片桐ゼミ06生(15期生)向け掲示板

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katagiri@kansai-u.ac.jp

 

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(2007.12.1)初顔合わせ

 初顔合わせはいかがだったでしょうか?最初のうちは、最近の私の疲れが出てしまい、もうひとつ盛り上げられなかったですが、だんだん調子が出てきて、最後の方はいい感じでしたね。自己紹介でもしっかり頭を使わないといけないんだということは実感していただけたのではないかと思います。どんな時にでも学びの場にすることができます。それにしても、来年の「サード」のポジション争いは熾烈そうです。しかし、皆さんはソフトボール部に入部したわけではないので、まずはしっかり社会学をしていきましょう。とりあえず、HPはまめに見てくださいね。先輩が言っていたように、HPをまめに見て、たまにコメントなんか書いて送ったりすると、確かにポイント高いですよ。ぜひチャレンジしてみてください。では来週またお会いしましょう。とりあえず、メールをPCと携帯からお送りください。

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(2007.11.23)プレゼミまであと1週間

 初の顔合わせのプレゼミまであと1週間となりました。場所は211教室、日時は121日(土)1620分からです。先週の理論社会学の後に出席していた新ゼミ生は挨拶に来てくれましたが、今年の新ゼミ生は理論社会学をとっている人が少ないですので、まだ顔を知らない人がたくさんいます。プレゼミが本当の初顔合わせになりそうです。遅刻・欠席などせずにちゃんと来てくださいね。

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(2007.11.13)あと3人……

 1人突破口が開かれたら一気にメールが届きました。それなりにネットワークがあるようですね。メールを送ってくれた全員に返信をしていますが、携帯から送ってくれた人で返信が届いていない人がいると思います。おそらくパソコンからのメールを拒否する設定になっているのだと思います。私のアドレスからのメールは受け取れるように設定をし直しておいてください。それと、いずれメーリング・リストを作りますが、個人情報保護の観点からも、家族と共有のアドレスだとちょっと困りますので、自分専用のアドレスを作ってください。自宅で使っているプロバイダーではうまくできない人は、大学でもらっているアドレスを使ってください。

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(2007.11.10)ようやく3人……

 ようやく3人(女性2人、男性1人)からメールをもらいました。ぜひ、他の人にも声をかけてあげてください。なお、15期生メンバーの氏名を教えてほしい方は、その旨をメールに書いておいてくださいね。

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(2007.11.8)全然見ていないみたいですね。

 6日に更新してから2日経ちましたが、新ゼミ生からはまったく連絡がありません。今日の理論社会学の後にも誰も挨拶に来ませんでしたし、たぶん見ていないんでしょうね。ゼミ分属が決まってしまったら、もうHPは見る必要はないと思っているのかもしれませんが、それでは困ります。これからの方がまめに見てもらわないといけません。このHPのいろいろなコーナーを見てもらうと、私の考え方がよくわかってゼミが始まる前に心の準備ができるのですが……。現役の3,4回生ゼミ生諸君、片桐ゼミの15期生に決まった後輩を知っていたら、このHPを見るように伝えてもらえませんか?

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(2007.11.6)15期生ゼミ、スタート!

 本日片桐ゼミ15期生23名が決定しました。男女の内訳は、男子9名、女子14名です。発表は学籍番号だけの表示ですので、どんなメンバーになっているか気になっていると思います。ここに固有名詞を書くことはできませんので、知りたい方はメールでお問い合わせ下さい。(ついでに、今後長いつきあいになる同期のメンバーに、君たちの氏名を伝えることをご承認下さい。)

 

 さて、今日から、この掲示板は、君たち15期生向け掲示板に衣替えしました。いずれ全員のメールアドレスを登録したメーリング・リストを作りますが、それまでの間は、君たちに伝えたい情報は、ここに書いていきますので、なるべくまめにチェックするようにしてください。で、まず、お伝えしたい情報は、プレゼミと「第16回片桐ゼミの集い」についての情報です。初の顔合わせになるプレゼミは121日(土)午後4時20分〜5時50分で行います。私はプレゼミではなく、第1回目のゼミと考えていますので、必ず遅刻せずに出席してください。次に、「片桐ゼミの集い」についてです。このHPをしっかりチェックしてくれている人なら、「片桐ゼミの集い」がどんなものかある程度想像がついていると思いますが、まだよく知らないという人もいるかもしれませんので、簡単に説明しておきます。「ゼミの集い」は新ゼミ生歓迎会を兼ねて、「オール片桐ゼミメンバー」が集まる年に1回のお祭のようなものです。3回生ゼミ生が幹事役となり、新ゼミ生である2回生だけでなく、4回生、卒業生も楽しみにやってきます。2次会、3次会まで含めると総勢100人を超える集まりになります。片桐ゼミの神髄が味わえる貴重な機会です。今年は、128日(土)午後5時半から、百周年記念会館レストラン「紫紺」で開催します。プレゼミ同様、こちらも万障お繰り合わせの上、ぜひ参加して下さい。たまに参加は強制ですかという質問をする新ゼミ生がいますが、強制ではありません。しかし、このゼミで楽しく充実した生活を送るためには、出ておいた方が絶対いいと思います。というか、楽しいからぜひおいで、参加しないともったいないよという感じなのですが。参加回数14回(最多)という人もいますし、初参加から昨年まで13回連続無遅刻無欠席参加という強者もいます。それだけの魅力あるイベントです。お楽しみに。

 

 最後に、ゼミは来年4月から始まると思っている方は、すぐに意識を変えていただきたいと思います。私の中では、ゼミ分属が発表された今日から15期生ゼミは始まっています。君たちもぜひそういう気持ちになってください。で、ゼミ生なら挨拶するのは基本です。大学で私を見かけたら、ぜひ自己紹介を兼ねて挨拶をしてください。昨年私が基礎研究の担当だったので、自分のことは知っているはずだと思う人も、この最初の挨拶は端折らないで下さい。「おはよう」があって朝が始まるように、「いただきます」と言って食事を始めるように、最初に「よろしくお願いします」という挨拶は大事です。あまり接点のなかった人は早く顔を覚えたいと思いますので、1日も早くカミングアウトしてくれるのを楽しみにしています。では、15期生ゼミ、スタートしましょう!

 

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(2007.10.26)ゼミ応募者数について

 例年はこういう情報をあまり流さないのですが、昨日学生さんから、「片桐ゼミに80人以上の応募があったって、本当ですか?」などという途方もない質問をされたので、妙な風聞が飛び交うのもいかがなものかと思い、お知らせしておくことにします。応募者数は26名でした。さすがに全員合格というわけには行きませんが、泣いてもらう人の数は例年より少なくて済みそうなので、こちらとしてもちょっとほっとしています。現在、鋭意検討中です。116日の発表までお待ちください。

 

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(2007.10.14)恒例「ゼミ・ガイダンス講評」&補足説明

 もう今年こそ「ゼミ・ガイダンス講評」は書くのをやめようと思っていたのですが、終わってみると、やはりこの講評を楽しみにしているであろう何人かのコアな読者の顔が浮かんできますし、「06生向けの掲示板」をどうせ作るなら、やはりこの講評から始めるのがいいかなと思い、結局またちょっと書いておくことにします。

 杉野先生が今年度いっぱいで関大社会学部をおやめになることが決まり(淋しいですね)、その後任として加納先生という女性の先生がいらっしゃることになり、ある意味新鮮なガイダンスとなりました。また、私は久しぶりに司会役を務めましたので、いつも以上にガイダンスの盛り上がり方が気になりました。トップは早めに帰られるということで、熊野先生でしたが、やはりトップはなかなか喋りにくそうでした。トカゲを食べた話も、1人目では、学生さんもどう反応していいかわからないという感じでした。2番手は石元先生、3番手は岩見先生。岩見先生は「今日はすべる話はしません。でも、やっぱりやろうかな」と言って、「本名はイヤミ、あだ名はイワミ。」というなつかしいフレーズをやってくれました。(私は心の中で大拍手でした。)当然のように見事にすべり、それがいい感じで場をほぐしてくれました。ついでに「最近はアンパンマンとも言われています」と言って、ゼミ生からもらったアンパンマンのストラップ(?)を見せるサービスぶりでした。私が「ジャムおじさんの方が似ているんじゃないですか?」と言うと、松原先生が「じゃまおじさん?」と密かに突っ込みをいれてきたので、「さすが、おやじギャグの大家!」と私は感心していました。(「いつものことですが、その程度で感心していてはだめです」と、後で永井先生に注意されましたが。)4人目は架場先生、5人目は永井先生、6人目は松原先生。司会役が気になっていたのか、あまりこれといったことは覚えていないのですが、ついこの間、理論社会学Uの前説で私が語った沢尻エリカからキャラ論へと同じような話を松原先生がしたのが印象的でした。私の前説を聞いていた人は、「同じようなことを言っている」と思ったことでしょう。7人目の大和先生は今年はソフトでいい感じでした。「親に恋愛の話なんかしませんでしたよね?」とこっちを向いて急に問いかけてこられたので、あたふたしてしまいました。(ちなみに、ここで回答しておくと、私はしませんでした。はい。)8人目は山本先生で、一番アカデミックな話でした。9人目は古川先生でしたが、現在在外研究でいらっしゃらないので、永井先生に代わりに紹介してもらいました。永井先生風にアレンジされた古川ゼミ紹介はきっと吉と出ることでしょう。10人目は新任の加納先生でした。とてもあたたかい感じが出ていたので、初登場ですが、人気が出るのではないかと思いました。最後は私ですが、司会の総括的な話を半分、自分のゼミ紹介を半分という感じでした。一通り話が終わった後、残った先生方に質問に来る学生がたくさんいたので、まあガイダンスとしては成功だったのではないでしょうか。

 この日のメインは実はこの後の、加納先生の歓迎会だったかもしれません。あまり関大生が利用しないはずの関前の某居酒屋に行ったのですが、なんとそこで働いている学生が社会学専攻の2回生で、さらにはお客でも社会学専攻の2回生が来るという意外な状況になってしまいました。しかし、すでに飲み始めていた社会学専攻教員にとっては、そんな状況はどうでもよく、ビール、赤ワイン、白ワイン、日本酒、焼酎、バーボンと、居酒屋にある酒を全種類飲み尽くす勢いで飲み、しょうもない話を語りあっていました。私の中でのヒットは、久しぶりにこういう飲み会に参加した石元先生でした。いやあ、石元先生って、いろんな妙なことを知っていて、かなりおもしろいのだということに、改めて気づきました。さすが、「おやじギャグの大家」と同じ高校の出身だけあります。全体としてものすごくテンションが高かったので、加納先生も、その場を見た学生もびっくりしたかもしれません。見てしまった社会学専攻の2回生のゼミ選びに大きな影響を与えたかもしれません(笑)。

 

 ここからは、ゼミ見学と片桐ゼミに関する補足説明をします。今週の火曜日(1016日)、下記のスケジュールで3回生ゼミを行いますので、関心のある方はどなたでも自由に見学にいらしてください。場所は、211教室です。最初の90分を見学してもらうのがお薦めコースですが、都合で一部しか見学できない人は、このスケジュールに合わせて行動してもらうと助かります。

 

1440分〜1450分 連絡事項

1450分〜1530分 ニュース討議(熱い討議が展開されます)

1530分〜1610分 1人目報告(25)+議論(15)(夏期休暇中にまとめたレポートの報告です)

1610分〜1620分 休憩時間

1620分〜1700分 2人目報告(25)+議論(15)(同上)

1700分〜1740分 3人目報告(25)+議論(15)(同上)

 

 なお、4回生ゼミは月曜日45時限目に3301教室でやっています。個別卒論指導に入っていますので、まとまりのあるゼミ風景は見られませんが、火曜日の都合がつかない人はここに来てもらっても構いません。今年の片桐ゼミ4回生は、コミュニケーション上手が揃っていますので、片桐ゼミと私自身の「あんなこと」や「こんなこと」を聞かせてくれるかもしれません。

 

 さて、ゼミのテーマは「社会学的想像力と歴史的想像力――社会学的思考法を身につける――」です。身近な人間関係や現在のことしか考えられない発想力では、社会学はできません。身近な現象を大きな社会の中で位置づけられる「社会学的想像力」と、現在を過去の歴史的営為の結果として位置づけられる「歴史的想像力」を身につけないと、社会学的にものを考えられるようになったとは言えません。逆に言えば、こうした想像力を自在に使えるようになれば、社会学の研究者になるためだけでなく、社会で生きていく上での力がついたことに必ずなります。具体的な進め方としては、3回生前期には、6〜7冊の本を、担当を決めて読んでいきます。それとともに、最近のニュースをめぐって熱く議論を交わします。夏休みには自由課題でレポートを書いてもらい、後期はその発表を中心に行っていきます。ニュースをめぐっての議論は後期も続きます。また、これらのルーティンワーク以外に、フィールドワークやゼミ合宿を年に何度か行うことになります。フィールドワークは、歴史的環境(古い町並みや歴史的に意味があり現在も生きている環境)の存在する町に出向きます。それゆえ、そういう所を歩くのが好きだったり、歴史や地理に関心があったりすると、たいへんよいのですが、まあすごく好きではなくても嫌いでなければ大丈夫です。しかし、古い歴史のある町なんか興味はないし、歩きたくもないという人は、扱いかねますので、遠慮していただいた方がいいと思います。

 

 「応募者への課題」について補足説明をしておきます。まず(1)〜(3)の課題、すべてについて書いて下さい。どれかひとつを選んで書くという課題ではありませんので、お間違いなく。毎年、「最近読んで印象に残っている本を3冊以上あげてください」という課題の書き方について、「内容紹介とかもいるのですか?」とか「先生のHPの『本を読もう!』のコーナーのように書くんですか?」という質問を受けるのですが、そんなに書いていたら、他の課題を書くスペースがなくなってしまうと思います。著者名と書名だけでもいいかなと思いましたが、なぜ印象に残ったのかを一言コメントにして付け加えてくれるとちょうどよいと思います。余分の紙を付け加えたり、枠外からはみだしたりしないように、うまくスペース内に納めて下さい。応募者への課題だけでなく、選択理由も含めて、応募書類は自分の思いがしっかり伝わるように情熱を持って書いてください。

 

 片桐ゼミにはいろいろなキャッチフレーズがあります。募集要項にも書いておいた「学遊究友」(学べ、遊べ、究めよ、友と!)。文化系のゼミであるにも関わらず、先輩、後輩の「タテ」のつながりがあることと、同期のゼミ仲がよいことを表す「タテヨコつながりゼミ」。教師の熱さ(暑苦しさ?)を表す「100m10秒ペースで2年間を走り抜くゼミ」、「社会学で青春するゼミ」、「夕日に向かって走る青春の巨匠が率いるゼミ」。最近は「社会学を通して社会を見る眼を養い、生き方を学ぶゼミ」、「きちんとした大人になってもらうゼミ」なんていうのも、よく使っています。(最新作として、「ちょっと辛口のハンバーグ定食、デザート付き」っていうのも作ってみました。)生意気なのは一向に構いませんが、時間を守る、約束を守るといった基本的な礼儀にはうるさいですので、応募される方はきちんと認識しておいて下さい。社会に出たときに(社会に出るための就職活動においても)、こうしたことがちゃんとできているかどうかは評価に大きく影響してきます。また、こうした基本的な礼儀はゼミを気持ちよく過ごすためにも大切です。なんだか実に口うるさそうな人間に思われてしまいそうですが、ポイントさえはずさなければ、そんなにうるさくも扱いにくくもない人間だと思います。しっかりポイントをつかんでいる何人かの卒業生には、今やすっかり遊ばれています。ちなみに、ここまで行くと、「片桐ゼミ免許皆伝」となります。現役時代に、この「片桐新自を(で)遊ぶ」域にまで到達するのはかなり難しいかもしれませんが、単純な人間ですので、喜ばせ方や楽しませ方程度なら、3回生のうちにでも会得できるでしょう。こういう話からわかってもらえると思いますが、私とゼミ生、あるいはゼミ生同士のつき合いは、2年間では終わりません。期によっては、卒業してから現役時代よりもどんどん仲良くなっているゼミもあるぐらいです。(その雰囲気は、HPの「ゼミ生の声」などを見てもらうとよくわかると思います。)私の夢は、卒業してからも、ゼミ生同士が連絡を取り合い、あるいは私とも連絡をとり続けてくれて、ゼミで作り上げた関係を一生の宝としてくれることです。もちろん、全員がそうなることは難しいでしょうが、少しでも多くの人がそういう宝を得てくれればと思っています。そして、そういう気持ちを持ってくれている卒業生たちは、みんな私の宝なのです。この辺まで読んで、なんか恥ずかしいことをぬけぬけと語る人だなとあきれかえっている人もいるでしょう。でも、いいんです。実際にそんな教師なのですから。こんなに感情をそのまま出してくる人は苦手だと思う人は、このゼミは避けた方がいいと思います。片桐ゼミのメインイベントは、新ゼミ生の歓迎会を兼ねて12月に行われる「片桐ゼミの集い」で、これには毎年40人以上の卒業生が参加し、現役生との交流をはかります。最近は、卒業生、現役生を合わせて100名以上集まります。もちろん、体育会系集団ではありませんので、年上だというだけで威張るような先輩はひとりもいません。同じくらいの年齢の仲のよい数人との関係だけに安住したい人にとっては、こんな「タテ」のつながりは別に魅力ではないかもしれませんが、いろいろな人と出会い、話をするのが好きだという人には、楽しいと思います。こういうことを魅力的だと思うような人にぜひ応募してもらいたいと思っています。

 

さて、ぼちぼち終わりにしましょう。最後に、上のスケジュールを見ていただいてわかるとおり、片桐ゼミは2コマ授業です。でも単位は1コマの通常のゼミと同じく通年で4単位です。ゼミは2コマでも構わないという人だけ応募してください。90分以上のゼミは嫌ですという人はご遠慮ください。何か質問等がありましたら、上に掲載しているメールアドレスまで、気軽にご連絡下さい。それでは、今年もまた素晴らしい若者と出会えるのを楽しみにしています。

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