「親ばかフランス紀行'94」
(10)  − Hotel Du Danube −


  6月25日、土曜日。 雨。
4泊したJacob通りのHotel Du Danubeを去る日が来た。 この日の午後から、3泊4日、Azay-le-Rideauに滞在し、Loire河の城巡りをする予定。
早朝、2人がまだ眠っている間に、メトロでMontparnasse駅へ行き、Tours行きのTGV Atlantiqueの切符を購入する。 既に述べたように、子連れ旅だと、いきあたりばったりというのをどうしても避けようとする傾向がある。この時も、わざわざ先に切符を買いに行ってしまったのである。

 ホテルに戻って、朝食。 準備を整えて、チェックアウト。
 フロントには、例の日本語を学んでいるsympathiqueな青年が座っている。息子は、滞在中、このお兄さんがすっかり気に入ったので、カウンタ−の中を覗き込みながら、最後の愛嬌をふりまいている。私は、旅行中知り合った人にあげようと持参していた大阪観光協会発行の大阪観光案内地図のフランス語版を彼にあげることにした。
 

 雨。 タクシ−でMontparnasse駅へ。

     注)
Hotel du Danube
58, rue Jacob 75006
tel 42 60 34 70 fax 42 60 81 18
  カ−ドはアメリカンエキスプレスのみ使用可。
私たちが泊まった部屋は、ツインで、Jacob通り側のバス・トイレ付の広い部屋が680F。最後の日だけ、中庭に面したバス付トイレなしの狭い部屋に泊まり、これが400Fでした。 上は1000Fの部屋もあるとのこと。「地球の歩き方 泊まってみたいヨ−ロッパのプチホテル」という本を見て、ミ−ハ−的に選んだわけですが、なかなかいい雰囲気でした。

Katsuyuki Kamei


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