しているのかに関して疑問を抱いていました。しかし、今回の講義を受講して、疑問を大体解決することができました。ただし、ムスリムや他の教徒に関してもまだ理解不足なのは否めませんので、今回のような機会を通じて今後も理解を促進させていきたいと思います。

今回の塾では、カメラとマイクとスピーカーを備えた新しい機器を導入したおかげで、リモートを併用したゼミ形式の開催が可能となったので、迫力や臨場感が復活し、更に進化した塾となりました。教室形式でなくゼミ形式を希望したいという私を含めた塾生の意見を受け入れていただき、入念に準備していただいた片桐先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。あとは、第2部でお酒が飲めるようになれば、一層談論風発となり活性化し盛り上がる塾へと進化していくでしょう。

165.(タイトル)     [第10回片桐塾感想]              By  No.27 KMさん (2021.9.20)

大変遅くなりましたが、片桐塾ありがとうございました。お疲れさまでした。M市内の学校は、9月いっぱい少なくともオンライン授業(わが子&私)で、オンラインの嵐に巻き込まれており、ほぼわが子のオンライン&学習補佐で落ち着かぬ日々を過ごしております。片桐塾後書き始めた感想が、2週間も滞り、今になってすみません。

M先生講義の『地図の社会学』も、Fさんの『ムスリムと日本社会』も、どちらも社会科教員の端くれの私には、刺激的でした。

『地図の社会学』のグーグルマップは、行動範囲を広げたのかということについては、効率的に動けるようになった&新しい道やお店、史跡発見、「ライブビュー」は、その地に行かなくても、行った気分になれる、立体的にその地を知れるなどできるので、行動範囲も広め、地図もよく見るようになったと思います。

学校教育においては、地図の基本を学ぶ上で、生活するうえでどう役立てられるのか、実践で試すなどグーグルマップなどネットの地図と連携させ、工夫すれば、とても面白い授業ができるのではと思いました(いや、カリキュラムの中でその時間捻出する必要がありますが。)

あと、個人的に、古地図が大切だなと最近実感しております。住む場所は、古地図を見てから決めるべし…大正時代まで湖のほとりだった場所に住み、東日本大震災で被災して心から思います。

『ムスリムと日本社会』は、日本人のムスリムへの馴染みがどうしてもない、宗教への日本人の理解が難しいなどいろいろ問題点を含みますね。

世界史の授業をしている身でありながら、イスラームの歴史を授業でするときには、私にも生徒にも馴染みがなく、国の変遷も派閥も複雑で、生徒の反応もいまいちで微妙な空気が流れ、早く終わらせて「ヨーロッパ史」に行ってしまおうと逃げてしまう自分もいて、これでは、イスラームの理解も得られないなあと少し反省しました。

ムスリムへの理解は、学校教育もかなり影響すると思います。地理や世界史の授業で、いかに興味深く伝えられるか、知ることができるか、触れることができるか。それにより少しでも理解が得られれば、歩み寄ったり、学び合うことも抵抗が少しでも減るんじゃないか…そんなことを、お話を聞いて考えていました。

今回も片桐塾開催していただきありがとうございました。ZOOM対応も毎回工夫していただきありがとうございます。感想遅くなってすみません。

早く、通常生活に戻れるよう祈りつつ、9月末でオンライン授業も終わると信じてあともう少し頑張ります。またメールします。

164.(タイトル)     [第10回片桐塾感想]              By  No.58 KAさん (2021.9.5)

夜遅くにすみません、こんばんは!25期のKです。昨日もありがとうございました!

対面でコの字の塾は初めてでしたが、みんな正面だけを向いている時よりも表情が見れて、やっぱりこれがいいなと思いました。

まず、M先生の地図の授業ですが、地図(マップ)を社会とつなげて考えてみると面白い!と、知識が薄っぺらな私(笑)も興味を持って最後まで楽しく聞かせていただきました。

昨日の塾生の中で、私は断片的にしか見ていない代表であることは間違いなしで、「サクッと自分の知りたいことだけ知れたらいいや!」と自己中心的な見方しかしてきませんでした。

今の多くの若者も私のような見方が大半だと思います。

問題提起にも挙げられていた「グーグルマップは視野を狭めたのか?」についてですが、私のグーグルマップは、今度行きたいお店や場所をお気に入り登録にして、マークをつけているので、私だけのマップが出来上がっています。

私は小中学生の頃、地理が苦手で紙の地図も全然ダメでした(笑)

その頃に比べたら、今はマップで調べ物もするし、見る頻度はかなり多くなりましたが、それは自分が興味のあることをマップ上に載せてくれているからですね(笑)

結局、興味を持たないと何も始まらないと痛感しました。

今回の授業で、地図って見方を変えたら結構面白いかもっ、「知識としての地図」もいいかもっ?、と思ったので、これは薄っぺら知識の私の成長の一歩だと思ってください(笑)

あと、最後に、、M先生の「地図からその人の行動を想像する」趣味は面白怖かったです!笑

 

そして、Aのムスリムについての授業ですが、今まで宗教って聞くと、、深入りできない話題、避けた方が良さそう、、と遠ざけてきていました。

親や周りの環境から学ぶことも少なく、知らないことばかりです。

イスラム教についても、詳しくは知らないけどなんとなく怖そう、という勝手なイメージを持ってしまっていました。

知らないということ自体が勝手なイメージをつくって、思い込んでいくんだなって感じます。

なので、知る機会を作らないと勝手なイメージだけが大きくなって、理解を深められない人が増えていきそうな気がします。学校教育で宗教問題は難しいのかな、、

私自身、今回のAの授業がなかったら、イスラム教だけに限らず他の宗教について考える機会は、自分自身と関わるよっぽどのことがない限り、なかったんじゃないか、と思います。

本当にいい機会になりました。

ちなみに、仕事に向かう途中に宗教的な感じの声かけが最近多くて、、(笑)よっぽど何かにすがりたさそうな憂鬱な顔をしているんでしょうね(笑)

今回も開催してくださり、ありがとうございました。

 

毎回刺激を受けています。次回も楽しみにしています(^_^)

163.(タイトル)     [第10回片桐塾感想]              By  No.48 KFさん (2021.9.5)

昨日はありがとうございました!

さてさて、発表の方は、お二人ともホントに素晴らしかったですね。今まであまり考えたコトのないテーマだったので、その場では発言できませんでしたが、後から色々と思うこともありました。

20年くらい前、ちょこちょこ海外旅行に行っていましたが、その頃はとにかく「地球の歩き方」というガイドブック片手に、本の通りに観光名所を周っていたなぁ、と思い出します。

当時、「地球の歩き方」の小口の部分が青く着色されており、遠目に一目見ただけで「地球の歩き方」だと分かるデザインでした。

その為、「地球の歩き方」を持っているとすぐに日本人と分かり、「日本人はお金を持っている」というイメージから、「地球の歩き方」を持っている人が襲われやすい、という噂が出回ったことがあり、本のデザインが変更されることになったのを覚えています。

でも、去年ハワイに行った時は、ガイドブックなんて全く必要なく、スマホさえあれば、詳細な地図がすぐに分かるし、なんなら友達とはぐれても何とかなる、という安心感がありました。

この20年で、世界がどれだけ狭くなったのか、想像力や、未知に対する恐怖がどれだけ軽減されたのかを実感しました。

道具としての地図がとんでも無く発達して便利になった一方で、人間の好奇心が確実に削がれたのは間違いないですね。

 

宗教については、自分の神様を持っている人は、それを行動基準にすることが出来、神様にとっていい行いをすることで、天国に行けたり、永遠の命を得たりできる、と考えられる。

でも、日本人にとっては、もしかするとそれが無い為に、「同調圧力」が強くかかり、周りがどう思うか、どう見られるかを、自分の行動基準にするしか無く、ある意味では、自分の作った空想上の他人が、「神」の役割を担っているのかな、なんてことを思いました。

日本にも多くの国籍の方が増え、実際に色々な宗教をお持ちの方ときちんと出会うことで、日本人にとっての「神」ってなんなのかを考え、他者を理解する土台が作られて行けばいいなと思います。

 

長々と遅くに失礼しました!学びの場があるというのは本当に素晴らしいことです。ありがとうございます!次回の塾も楽しみにしております!

162.(タイトル)     片桐塾初対面参加              By  No.60 FAさん (2021.9.5)

こんにちは。 昨日は片桐塾の開催ありがとうございました。いろいろな手配やMCもお疲れ様です。

卒業後もこうした議論できる場があるのがとても嬉しいです。

また、年や職業、住む場所が異なることで、違った視点での意見があがるという点で片桐塾がとても魅力的でした。

また、今回発表させていただけたのも嬉しかったですし勉強になりました。

 

M先生の地図の発表ですが、マップによって私たちの行動が操られているということに衝撃をうけつつ、もしかしたらインターネットの普及は人が操作されかねないということが付き物なのかもしれないとも感じました。

そう思うと、やはりより一層自ら考え行動すること、知識を身に付けることは大事なのだなと思いました。

ちなみに、弟の感想や所感は「(地図に操られるってことにおける未来予想として)waaayなどのアプリの延長線上に、地図アプリでもあなたへのオススメを表示してきて、ドライブや休日に行く場所なども全部示してくるようになりそう」と言ってました。

良い影響もありそうですが、それに流され続けることのないようにしていたいものです。

 

私の発表ですが、パワポや伝えたいことは練習の甲斐もあり、思うように進めることができ嬉しかったです。

ただ、いただく質問に正確に答えられなかったのが知識不足で悔しかったです。また皆さんからの先生へのメールで感想などを見させていただけたらと思います。

最後に、直前に弟が来ることを許してくださってありがとうございました。彼もとても楽しそうに、熱心に色々考えていたみたいです。

昨日は帰ってから「zero dark thirty」というウサマ・ビンラディン殺害までの10年を描いた映画を一緒に見ました。

歴史を知ってから見るととてもアツい映画でした。見たことなかったら先生にもおすすめです。

ではまた次会える日を楽しみにしています。

失礼いたします。

161.(タイトル)     昨日も楽しかったですー!              By  No.51 TCさん (2021.9.5)

昨日はありがとうございました!

M先生の地図の社会学、久しぶりに社会学の基本!を学んだ気がしました。

そして、社会学ってこういう考え方をするからおもしろいんだった!と感じました!笑

片桐塾の度にそのエッセンスはしっかり盛り込まれていると思うのですが、、やっぱり私の頭にはそこに到達するまで丁寧な説明が必要で、、すみません。。

そういう意味で昨日はとても社会学を楽しめました!笑 M先生に感謝です!!

 

Aちゃんのムスリムのテーマもとても勉強になりました。

宗教って聞くだけでなんか一歩ひいてみてしまっていたわたしで、、でも先生がおっしゃってたみたいになにかに頼りたくなるときにすがる対象はみんなありますよね!

わたしはなにもなさすぎて、、宗右衛門町の怪しい占いのおばちゃんやったなー、、お金かかったな、、と思いましたが。笑

やっぱり知らずに距離をとるのは、偏見や差別だと思うので、いい機会なのでまずは自分の先祖の宗教くらいは知っておこう!と思いました。

次回も楽しみにしています(*^^*)

160.(タイトル)     [第10回片桐塾感想]              By  No.6 MN君 (2021.9.5)

お疲れ様です。

昨日はありがとうございました。

M先生の発表は言わずもがなでスムーズでした。

あの場での議論で先生が「道具としての地図」と「知識としての地図」とコメントされていました。議論の整理の仕方がさすがです!

以前、Yくんの新聞の発表の時も同様の議論がありました。

スマホでなんでも情報が入る時代に知的好奇心が薄れた若者への先生の懸念は益々進んでいくのでしょうね。

 

ムスリムについては、以前色々と本を読んだ事はあったのですが、やはり、実際に接したことがないのでイメージが難しいです。

塾でこういうトピックを出してもらうと、色々考える契機になります。

娘はフットボールの応援で疲れていて、うつらうつらとするのが心配で画面を消していたとのことです。

グーグルマップという女子高生が普段使っているものが学問になる社会学はやはり面白そうとのコメントでした。

159.(タイトル)    10回片桐塾ありがとうございました。              By  No.2 KK君 (2021.9.5)

昨日はどうもありがとうございました。

2題ともに実のある発表でありとても楽しませてもらいました。

まずは地図のお話です。Mの発表が延期になってから待ち遠しく待っていました。

僕は学部生、院生の公的な面(=飲み会じゃない方)でのMを知らなかったので、いつか発表を聞きたいと思ってました。

内容はもちろんなのですが、どのような思いで学部生から社会学者になったのか興味がありました。

僕も社会学部卒ですから、0.1%くらいは社会学者になれたかも知れません。

しかし、そんな思いはあっけなく消えました。だからそれを成し遂げたMを肌で感じたいと言うのがありました。

これまで沢山の人の発表は素晴らしいと思って聞いてましたが、Mの発表は本物の人だと思いました。

これからも片桐先生の弟子としても活躍することを願ってます!

 

内容の方に戻ります。

地図の2面性を知れたことは面白かったです。

知識としての地図、私を軸とした道具としての地図、この2つの考え方を知れたのは面白かったです。

両者は共に大切であり、どちらもお互いに補完しながら共存していけば良いかと思います。

以前、アメリカで住み始める前にアメリカの地図を、知識としての地図として俯瞰し、ここは危険でここは安全かと、自分なりに境界線を敷いたことを覚えています。

まだ、行ってもいない土地をグーグルアースのストリートビューで自分を軸とした形で、街を仮想散歩した記憶があります。

今思うと、知識の地図と自分の地図をミックスさせて使っていたと思います。

最後の方で、地図が逆に人の行動を決定していると言う話も、まさにその通りと思う部分があります。

グーグルマップでお店とかの情報を得ているので、もはや僕はグーグルマップに操られていると言っても過言ではありません。

職業によるメンタルマップも面白いと思いました。

このままさらに研究を続けて、Mの未来地図を拡張させることを願ってます。

 

ムスリムの話です。Fさんか卒論の時点で既にしっかりとしたボリュームのある話を作れることは素晴らしいことと思います。

やはり興味を持ったことの探究心は、知識を増やしてくれるのですね。日本社会のムスリムには興味があります。

どこでもそうですが、ある文化は異文化に行った時、化学反応が起こります。

寿司だって、アボガド巻くカリフォルニアロールが生まれたのです。

日本人からしたら、最初はなんじゃこら?でしたけど、ありとあらゆる寿司を生み出すきっかけになったと思います。

イスラム教が日本に来て生まれた独自の文化ってないですかね?

メッカの方向に畳を縦長に敷いた家とか?そんなの知れたら面白いなぁと思いました。

僕が興味持った点は、もう一つ。社会がマイノリティへの理解は必要かです。

Mの実例がめちゃくちゃわかりやすかったですね。

国際語学学校で仮にムスリム文化で休みを受け入れると、中国人の旧正月とか、他にもいっぱい休み出てくると。

学校のほとんどが休みになるのですよね。

少数者の理解は社会全体の生産性を弱めるのではないか?この点はめちゃくちゃ面白かったです。

 

11回も楽しみにしています。

ありがとうございました!

158.(タイトル)    10回片桐塾を終えて              By  No.10 MM君 (2021.9.5)

片桐先生、塾生の皆様、昨日はありがとうございました。

今回のテーマは(も)興味深く、学びの多い内容でした。

十分にコメントできなかったことや、振り返って考えたことをまとめておきます。

1講目のM先生の講義は、さすが大学教師といった運びで、わくわくしながら耳を傾けていました。

塾の後の帰り道でも少しM先生とはお話したのですが、

・地図の歴史が文字よりも古いということ

・しかしながら文字同様、記号で、かつ恣意的なものであり、また「表現するもの」であるということ

この点に関して、「ことば」を教える仕事にある者としては敏感に反応してしまいました。

文字はコミュニケーションツールの1つだということに異論はないと思います。

地図も「現実を再構成して伝え、共有するためのメディアである」という指摘に従えば、コミュニケーションツールという機能を有していると考えられます。

技術の進展により「地図の機能」が変質してきたということが話題になっていましたが、その中で出ていた「知識としての地図」の役割は、もしかすると終焉を迎えつつあるとも言えないでしょうか。

それは、「ことば」(特に文字)も同じです。

その背景にあるのは、AI技術の飛躍的な進歩です。

AI技術によってなくなる仕事というのがよく話題になりますが、単なる「知識」の伝達に関しては、ほぼAIで代替可能だと言われています。翻訳なんかがそうですよね。

なので、私たち言語教育に携わる者は、このような状況下において

・ことばを勉強する(学ぶ)意味は何?

・ことばを教える意味は何?

という問いと常に向き合っています。

「ことば」そのものはなくなることはないでしょうから、

「ことば」の教育がなくなるとうことにはならないと思います。

ということは、これまでのように単なる知識としての「ことば」の教育からは卒業し、新たな「ことば」の教育のあり方を考えていかなければならないというわけです。

先生が言われていたように「知識を教える」という教育の営みそのものが見直される時期に来ているというふうにも考えられます。

話が大きくそれてしまいましたが、「知識としての地図」からの今後の新たな展開に思いを馳せ、もう少し考えてみたいと思います。

M先生、ありがとうございました。

 

2講目のFさんの「ムスリムと日本社会」も、留学生を相手に仕事をしている身には、非常におもしろいテーマでした。

私の勤務校でもここ1、2年でイスラム圏の学生が増えてきており、他校の先生からもその対応について相談を受けることがよくあります。

それぐらい、今、日本語教育の現場ではホットな話題なので、日本語学校の先生向けのセミナーなんか開いてはいかがでしょうか?

私が一番、気になったことは「イスラム教のイメージ」です。

Fさんの資料の中でも「アブナイ」というイメージを持っている人が62%いるという報告があり、その背景として「知らない」ということがあげられていましたが、一方で「キリスト教」は?というと、どうなんでしょうか。

日本の総人口に占めるキリスト教信者と言われる人は1%程度だというデータもあります。

決して多い数ではないですし、キリスト教について多くの日本人が十分に理解しているかといえば、そうではないと思われます。

でも、「キリスト教はアブナイ」と考える割合は、6割もいかないのではないでしょうか。

その差はなんなんでしょうか。

名前を伏せたほうがいいのかもしれませんが、「E」とか私はすごく怪しいと思います。

ときどき、自転車に乗って布教活動をしている団体もありますよね。

あれもキリスト教と関係ありますよね?ないのかな?

私には、ああいうのからしてもアブナイと映るのですが、それほど話題には上りません。

ただ、キリスト教もかつては布教活動のための侵略戦争をやってきてたわけですよね?

今、話題になっているイスラム教原理主義者がやっていることと同じだとは言いませんが、どうなのでしょうか。

なんか、イスラム教だけがとりたてて悪いイメージが定着しているような気がします。

それはなんでなんだろう?

ちょうど読もうと思っていた、大川玲子(2021)『リベラルなイスラーム』慶応大学出版に少し答えがありそうなので、また目を通してみます。

Fさんが最後に、「彼らへの理解を表面的にだけでなく何かしらの経験を通して個々人の中で持てるように」ということをおっしゃっていましたが、何ができるのか、学生たちとも話をしてみたいと思いました。

刺激になる講義を聞かせていただき、感謝しています。

最後に、塾の前に「自民党総裁選」の話が少し出ていたので、ひとこと。

先生もおっしゃっていたとおり、よっぽどのことがなければ「岸田総裁」で落ち着くんでしょうね。

私は(も)野田聖子なんかがおもしろいのではと思うのですが・・・。厳しいかな?

いつも二階幹事長の横にいて、記者らとのあのやりとりを真顔で聞いていられるものだなと感心していました。

どうなるんでしょうね。

長々と失礼いたしました。

さまざまなバックグラウンドをお持ちの塾生の方々との議論は、いつも刺激的で勉強になります。

次回も楽しみにしています。

その時は、さっぱりとした髪型で「さわやかに」登場したいと思います。

157.(タイトル)     本日はありがとうございました              By  No.3 MK君 (2021.9.4)

今日は片桐塾で貴重な発表の機会をいただき、ありがとうございました。レジュメに「片桐ゼミ10期生 MO」と書いて発表するのが、実に新鮮で、初心にかえることができました(笑)

普段の授業で大学生に向けて地図の話をする時は、おおよそ想定内のリアクションやコメントばかりなのですが、片桐塾生の皆さんは、様々な角度から刺激的なコメントをくださり、さすがだと思いました。

また、片桐先生にも久しぶりに発表を聞いていただいて、とても示唆に富むコメントをいただきました。

先生が仰るように、地図には「知識としての地図」と「道具としての地図」があり、グーグルマップにもその両面がありますが、結局は知識を重視するかどうかが、地図の使い方を左右するのでしょうね。

また、「なぜ地理的な知識を得る必要があるのか(それが何の役に立つのか)」という問いも突きつけられましたが、やはり地理的知識は、社会について考えるための土台となるものであり、歴史も国際問題も、地理的知識がないとストーリーとして理解しにくいと思うので、やはり教養として大切なものだとは思います。

しかし、根本的な問題は、現代の若者世代が知識の蓄積を重視しなくなったとことだとすると、やはり地図のデジタル化(グーグルマップ)そのものに問題があるわけではないと言えそうですよね。

それでも、知識を重視しない若者たちが、グーグルマップによって、ますます視野が狭まっていくということはたしかだと思いますし、また、いつでも情報を検索できるグーグルマップが地理的知識を蓄えることの価値を減じたとも言えるかもしれません。

Sさんの話にもあったように、その中で教育をどうしていくかというのは難しい問題ですが、もしかしたらグーグルマップを地理教育に活用するという方向性もあり得るかもしれませんね。

まだ十分に整理できていませんが、おかげさまで、前提を問い直すきっかけをいただきました。本当にありがとうございました。今回得られた気付きは、今後の教育・研究に活かしていきたいと思います。

今日はSさんがおられなかったのが残念でした。

それでは、また次回以降も楽しみにしています。

156.(タイトル)    形式について考えさせてくれた第9回              By  No.7 MS君 (2021.5.7)

「第9回片桐“社会学”塾」そしてその後のサブ塾では、先生をはじめ問題提起及び参加した塾生の皆様お疲れ様でした。何かと落ち着かなかった年度替わりからようやく一段落して、遅くなりましたが投稿できた次第です。

 先ず、1講目の「社会人の価値観」の調査についてです。私自身の卒業後からこれまでの価値観の推移と、第1世代で男性の回答結果の傾向を比べてみて、かなり相似していました。ですから、同世代で同じ価値観を共有している部分が多かったなあと、率直にほっとした気持ちとなりました。また、「大人らしさ」や「自分らしさ」の項目で、「らしさ」の基準が不明確となり発揮できない点については、とても納得しました。一方で、求める理想の社会の項目で、若い世代に保守化の傾向が見られる点については、意外で驚きました。別の視点として、調査対象者の兄弟構成や出身地もしくは居住地によって社会人の価値観に違いがあるかどうかについても、興味深いところであります。

 次に、2講目の地価公示価格に関する基調報告についてです。かつて市役所で固定資産税や地籍調査の業務を担当していましたが、地価公示価格の高低によって市民への課税や市民の所有する資産にシビアに影響してくるので、今回の基調報告の内容に大きな衝撃を受けました。また、不動産鑑定士の方とやりとりすることもあったので、とても参考になりました。貴重な報告を聞かせていただき、よい機会を得られて感謝しています。

教室形式の本講とゼミ形式の補講にどちらとも参加させていただきましたが、やはりゼミ形式の方が塾の迫力や臨場感が勝っていると実感しました。先生や塾生の皆様と向き合って、互いに意見交換を繰り返していく。やはりそこから、コミュニケーションが形成されて白熱する議論へと発展し、そして塾そのものが活性化し盛り上がっていくんだなと、改めて思いました。今後のコロナの状況やリモートの併用で可能な会場に限りもあるので、止むを得ない面もありますが、次回の本講からゼミ形式に戻れることに期待します。

155.(タイトル)       第9回片桐塾の感想              By  No.25 KYさん (2021.4.6)

3月の片桐塾では、いろいろとありがとうございました。

HちゃんとSちゃんに、ミニ報告済です。

1講目

「大人の定義について」

どうなったら、大人といわれる人なのか。私が学生時代に思っていたのは、お酒が飲めるようになる、選挙権をもらい、はじめて選挙にいったとき。

社会人になってからは、はじめてお給料をいただいたとき。

今、この年齢になってからは、この先、両親を見送り、1人になったときに「大人になった」と思うのかなと思います。

「女性の働き方、グラフがM字カーブになることについて」

今の会社で、私の同期で残っている女性は、全員独身です。

金融機関ということもあり、当時は結婚もしくは子供ができた時に、退職する人が多かったと思います。

当時の私は、仕事と家庭を両立するイメージをもてませんでした。

今、思ってみると、そんなに気負いすることなく柔軟に考えればよかったのかもしれません。

最近では、会社の中でも結婚や出産してからも働いている人が増えてきました。

制度もよくなりました。

みんなが自分らしく仕事を続けていければと思います。

2講目 

片桐先生から、片桐塾の案内をいただいた時から、楽しみにしていた講義です。

公示価についての話でした。

私は不動産関連の仕事をしていることもあり、仕事とつながるところもあり、興味深く聞きました。

仕事をするにあたって、謎(公示価が変更される時に場所も変更になっていることがあること)に思っていることも聞けてよかったです。

毎日、仕事で公示価を見るたびに、何だかニタニタしている私がいます。(うら話を伺ったので)

9月の片桐塾で、片桐先生をはじめみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

154.(タイトル)       第9回片桐塾の感想              By  No.50 MAさん (2021.4.2)

先月の片桐塾はZoomで参加させて頂きありがとうございました。感想が遅くてすみません。

入室にちょっと手間取ってしまいましたが、講義はしっかり聞けました。資料も見れて、とてもわかりやすかったです。発言よりハードルの低いチャット機能を使ってみたのですが、チャット機能は、文章をぱぱっと短くする方がいいですね。打ってる間に話が進んでいく〜!となったりしました(^_^;)

少しですが、感想・意見を書いてみました。

M字カーブの話

自分が子どもを産んでみて、より身近な話です。子ども大好き人間でもなかったのですが、やっぱり側にいる時間を長くとりたいと思うようになりました。収入が十分にあるなら、一度正社員から離れて、専業主婦→パート→正社員と、子どもの成長段階に合わせて変えていくのが理想だなぁと思います。よっぽど仕事が好きな人以外は、そう思う人が多いのではないでしょうか。ただ、現実的には夫の収入だけではやっていけないし、一度正社員を辞めると同じようなポジションには戻れません。希望通りにはいかないのが悲しいですね。女性がずっと正社員として働き続けられることより、ライフシーンに合わせた働き方ができることの方が求められているのではないでしょうか。

・大人基準

私は自分が大人だと胸を張って言うことはまだできないです。働いて、子育てして、それなりに結果を出して自信がついたら、大人だと思えるかもしれませんが。自己肯定感とも関係あるでしょうか?子どもの頃は30代になったらすごくしっかりした大人になってるもんだと思ってましたが、なってみると全然でした。理想も人それぞれで、基準が難しいですね。「大人にならなくては」と強く思うかどうかは、20年前と今では違うのかな?とも思います。私の場合は大人だと思えない自分でも、とりあえず何とかやっていけてます。「自分を大人とは思わない」と言っても責められない空気感あるような?もっとしっかりしろ!ともあまり言われることが無いです。でもそれをいいことに逃げてしまってはいけませんね。

・政治関心

今はコロナという大きな問題があり、政治家の発言などに興味を持てますが、そういう出来事が無い時は、政治家の失言とか、マイナスのことばかり耳にしていて、この人はリーダーシップがある、考えに同意する、支持したい、など思うことがあまり無かったです。選挙がある時に少し考える程度になっていました。ただ、結婚したら、ニュースを見た時など、夫と少しだけ政治の話をすることもあるので、人と話すことで政治関心は高まるなぁと思いました。

とりとめのない感想になってしまってすみません。

また片桐塾に参加させて頂きたいので、よろしくお願いします。

最後に近況報告ですが、4月下旬から職場復帰するので、只今8ヶ月の子どもの慣らし保育中です。子どもと離れるのがすごく寂しいのと、仕事思い出せるのか不安、だらだらしていたので社会生活に慣れるまでしんどそう、育児家事がんばらないと!といういろいろな心境です。

大学も新学期ですね。しかもまだまだコロナ禍で大変な、お忙しい日々をお過ごしだと思いますが、お身体ご自愛ください。

153.(タイトル)       Re: 第9回片桐塾補講(サブ塾)のお知らせ              By  No.8 YH君 (2021.3.29)

こんにちは。返信遅くなり、すみません。

片桐塾の補講、参加は難しいです。

リアルでのワイワイと議論することの楽しさは、間違いなくありますので、参加できる方がうらやましいです。

「つらつら通信」にも書かれていましたが、リアルだからこその伝えられるものは、間違いなくありますので、

早く何の憂いもなく、集まれる機会が来ればと思います。

先生の論文もなかなか時間が取れず、しっかりと読めていません。

 

大人自覚について、

「大人」についての基準の設定が、各々で違って捉えており、法律での成人の基準はあれど、自分の置かれた環境・関係と比較して捉える、個人の感覚的な基準があると思います。

子どもが生まれれば、子どもよりは大人として自覚する人は、やはり増えると考えますし、仕事や友人関係など、身近な社会関係の中で比較をし、大人と自覚する、まだまだ子どもと考えるのではと思いました。

意見交換をしながらの気づき、発見が、サブ塾ではたくさんありそうで、また感想・開催報告を楽しみにしておきます。

152.(タイトル)      9回片桐塾ありがとうございました。              By  No.31 UYさん (2021.3.18)

先日は片桐塾でお世話になりました。ありがとうございました。

1講目の問いかけで『大人とは』というのがありましたが、仕事中にボケっとPC見ていましたら、このようなまとめがありました。

https://togetter.com/li/1683939

これは人生のネタバレなんですが、35歳になってもまだ『いつ大人になれるんだろう』って思っています「17歳くらいから責任感以外何も変わらない」

僕はもうすぐ20歳なのですが、もう大人にならないといけないんだなって少し焦っているところがありました。 このツイートをみて少し救われたような、先が見えないような気分になりました。ありがとう。

これはざっくりいうとTwitterで盛り上がっている話題ごとにTweetをまとめて見ることができるサイトです。

この中の「最近、大人ってなるもんじゃなくて、するもんだなって気づきました。…」というTweetが、

私の思っている「大人」についてけっこういい線で言語化されているな、と感じました。

塾の時にも思っていましたが、私の思う「大人」って、役割として振舞っているというか、自分の心の中から自然と湧いて出る概念ではないな、と思っていました。

文章を打ちながら考えた結果、社会的な役割の数と重要さを相対的にみて高い人が大人かな と思いました。

 

2講はかなり専門的なお話で、アホな頭では難しかったですが、知らないことを少しでも知れたことがとてもよかったです。

Tがかなり食いついていたので、また解説してもらおうかなと思います。

2次会と帰り道ではKさんとお話しもでき、大阪っぽい食べ物として551の海鮮焼きそばなどをお勧めしました笑

以上、しょうもない話を失礼しました。たまにはメールしようと思いまして。

次回の片桐塾も楽しみにしています。M先生の地図講義、気になります!

151.(タイトル)       Re: 9回片桐塾開催報告              By  No.9 FYさん (2021.3.17)

こんにちは!

土曜日はありがとうございました。

お礼がすっかり遅くなってしまいすみませんでした。

Zoomとの併用もすっかり慣れていらっしゃって、さすがだなぁと思いました。

 

1講目は学生時代に戻ったような気持ちになりました!

女性の働き方についてですが、いろいろな制約がある分、いろいろな選択肢もあると思います。

わたしは仕事にやりがいと出来れば賃金を求めているので、フルタイムがちょうどいいのだと思います。

育児との両立は結構しんどくて、今の職場はちょっと勤務時間が長い(8:4517:45)なぁ、もっと近くでいいところないかなぁ、と考えることもありますが、人間関係が(一部を除いて)よかったり、長く勤めている分、出来る範囲も増えてきているので、しんどくてもがんばろうと思って続けています。

ただ、小学校になるとどうかなぁとちょっと不安です。

でも出来ない理由を探すのではなく、出来る方法を探していきたいなと思います。

先生に教えていただいたように、バランスの取れた大人になっていきたいです。

 

2講目はすごくすごく興味深かったです!

興味は深かったのですが、すごいなぁ、とか、そうなんだぁ!などの小学生みたいな感想しか出てこなかったです笑

不動産鑑定士の方も、まず地元の業者さんにお話を聞くと話されていましたが、歴史的背景や今の公示価格、実際の売り買いの相場などのバランスを見て決められているんだなぁと思いました。

便利なところは高いだろうけど、神戸なんかは不便な山手が高級住宅街とされるのはなんでだろう?と思っていましたが、昔からの流れもあるのでしょうね。

西宮の山手の方(仁川とか)は不便なところで、価格ばっかり上がってしまって買い手がつきにくいと聞いたことがあります。

ブランドネームよりも利便性に社会の価値観が変わってきているのでしょうか。

不動産鑑定士の方は色んな視点で鑑定しないといけないでしょうから、Kさんがおっしゃるように能力の差も出やすいのかなと思いました。

講義も良かったのですが、Kさんのお声と話し方が素敵で、聞きほれていました。

懇親会でお話しそびれたので、次回はぜひ!と思います。

 

懇親会は言わずもがな、とっても楽しかったです!

最近はリアクション芸人でしかないので、もっと色んな話ができるようになりたいなぁと思います。

 

先生、いつもありがとうございます。

次回も楽しみにしていますね!

150.(タイトル)       片桐塾、ありがとうございました!              By  No.40 TFさん (2021.3.16)

ご連絡が遅くなりましたが、土曜日の片桐塾お疲れ様でした。

今回もzoom参加をさせていただいたのですが、とてもスムーズに参加させて頂きました。

事前の資料準備から当日の画面操作、チャットに目を通しながらの進行と多大な労力をおかけしていることと思います。

本当にいつもありがとうございます。

 

一講目の先生の調査報告はゼミの集いで報告を聞いた時から、皆さんの意見もいろいろ聞いてみたいと思っていたのでとても嬉しかったです。

また先生の論文も考察含めてとても興味深く楽しく読ませて頂きました。

ディスカッションでもいろいろな意見がありましたが、やはり大人の定義ってはっきり境界があるものではないんだなぁと思います。

まさに「大人の階段のーぼるー」って納得の表現だなぁなんて思ってました。

 

女性の就労の形について、現在無職のグループの生活満足度が高いことは興味深かったです。

一応弁明ですが、我が家も夫のサポートがないわけではなく、むしろ家事育児収入全てのメインを夫が担ってます。

それでも私がフルタイム勤務に戻ることを「無理」と表現したのは、自身の体力や精神的な強さを理解した上でどんな人生を送りたいか、と考えた時にフルタイムの正社員で働くということには色々無理が多すぎると感じたという話です。私自身が専業主婦の母親に育てられていることも関係しているのか、仕事をしながら最低限の家事育児をこなすよりも、自分のペースで気になる家事育児をクリアしていけた方が私にとってはストレスの少ない人生だな、と分かってきました。布団が干せてない!とか窓が汚い!とか収納が使いづらい!とかが思っていたよりもいちいち気になってしまう人種のようです。

最近は逆に、どのライフステージでもフルタイムの正規雇用が9割越えの男性の選択肢の少なさがなんだか不自然で気の毒だなぁとも思うのですがどうでしょう?

チャットでもどなたか仰っていたようにワークシェアが進んで、週休4日がベースの社会とかが本当に実現したらいいのにな、と思います。

そうすれば夫婦で週3日ずつ働いてもいいし、1人でWワークして週6日働いてもいいし、もっと大人になっても色んな生き方の選択肢があっていいと思うんです。

 

あと、男らしさと女らしさの肯定についての年齢との相関も面白いですし、男女間の差もやっぱりあるんだなぁと思いました。

女性にとって「女らしい」は必ずしも褒め言葉ではなく女らしい代表の田中みなみなんかも「あざとかわいい」なんて少し悪意をこめられたりするものですが、確かに「男らしい」ということには素直に褒め要素のほうが強く感じられますよね。

こういった部分も最近の社会ではスポットが当たってきているのでこれからまだまだ変わっていく価値観なんだろうなーと思いました。

論文を読んでいたら考えるのが楽しくてついつい書きすぎてしまいました。

 

二講目のKさんのお話も、全く未知の分野でしたが業界裏話をしっかりと聞けて楽しかったです。

こんなぶっちゃけ話、片桐塾以外ではなかなか聞けないものだと思うので、バラエティ豊かな片桐塾の強みですね^_^

次回以降の片桐塾もどんな学びの場になるのか、今からとても楽しみにしています。

そろそろコロナが落ち着いていたら会場参加も検討したいと思います。

 

とりとめもなく書きましたが、この辺りで。

新学期の準備等お忙しくなってくるころかと思います。来年度もパワフルな先生でよろしくお願いします!

149.(タイトル)       Re: 9回片桐塾開催報告              By  No.29 UT君 (2021.3.15)

先日はありがとうございました。ご報告もありがとうございます。

1講目「大人について」ですが、わりとよく使う言葉だけど、確かに定義がぼんやりしているなぁと思いました。

講義中に「大人」を調べてみたのですが、@一人前の年齢に達した人  A一人前の人間として思慮分別があり、社会的な責任を負えること。またその人。などと書いてありました。

私は仕事上、子どもがよくないことをした時に「それ大人やったらつかまるねんで」みたいなことを言うことがありますが、それは単に大人を成人という意味で使っていたんだなと思いました。

休憩中にIさんが「問題が起こった時の対応で大人か子どもかが決まる」というようなことをおっしゃられていて、なるほど!と思いました。

学生と社会人の違いは経済的自立が大きいと思いますが、たとえ社会人になり経済的自立を果たしていても何らかの問題が起こった時にそれにきちんと向きあえていないと、「子どもっぽい」とか「大人げない」とか言われてしまうなと思いました。

講義の途中で、先生が「らしさの溶解がいいことだという風潮にあまり賛成できない」とおっしゃられていたのが嬉しかったです。人に求めてはいけないのかもしれませんが、自分は大切にして生きたいなと思っています。

 

2講目の不動産鑑定士のお話は、初めて聞く内容ばかりでした。聞くことに精一杯でなかなか質問すら浮かばなかったのですが、後になって「団地などを建てる場所を決定する経緯にはどのようなものがあるのか」という疑問がわきました。というのも私が働く市は南北に長いのですが、団地は特に南部に集中しているなという印象です。「不動産の価格は不動産のあり方を決めていく」「不動産のあり方は人の幸せにつながる」ということと関連しているのかなと思いました。まったく的外れな疑問なのかもしれないのですが…。またぜひ聞いてみたいです。

懇親会もとても楽しかったです。

色々なお仕事をされている方と話せる場が片桐塾にはあって本当に楽しいです。

今回も様々なご準備をありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願い致します。

148.(タイトル)      9回片桐塾お疲れ様でした。              By  No.2 KK君 (2021.3.15)

今回も盛会でしたね。お疲れ様でした。なおかつ、いつも準備ありがとうございます。

Zoomについて

201教室でないこともあり、なかなか小気味良いdiscussionができない感じがします。201教室に戻りたい!!!

対面参加者がZoom参加者に気を遣って、発言を控えている感はあると思います。対面の人は、通信にめちゃくちゃ気を遣っています。だから、みんな発言を控えます。そこでいっそ一度Zoomを無視してみませんか?それくらいのことをしないと、対面の人が話をしなくなると思います。対面参加者は、懇親会で話をして、ようやくモヤモヤは解消されます。このままだと、Zoomの方が発言しやすいようになってしまう気がします。Zoomと対面が同等・平等である必要はなく、あえて対面が優位になっても良いかと思います。塾なので、画面を通さず顔を合わせているという行為を実践している人が、優先されるべきかと思います。そこで発言する人に時間を提供すべきかと思います。塾に来ている人が発言の訓練や機会を得るのが良いかと思います。

それでは、具体策。Zoomの人ごめんなさいで、ある程度無視して、通常通り普通に塾をやる。Zoomの人に発言を振らない。発言を振るのは、まずは対面の人に振る。その上で、Zoomで挙手するくらいの人が発言するというのはいかがでしょうか?

片桐塾参加のベストな方法は、Zoomで参加して、懇親会は対面で参加する、、、なんて!?

これって、Zoom差別ではないですよ!第8回の感想から少し踏み込んで発言させてもらいました。

1

いつも研究を継続して行っていることに敬服いたします!

「大人の基準」「大人になるってこと」

議論の中で、大人基準が、いっぱい出ましたね。経済的自立、子供を持つことによる与えられた大人役割、飲酒、喫煙、政治参加、仕事での責任ある役職、などなど。これらの基準に自分が到達していない時って、コンプレックスのように「大人」願望を持つような気がします。10年、20年、30年前は「大人」基準未到達コンプレックスを持っていましたが、時間の経過とともに到達できると、「大人」だという認識すらも持たなくなっているような気がします。「大人」を意識することは、未到達のものがある時だと思います。

「自分らしさ」について。

これも、20年前、30年前には、コンプレックスのように探していたものですが、今は全く探していません。40年生きると、もう自分の性格や目標を大きく変えることは難しいですし、新たに「自分らしさ」なんて創造しにくいです。あえて「自分らしさ」を表現するならば、40年歩んだ道としか言いようがないです。その40年の履歴は自分らしさに他ならない気がします。というわけで、自分が歩んできた道・過去が自ずと「自分らしさ」になると思います。「自分らしさ」探究も歳をとると、意識することがなくなりました。

「男らしさ・女らしさ」

あー、これも意識しなくなりました。若い時は、恋愛・結婚という大きな目標があったので、そこにとらわれてきましたが、それも結婚するとなくなりました。もちろん、嫁や子供に逃げられ、一人もんになって、寂しくなって、新しい相手を望む瞬間から、「男らしさ」をガンガン意識する人間になると思います。

個人的なことは、さておき、社会学的にならないといけないですね。我々の世代は、小学校の出席番号は男子からでした。現在の学校の出席番号は男女混合です。我々の世代の学校では男子は「君付け」、女子は「さん付け」でした。現在の小学校は全員「さん付け」呼称ですね。昔なんてあきらさまに男尊女卑の流れがありましたが、現在の学校では、男女平等が実践されていますね。このようなシステムで育つと、昔の「男らしさ」を構成する要素の一つである「男は優れている」という発想は消えてくると思います。

2

不動産鑑定士

全く未知なる仕事であったので、興味深く聞きました。住宅問題の解消という観点で創設された制度ですが、バブル期の価格統制等には強制力が発揮していない点では、創設期の目標は達成していないのかなと思います。もちろん、鑑定士が価格統制できてしまうと、それこそ市場経済や自由主義を脅かす存在となるため、そんなことはあってはならないですかね。鑑定士の仕事は、固定資産税等の税評価という国の税収の出先機関としては大いに役に立っていると思いました。

講義中には、不動産鑑定士の価格設定は市場価格に影響されると聞き、それじゃ鑑定士の存在意味がないじゃんと一瞬思いましたが、世の中市場価格だけだと、それはそれで、価格をどんどんあげる悪徳な人も生まれてくるかと思います。そういう意味では、市場価格と鑑定士の価格という2つの基準があることで、両者が牽制しあって、鑑定士創設期の目標である価格統制機能がうまく働いているかもしれません。一人一周回って、一人納得しました。

一番やって欲しかったのは、具体的に公示価格の決定過程をやって欲しかったです。例えば、某吹田市の〇〇町。駅近なのでプラス査定!小学校の評判悪いのでマイナス査定!。高速道路近くにある。騒音あるのでマイナス査定!みたいなことをやって欲しかったです。不動産鑑定シュミレーションやると、土地の社会学的背景を皆で探究できたかもしれません。また次回のお楽しみとしましょう!

懇親会

懇親会は楽しませてもらいましたぁ。皆さんの楽しい話をいっぱい聞かせてもらいました。ここにも面白みがあるかと思いました。

今回も本当にありがとうございました。

さあ、次回は第10回で一つの区切りですね!10回まで来るとは!?

楽しみにしてます!!!

追伸:

一度関大梅田キャンパスの会議室で都会の景色を眼下に眺めながら、塾をやってみたいです。単なるミーハーな気持ちなだけです。

147.(タイトル)       片桐塾ありがとうございました!!              By  No.28 AEさん (2021.3.15)

先日は、片桐塾お疲れ様でした!

1講目は、さまざまな論点があるかと思いますが、大人の基準についてはなかなか難しかったですね。Aくんは自分は大人だと自覚しているようですが、私自身は、「大人だと自覚していない」を選択したように思います。大学生の頃は、社会人=大人と思っていましたが、いざ自分がなってみると、内面で大人に満たない部分が多々あるように思われて、自信を持って自分は大人だとはいえないように思います。先輩、先生をはじめ、周りには素敵な大人がたくさんいらっしゃって、学ぶべきところが多くあります。もっと大人になれるように、努力していく姿勢は大切だと思います。

もう一つ、私が気になったのは、女性の勤務形態のM字カーブです。私自身、結婚して仕事を辞めるという選択はなかったですが、子どもを考えると果たして仕事はどうするべきか…まぁ子どもができてから考えることではありますが、IさんとMちゃんの意見を聞いて、色んな考え方があるなぁと感じました。

第一世代の女性で、既婚女性が仕事をずっと続けた方がいいと選んだ人が89.7%もいたのは、正直驚きです。今の時代、何かしら仕事は持っておいた方がいいというのが、先輩の女性方の意見なのでしょうか。そのためにも資格などを何か取っておくとよいのかなとも思ったりしました。

2講目は、難しいなぁと感じましたが、不動産鑑定士は実際の取引をもとに公示価格を決めているというのがわかりました。その実際の取引がどういった要因で、価格が高くなったり低くなったりするのか考えると面白そうだと思いました。地元で、道路の拡張のため立ち退きになっている地域があります。(関大も駅からほぼ直通の新しい通路を作ったときに、立ち退いてもらったのでしょうか?)そういった場所は自治体がまちづくりのために高く買い取ってるのでしょうか?なかなか立ち退きしてくれないとなると、取引価格が上がって、その地域の公示価格が上がったりするのでしょうか?…というのが気になったのですが、聞けませんでした。

懇親会に参加すれば、距離も近くて、疑問点ももっと聞きやすかったかもしれません。

次回は、懇親会に参加しようと思える環境になってることを願っています。

新しいテーマについては、私自身は仕事がらみや卒論関係でお話しできることがないので、難しいのですが、今関心があるのは、空き家問題やキャッシュレスなどです。もし、広がりそうなテーマになるのなら、2回目引き受けます。でも、まだ1回目をされてない人で、期待の塾生もいらっしゃるので、まだ順番的に大丈夫かな?とも思っています。笑

まとまりのない文章ですみません。また次回の片桐塾も楽しみにしています。

146.(タイトル)       Re: 昨日はありがとうございました              By  No.36 KTさん (2021.3.15)

片桐先生、こんにちは。

業界の裏側を暴露をした割には伝わっておらず、鑑定業界にも塾生にもまずかった・・と昨日はしょんぼりしておりました。夫には笑われました(夫も不動産鑑定士です)。鑑定はマニアックな話だよ、一般の人にわかるのは、不動産までだよ、と。先生がおっしゃられているのも、個々の不動産の話の価格形成の話のほうが、皆にわかりやすいのでは?ということですものね。

しょんぼりから一夜明け、そうか、リベンジすればいいのか?と少し前向きになりました。

「リベンジ!不動産のはなし、不動産鑑定の簡単なはなし!」

もし、発表者が不足した回があればご連絡ください。リベンジ発表、準備させていただきます。

昨日、お土産に買った551の肉まんを、夫に父に届けてもらいました。夫は、父の不動産会社を継いでくれています。

父は84歳になりますが、ほぼ毎日出社しています。先ほど父からこんなメールがきました。

「Tちゃん 大阪のお土産ありがとう。片桐ゼミの会と聞き、ご苦労様でした。不動産鑑定評価とか不動産鑑定士とか一般的には理解されていない中で、公示とか調査とかを言っても視聴者も大変と思う。でも一人でも二人でも不動産鑑定士の存在を鑑定評価の意義を解ってもらえれば、大成功と思う。

レジメを作るのも大変とM君が言ってました。僕もそう思います。

片桐先生も元気でしたか?

終わった後のビールが美味しかったでしょう。また素晴らしい?友との会食も楽しかったと推測します。いずれにしても、お疲れ様でした。」

私自身、業界のディスりから始め(公示価格の大半はまともだけれども、まともでないのがあるのはなぜか?)、それが私の発表のきっかけではあったのですが、最終的には鑑定士の存在意義を、つまり、取引価格がないところに、鑑定士だからこそ価格がつけられ、それは社会的公共的意義がある、を自分の中で再確認するに至りました。

それが皆さんに伝わったかは非常に疑問です。ただ、鑑定士制度が始まったころから鑑定士をやっている父からのこのようなメールは、救われるものでした。

先生のおっしゃるとおり、不動産と社会学って、繋がるところ、多いと思います。私も、それだから、10年以上、仕事が続いているのではないかと思います。鑑定、大変だけど、実は、面白い仕事です。社会学部の方は、鑑定も含め、不動産業界とは、親和性が高いと思うんだけどなー。

それでは、また。引き続きどうぞよろしくお願い致します。

145.(タイトル)       Re: 9回片桐塾開催報告              By  No.3 MK君 (2021.3.14)

塾のご報告をありがとうございました。昨日は参加できなくて残念でした。

次回ですが、ぜひ地図の講義をさせてください。

キャンセルしてしまってから2年経ってしまっていますので、そろそろですよね。

先生の論文も共有していただき、ありがとうございます。これから読ませていただきます。

ちょうど今年度卒業する私のゼミ生が「大人らしさとは何か」という卒論を書き、先生のご著書も参考文献にさせていただいたところでした。

彼女の調査でも、現代の若者にとっての「大人」のイメージは、多義的かつ曖昧でした。

つまり、「大人」の基準が分かりにくくなっているということですよね。

若者がどんどん幼くなってきているということは、私も実感しているところですが、社会人になってからはどのような変化が見られるのかという問いは実に興味深いと思います。

片桐先生ほど自分のゼミ生と濃密につながり続けられているわけではありませんが、少ないサンプルでも、これから観察し続けていきたいと思います。

それでは、取り急ぎ。

144.(タイトル)      9回片桐塾お疲れ様でした              By  No.39 AY君 (2021.3.14)

こんばんは、20期のAです。昨日はありがとうございました。

1講目について、私のなかでは大人という基準ははっきりしています。社会人として働き始めたら、もう大人だと思っています。

学生では一人で生活費を稼ぐことはできません。罪を犯せば名前が公表されますし、お酒も飲めますが、大人と呼ぶには少し早く感じます。

社会人として仕事をすればそこには大きな責任が伴います。「新人でも相手からすれば一職員として見られる」と繰り返し教えられました。銀行業務では間違った説明や見落としが顧客に損害を与えてしまうことに繋がります。「大人かどうか」ではなく、「もう大人なんだから」という考えでこれまで過ごしてきました。自律や精神的な成熟等の「内面性」よりも「環境」という外的要因がほぼすべてを占めているイメージです。

2講目について、まず、先生が質問の中で仰っていた経済(株価)と不動産の関係ですが、不動産は株価に対して遅効性があります。

会社が、もうすぐコロナが落ち着きそうだからと積極的な設備投資や事業計画を発表すれば株価が上がり経済活動が高まります。ですが個人が、もうすぐコロナが落ち着きそうだからマイホームを買おうかとはなりませんよね。経済活動の回復→株価や業績の上昇→賃金の上昇→家を買ったり旅行へ行く(消費)という流れになります。現在は、コロナ終息後を見越して株価が上昇していますが、不動産はテレワークの普及で空室率が上昇し、家賃も下落しており、すぐに上昇には転じません。再び経済活動が活発になり、オフィスの移転や新設が起きれば不動産価格も下落から上昇に転じていくと見込まれます。コロナ禍にも関わらず30年ぶりの日経平均株価30,000円台を記録したのはいろいろ他にも原因がありますが、概ねこんな感じです。

土地の値段は駅やショッピングセンターの他にも角地や日当たりの良さで上昇します。逆に近くに嫌悪施設(墓地・火葬場・屠殺場)があると周辺よりも低くなります。

金融機関でも審査基準が異なるので、同じ建物でも不動産鑑定会社は依頼主の金融機関の基準に従って価格を決めていますね。評価額の上下は大いにあり得ます。

次回もKさんのように、自身の職業についてのテーマがあると面白いのではないでしょうか。自分の場合だと、銀行がなぜ手数料を次々と課すようになったのか?など...

第二部もコロナが収束して皆さんが参加できるようになっていることを願うばかりです。ありがとうございました。

143.(タイトル)       Re: 9回片桐塾開催報告              By  No.48 KFさん (2021.3.14)

メールありがとうございます!昨日も本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

大人の基準、改めて色々考えさせられました。懇親会の席でも少しお話しましたが、私はこの一年でやっと自分が大人になれた気がしていて、子どものいない人に取っては、大人の自覚を持つタイミングというのは人によって色々で、面白いなぁと思っています。ある年齢になった女性にとって、子どものいる女性の方が、子どものいない女性よりも大人の自覚を持っている方の割合が低くなる、というのも、どうしても子育ての中で狭い世界で生きていて、なかなか新しい出会いも無く、自分の成長を感じられることもないからなのでは、と思ったりします。いずれにしても、いくつになっても前向きに新しいことに挑戦して、自分の成長を感じていられたらいいな、と思います!目指せ、草笛光子!!笑

Kさんの発表も、私は仕事柄非常に興味があったのでとても面白くて、公示価格の決め方が鶏が先か卵が先かみたいな形で決まっているのが分かって驚きました。部落地域についても、土地の公示価格を見ることでそれが分かってしまう、というのは少し恐ろしく、でもそれは結局取引価格が反映されるのでどうしようもない、というのは何だか憤りも感じます。片桐塾では、色々な仕事をされている方から、色々な裏話を聞くことができるので本当に楽しいです!

懇親会についてはもう、いつも通り楽しませていただき、私が1番楽しんでたのではないかといつも思っています笑。次回は、今回zoomや欠席だった方ともお会いできる状況になっていればいいですね!次回も楽しみにしております!!ありがとうございました〜!!

142.(タイトル)       Re: 9回片桐塾開催報告              By  No.6 MN君 (2021.3.14)

Mです。昨日はありがとうございました。

久しぶりに多くの、また、いつものメンバー&新メンバーに会えてとても充実した時間を過ごせました。

先生の研究は、社会の空気感が数字で見れて興味深かったです。先生の論文をしっかり読ませて頂きます。

Kさんの発表は自分の仕事とも絡むところがあり、実務的に関心を持って聞いていました。片桐先生とUちゃんが社会学的な質問で流石の質問力と感心しました。

懇親会はエネルギー全開でした。楽しませていただきました。

新人さんには良いイメージを持ってもらおうと努めているのですが、今回も少し失敗のようです。

次回も楽しみにしています。

141.(タイトル)       昨日もありがとうございました!              By  No.51 TCさん (2021.3.14)

Cです。昨日も楽しかったです!ありがとうございました。

1講目、先生のThe社会学で学生時代に戻ったようなあの感じ、大好きです!

長年同じ調査をされることで見えてくる変化って時代を表しててやっぱり面白いですね。

問いかけにあった「大人の基準」ですが、正直いまの生活(会社もプライベートも)で、あーこの人大人だなー!という人が近くにいなくて、むしろ会社ではこの人いい歳してめっちゃ子どもやな、、という人が目につくことが多いです。。(半分グチですね。すみません。)そんな中、仕事も家事も自分なりに頑張ってやってる私って大人?!とか昨日は思ってしまっておりました!笑  ま!それくらいで大人?!と感じてる私はピュアで子どもなのかしら、、と考えも行ったり来たり、、でも大人やなー!とまわりに思ってもらえる自分になりたいな!とは思います!!笑

2講目、難しいなーと正直思いましたが、終わってみたらお話を聞きながら書いたメモがいっぱい!面白かったです!普段ではなかなか接点のない内容でしたが、先生の質問にあったようにどのような要素が地価に影響するのかという基準についてはとても気になりました。ちょうど私の住んでいる家の前にも新しい建物がたくさん建つので、、今後ってどうなるんだろう!と何年かの経過を追ってみたいなーと思いました!

2部はいつも通り、最高でしたー\(^^)/ 改めて思いましたが、片桐ゼミの先輩方は色んな分野の専門家がいらっしゃって、これからも困ったらここに戻ってきたらいいんだ!ととてもとても感じました!昨日は妊活、アメフト、家を買うべき?、アプリ(鉄板ネタ)、NISAってやるべき?などなど、、楽しかったです!

今度は若手のみなさんともっとトークしたいと思います!

思いのままに書いていると長くなってしまいました。

また次回も楽しみにしています!!

140.(タイトル)       Re: 9回片桐塾開催報告              By  No.62 KMさん (2021.3.14)

片桐塾初参加ありがとうございました。

大人の基準、学生の私からしたら経済的な自立が大きいかもしれません。ただ、それと同じくらいに自分以外のことに責任を持っている人は大人に見えてしまいます。結婚して子どもが生まれて、自分だけの生活でなくなったときに、大きく変わるのではと独身の私は思いました。でも、結婚しても、子どもが生まれても、好き勝手している人は大人といえるのだろうかと思いました。統計の結果も私の想像とは少し違って驚きです。

不動産鑑定士についての話は難しかったですが、少しずつ分かっていくのが面白くて、聞き入ってしまいました。質問まではできませんでしたが、これから金融機関で働く者にとって知識が増えてよかったです。

最近は友達との別れの季節で寂しい気持ちになることが多かったですが、昨日は新たな出会いがあり楽しかったです。

139.(タイトル)       片桐塾参加感想              By  No.60 FAさん (2021.3.14)

こんにちは。昨日は片桐塾の開催、進行お疲れ様でした。

片桐塾となると色んな年齢・職業・生活スタイルなどがあり、同じ年齢のゼミ生と行うニュース討論とは違った視点の意見を聞くことができてとても楽しめました。

私はスウェーデンから帰国したばかりということでヨーロッパに少し染まったままの状態で聞いていたということもあり、先生のテーマを聞いている時は色々と考えが巡りました。とは言いつつ考えはまとまっていないのでここには記しませんが、私は今、自分の意見を言うというより社会と自分の内部(自分にとって常識として積み上げられてきた事柄)のギャップや違和感をならしていく(?)、埋めていく時期なのかなと感じています。自分の中の尖った部分が丸くなるといいなと思っています。

それから、zoomからの参加で思ったことで提案があるのですが、もしこれからもオンライン参加を行なっていくのであれば、zoom内に共同ホストを置いてはどうかなと思います。zoomの招待やミュート解除などをできる人が、先生以外にいた方が先生にとっても、zoomから参加している人にとってもいいのではないかと思いました。

(個人的に休憩時間にzoom内でもお喋りをしたかったのですが、教室と繋がっている方の音声がzoom内にも聞こえていて、なかなか話せず、またそれに対して何をすることもできなかったのがやるせなかったからです。)

良かったら検討してみてください。もし私が次回zoom参加なら、ホストを任せてもらっても構いません。

改めて、昨日はありがとうございました。

次回以降も参加していきたく思います。

では、失礼いたします。

138.(タイトル)       昨日はありがとうございました              By  No.36 KTさん (2021.3.14)

昨日はありがとうございました。

ホテルグランヴィアに泊まり(たいしたことなかった)、Uちゃんに教えてもらった551の海鮮焼きそばを食べ、喜八洲のみたらし団子をお土産に、いま新幹線に乗っております。

今回発表させていただこうと思ったのは、皆さんともっと仲良くなりたいと思ったからでもあります。ロングロング自己紹介ですね。結果、今までよりもたくさんの方とお話しできて、楽しかったですぅ。

大きな反省点もあります。

塾生の皆さんの反応無視で話してしまいました・・

双方向、というより、一方的、なものになってしまいました。

10年同じ業界で10年同じ言葉で(身内でしか通じない言葉で)話していたことを気が付かされました。せめてハーフタイムで切って、前半を確認し、後半に入ればよかったです。

先生はいつも、プログラムに「基調報告」と書いてくださっていますが、「基調報告」は「基調報告」、たたき台ですよね。そこに思いをはせる余裕がありませんでした。

自分自身がこの数年間、すっきりしなかったことをこの発表の場を借りてまとめ、結果、私の中では疑問は解決し、貴重な機会をいただいたのですが、そもそも、皆さんが「疑問に思っていない(問題意識として共有していない)」ことをテーマにして話をすすめるならば、それにふさわしいやり方をすべきで、それができなかったと思っています。不動産鑑定業界について、いらぬ誤解を与えてしまったのではないかと。

あらためて、難しいと感じました。

自分の中で「まとめたこと」を皆に「伝える方法」。「伝える方法」を間違えば、渾身の「まとめ」の意味もないですね。

次、もし機会があれば、「伝える」ことを意識したものにしたいと思っています。

あらためて先生は「渾身のまとめ」を「伝え」ることに注力されているのだと感じました。

対面とズームはやはり違いますね。

ズームの方には、一層伝わらなかったのではないかという思いがあります。私もこのコロナ禍、一瞬はズーム発表にしようかなとも思いましたが、しないでよかった。もっと落ち込んでいたと思います。

様々勉強になりました!ありがとうございました!

137.(タイトル)       片桐塾、ありがとうございました              By  No.63 NMさん (2021.3.14)

昨日は楽しい会に参加させていただき、ありがとうございました!

以下、発表で感じたことです!

 

◎大人意識について

改めて、「責任の有無、責任の自覚の有無」で意識がかわるのかなと思いました。

私は社会人ですが、同い年で大学生のAとは逆に大人ではないと思っています。

仕事もまだ、独り立ちできておらず(上司も責任を負っている状態)、家族からは離れて過ごしたいますが、まだ支えなしで1人で生きていくことが難しいと思うからです。(1人で生きて行こうとしていない節もあります笑)

 

◎地価公示について

あまり、自分の知っている領域ではなかったので、一つ一つを理解するのに時間がかかりました、

ただ、先生が最後に質問されていた様に、「地価を決めるための基準」にすごく興味が湧きました。

地域の情報など、さまざまな要素を考慮する点から、株的な要素もあるのかなと思いました。

それこそ、スーパーができたから地価が上がる、市が子育ての策を打ち出し、若い夫婦から人気が集まる、など、、

私が思っていたよりも、価値として確固としたものではないのだな、と感じました。

 

◎参加させていただいて

前回は参加していないので比較できませんが、zoom参加でも十分参加できている実感はありました。

教室の方々も見えますし、資料はクラウドにアップロードしてくださっていたので、事前に読むことができました。

準備ありがとうございました(*^^*)

楽しませていただきました。

136.(タイトル)       片桐塾お疲れ様でした!              By  No.58 KAさん (2021.3.14)

こんにちは!25期のKです。昨日はお疲れ様でした!

先生の講義の中の「大人の基準」について思ったことをあの場での発言という形では出来なかったので、メールで伝えます(笑)

私は大学生の頃、高校生から大学生になるっていうのはすごく大人に感じていて、、髪の毛も自由に染めていいし、制服もないし、自由にできることが一気に増えて「大人の仲間入り」と思っていました。それに、二十歳の成人式があったのも大きいかなと。でも、社会人になって仕事をしているうちに、自分に出来ることは限られていて自分のことで精一杯で、、大人にはまだ全然なれてない!って思い始めました。

環境がガラッと変わることで大人に感じることもあるし、まだ子どもだなぁと感じることもあるのかなと私は思います。ハッキリとした基準がないので、人それぞれ色んな考え方があるけど、それも面白いですよね。この議題以外でも、みんなの意見を聞いて、そういう考え方もあるんだ、と今回も勉強になりました。

Kさんの不動産鑑定士の講義では、今まで知らなかった世界が知れました。恥ずかしながら、公示価格の意味も知らなかったのですが、金融機関で働いていたら知っておかないといけない場面も出てくると思うので、あのレジュメを見返す日が来そうです(笑)先生の卒業生には本当に色んな職業の仕事をしている方がいて、勉強になることばかりです。

9月の片桐塾も楽しみにしています(*-*

135.(タイトル)       片桐塾のお礼              By  No.10 MM君 (2021.3.14)

先生、おはようございます。

さて、昨日は日本語教育関連のオンラインセミナーと日程が重なったため、ZOOMでの参加ということになりましたが、とても充実した塾だったと感じています。

ZOOM併用に際し、先生をはじめ会場でご助力くださった皆様に感謝申し上げます。

これは私見ですが、ZOOM併用の場合、会場だとそちらに気を取られるので、どうも集中できませんでした。

今回、ZOOMで参加してみて、ZOOMの方が集中できる気がしました。

ただライブ感が味わえない物足りなさはありますが・・・。

 

で、ここからは、塾そのものの感想です。

1講目の「社会人の価値観――大学を卒業すると何が変わるのか?――」ですが、集いの時に、ゆっくり聞けなかったので、今回聞くことができ、よかったです。

塾内でも、何点か発言しましたが、改めて論文を読み、いくつかコメントします。

P.6  女性の勤務形態(M字の谷)

先生も指摘されているように、「戻らない」という選択を取っているのでは?というのが、私の考えです。

確かに、戻りたいと希望しつつ、戻れないというパターンもあると思います。

公務員のように育児休業制度が充実しているところは別でしょうが、民間企業(特に中小)では、まだまだ十分に制度が機能しているとは考えにくいです。

以前の職場は、まさに安定した福利厚生の充実した職場でした。

そこでは、ほぼ全員が育児休業を取得し、復職していました。

逆に、今の業界は特殊な側面はありますが、辞めてしまうケースがほとんどですし、おそらく就業規則上は「育児休業制度」がありますが、取得しているという事例は、まずないのではないでしょうか。

このように制度的な問題から「戻れない」という事例がある反面、さまざまなことを天秤にかけたとき、あえて責任のある仕事(正規)に戻り、負担を増やす道を選ばない、

つまり「戻らない」という選択を取っている人が一定数いるように思います。主たる生計者(夫)に十分な稼ぎがあることが前提でしょうが・・・。

  

P.13 大人自覚

「大人自覚」については、2点あります。

1つ目は、自分の親との関係が影響していないでしょうか。

「親」がいる限り、自分は「子」であることから、「大人」になれない(ならない)人が増えているとは考えられませんか?

「パラサイトシングル」という現象が問題視されていますが、結婚して、同居はしていないけれど、親に頼っている部分って多くないんでしょうか。

そういう「親子関係(親離れ、子離れ)」との関係も影響しているように思いました。

2つ目は、「大人」の反対は、「子ども」?ということです。

そう考えると、「大人」って何なんだろうということがわからなくなって・・・。

深堀するところではないのかもしれませんが、とても気になりました。

先生も「大人概念が曖昧になった」というふうに書かれていましたが、私の母などは、「もう大人なんだから」とよく言っていたように思います。

でも、今はどうなんでしょうか。

大人だという自覚のない親が子に、「もう大人なんだから」と言うでしょうか。

そういう連鎖が続けば、大人という概念は薄れていくんでしょうね。

「大人」というよりも、「成人」としての役割みたいなことのほうが、より意識されているのかもしれません。

改めて、「大人」って何だろうということを考えさせられました。 

 

P.26 支持政党なしの減少

ふと感じたことです。小選挙区比例代表制の目指すところの一つは、「二大政党制」ですよね?

「強いて支持する政党は?」という質問に何等かの答えを出すようになり、「支持政党なし」という回答が減ったというのは、小選挙区比例代表制の目指す「二大政党制」への布石としては成功していると言えませんか?

ただ、その成否は別として。

政治関心そのものは、それほど高くないことから考えると、十分に機能しうる二大政党制への道は、程遠いのでしょうね。

まずは、そこから始めないと・・・。

  

P.28 自衛隊

自衛隊への好意的な見方が増えているということについて、

先生が指摘されるとおり、自衛隊の社会貢献の影響は大きいと思います。

改憲との関係や、自衛隊を軍隊と捉え「増強、維持」という結果になるのでしょうか。

そのあたりのことが気になりました。

いわゆる、リベラル政党の弱体化も多少なりとも影響を与えているような気がします。

1995年調査から「縮小・なくす」の減り方は驚きです。

「安保関連法案反対」とデモを行い、一時盛り上がっていましたが、それほどまで浸透せず、結局、社民党も風前の灯ですよね。

 

P.32 40歳女性の自民支持が低く、男性が高い

男性は保守化しやすいのでしょうか。安定志向というのでしょうか・・・。

女性は女性の社会進出が強く言われるようになったことも影響し、女性が表に出る(女性の進出を後押しすると思える)政党へ流れているのでしょうか。

以上です。

すみません。思ったことをつらつら書いてみました。

 

2講目の「不動産鑑定ウラ話〜地価公示価格って信じていいの?」ですが、そもそも「不動産鑑定」に興味がなく、基礎知識が追い付いていなかったので、少し予習しておけばよかったと後悔しています。

説明を聞きながら、「?」が増え、「おもしろい!」という域にはまだまだ達せていません。

「試験が難しいんだ・・・」ということにただただ驚いていました。

Kさん、めっちゃ頑張ったんですね。すごい。

内容そのものというより、そんなことに感心していました。

 

長々と失礼しました。次回の「塾」も楽しみにしています。

桜の開花の知らせが、ちらほら聞こえてきました。ハイキングなどには、もってこいの季節なのに、不自由さを感じてなりません。

それでは、またお会いできる機会を心待ちにしています。