歴史人口学を学ぶ本
2005.5.29
入門書
木下太志・浜野潔(編)2003『人類史のなかの人口と家族』晃洋書房
狩猟採集社会の人口、農耕の起源と人口、歴史人口学の誕生とその成果、家族と世帯の研究史、人口史料の比較近世史など、学際領域である人口と家族というテーマについてまとめた、人口学の入門書。
速水融 2001『歴史人口学で見た日本』文春新書
歴史人口学の最新成果と、その発展史がわかる手軽な入門書。
速水融 2002『江戸農民の暮らしと人生 歴史人口学入門』麗沢大学出版会
1988年に刊行された『江戸の農民生活史 宗門改帳にみる濃尾の一農村』(日本放送協会出版)の改訂版。濃州西條村の宗門改帳をもとにしたモノグラフ。
鬼頭宏 2000『人口から読む日本の歴史』講談社学術文庫
1983年に刊行された『日本二千年の人口史』(PHP研究所)の改訂版。縄文時代から現代までの日本人口史。
改定にあたり、データが大幅に追加され、「文明」や「少子化」を扱う1章が新たに追加された。
速水融 1997『歴史人口学の世界』岩波書店(品切)
日本の歴史人口学に関する入門書。1996年に岩波市民セミナーで行われた講義をまとめたもの。
ピーター・ラスレット(川北稔・指昭博・山本正訳) 1986『われら失いし世界』三嶺書房
一階級社会論やイギリス革命不在論を展開し、歴史学界に大きなインパクトを与えたベストセラー。
E.A.リグリィ(速水融訳)1982『人口と歴史』筑摩書房
日本ほか8ヵ国で刊行されたWorld University Library(世界大学選書)の1冊。
専門書(日本)
高橋美由紀 2005 『在郷町の歴史人口学―近世における地域と地方都市の発展―』ミネルヴァ書房
成松佐恵子 2004 『名主文書にみる江戸時代の農村の暮らし』雄山閣
三浦忍 2004 『近世都市近郊農村の研究―大阪地方の農村人口―』ミネルヴァ書房
速水融(編) 2002 『近代移行期の家族と歴史』ミネルヴァ書房
速水融(編) 2002 『近代移行期の人口と歴史』ミネルヴァ書房
木下太志 2002 『近代化以前の日本の人口と家族』ミネルヴァ書房
速水融・鬼頭宏・友部謙一(編) 2001 『歴史人口学のフロンティア』東洋経済新報社。
歴史人口学の最新成果をまとめた論文集。EAPプロジェクトの成果も含む。
『週刊ダイヤモンド』経済学者・経営学者・エコノミストが選んだ 2001年年間ベスト・オブ・経済書第16位
成松佐恵子 2000 『庄屋日記にみる江戸の世相と暮らし』ミネルヴァ書房
成松佐恵子 1992 『江戸時代の東北農村』同文館
速水融 1992 『近世濃尾地方の人口・経済・社会』創文社
濃尾地方における歴史人口学研究の集大成。学士院賞受賞。
成松佐恵子 1983 『近世東北農村の人々』ミネルヴァ書房
速水融 1974 『近世農村の歴史人口学的研究』東洋経済新報社。
歴史人口学における日本初の専門研究書。日経賞(特賞)受賞。
専門書(西欧)
速水融(編) 2003 『歴史人口学と家族史』藤原書店
歴史人口学と家族史の発展に多大に寄与しながら未邦訳の最重要文献を精選して訳出した。
ピーター・ラスレット(酒田利夫・奥田伸子訳)1992『ヨーロッパの伝統的家族と世帯』リブロポート(品切)
ピエール・グベール(遅塚忠躬・藤田苑子訳)1992『歴史人口学序説:17・18世紀ボーヴェ地方の人口動態構造』岩波書店
斎藤修(編) 1988『家族と人口の歴史社会学、ケンブリッジ・グループの成果』リブロポート(品切)
斎藤修 1985『プロト工業化の時代』日本評論社
プロト工業化論を切り口にまとめた西欧と日本の比較史。サントリー学芸賞受賞。
安元稔 1982 『イギリスの人口と経済発展―歴史人口学的接近―』ミネルヴァ書房
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