ベーシックというのは、初心者向けの科学技術計算用プログラム言語です。その昔、パソコンをマイコンと読んでいた時代には、いまのようなアプリケーションソフトは存在せず、ベーシック言語だけが付属して販売されていました(詳しくは自己紹介のコーナーの私のパソコン歴を見てね)。このベーシックには、いくつもバージョンが存在し、しかも互換性がないので厄介です。最初に優勢だったのが、NECのN88BASICです。その後、マイクロソフトがquick basicを開発しました。
 Quick Basicは、N88-BASICとは違い、ほぼfortranと同様の構造化プログラムが可能な優れものでした。しかも、インタープリターとしての実行もできるので、開発が楽なので愛用していました。しかし、windowsへの移行の中でvisual basicという全く別物になってしまったのです。ちなみにQuick Basicのプログラムは、そのままではvisual basicでは動きませんので注意してくださいね。富士通が出しているF-Basicなら少し手を加えただけで動きますが・・・。でもどうせならfortran90に書き換えた方が実行スピードが格段に速くなるのでお勧めです。どうしてもQuick Basicを使いたい人は、英語版を直輸入してください。私は英語版を輸入代行業者から購入しました。

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danseiti.bas 所得税の弾性値を計算するプログラムです。ただし、データはついてません。解説は佐藤博編『現代税制の課題』晃洋書房1998年3月第6章をみてくださいね。
katakase.bas 所得階級別の片稼ぎ世帯の税負担の変化を計算するプログラム。ただし、外部データをセットしないと動きません。このプログラムの計算結果は、本間正明・大田弘子編『民からの改革』納税協会連合会,1998年3月において使用しています。
tomokase.bas 所得階級別の共稼ぎ世帯の税負担の変化を計算するプログラム。ただし、外部データをセットしないと動きません。このプログラムの計算結果は、本間正明・大田弘子編『民からの改革』納税協会連合会,1998年3月において使用しています。

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2000/05/27 11:16:07