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 イギリスでの単身赴任生活の記録です。情報が徐々に古くなってきますけど・・・。でも10年たってもあまり変わらないような気もしますね。何しろ古いものを大事する国ですから。

入国審査にて イギリスにないもの 食料品・日用品の入手 スーパー レストラン・パブ 散髪 電化製品 地下鉄・バス 銀行(口座開設) 銀行(クローズ編) 電話 電気 ガス 水道 航空機チケット TV 新聞 専門書 郵便 ゴミ 税金 お金 インターネット接続:プロバイダー編 インターネット接続:ハード編 パソコンサプライ インベントリーチェック

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入国審査にて


みなさんご存じのようにイギリスは入国審査のときにかならず英語で質問されます。まずはおきまりのHow long do you stay here?と聞かれたのでOne yearと答えて、インビテーションレターを見せました。ざっとみてから、which・・・と質問されて困りました。予想外の質問だったので聞き取れませんでした。そこでpardon?といって聞き返したのですが、やはり早口でairlineという単語が入っていたので、帰りの航空券をみせろといっているのかと思い、return chicket?と聞き返したら、noといわれてもう一度同じ質問を繰り返されてようやくわかりました。Which airline did you use?といってたようでJALと答えると、フライトナンバー?と聞かれて421と答えたら満足してました。そんなこと聞いて何の意味があるのか不明です。そのあと滞在期間中の費用はどうするのかをきかれたので、大学の給与証明書をみせたら1年間の滞在許可をくれました。
 あとは税関ですが実は常備薬を大量に保持してたので内心どきどきものでした。ガイドブックには薬を持ち込むと麻薬保持の疑いをかけられることもあるとか書いてあるし・・漢方薬なんてどうやって説明したらいいものか。ところがnothing to declareを選択して通路をすすんでいくと係官らしき人がほとんど見あたらず完全にノーチャックでした。それどころか荷札の照合するしません。どうもかなりアバウトな国にきてしまったようです。
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イギリスにないもの


 イギリスでは意外と日本の食材、日用品が手に入ります。お箸やお茶碗は、ロンドン市内の無印良品やオリエンタルシティの瀬戸物やさんにあります。土鍋も売ってますし、カセットコンロもあります。ニラや大葉も当たり屋さんに時々おいてますし、だいこんも当たり屋さんやオリエンタルシティにあります。もちろん日本より高いけど輸送費用も高いのでこちらで買ったほうがよいと思います。包丁もこちらの包丁は何しろ切れないので、持参するひとが多いみたいですけどゾーリンゲンや日本の包丁も売っています。
 でも、いまだに見つからないものが四角いフライパンです。丸いフライパンで卵焼きをつくるのは至難の業です。そーめんにいれる錦糸たまごも丸いフライパンでつくってるので形がいびつで・・・。それから、ゴマすりきもありません。すりゴマをつくるのに苦労しています。プラスチックの手動のやつを持参することをお勧めします。
 ありそうでないものが、オーブントースターホットプレートです。トースターは、食パンしか入らないタイプしかみたことがありません。オーブントースターの方がグラタンとかピザとか焼けるし便利だと思うのですけど。キッチンには大きな電気オーブンがついているので、オーブントースターを使う人はいないのかも。ホットプレートらしきものは、ワッフルとかホットサンドをつくるための上と下で挟み込むタイプならあります。これも日本から、焼き肉用とか「たこ焼き」用のプレートのついたものを持参することをお勧めします。

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食料品・日用品の入手


 イギリスで生活していくためには、まずは食料を確保しなくてはいけません。食べないと死にますから・・・。もちろんホテル暮らしして、すべて外食で済ますほうが楽ですが、高くつきますしね。それにイギリスの食事ときたら・・・。イギリスに来る前は、マクドナルドは世界中どこへいっても同じ味だとおもっていたのですが、とても食べられた代物ではありません。日本のチーズバーガーらしきものは、確かQuarter Pounder with Cheaseと呼ぶみたいです。中に入っているものは、ハンバーグ、ピクルス、オニオン、ケチャップ、チーズで同じですが、オニオンの切り方は雑で半生でした。ハンバーグはパサパサで焦げてるし。ポテトとコーラだけですね。同じ味なのは。マクドナルドですらこれなので、他のレストランを試す気にもなりません。オリエンタルシティで食べた牛丼も甘くて・・・。
 ということで自炊を始めたのですが、こちらも大変です。わたしの家の近くにはスーパーがあるのですが、ろくな食材がありません。こちらの人たちはあまり料理をしないのか大量の冷凍食品をおいています。ポテトを揚げてあってあとは、電子レンジにいれるだけのものやお総菜コーナーで調理済みの食品が大量においてあります。まあ、何でも食べられる人ならいいのでしょうけどね。野菜は、豊富においてます。ただし、サイズが日本の10倍ぐらいのキュウリとか白ネギ、なすびなどがおいてあって不気味です。レタスは同じサイズで、洗ってすぐに食べられるようにしているものが袋に入って売っているので便利です。日本でもコンビニにいくとキャベツの千切りとか売ってますね。
 問題は、肉です。こちらでは、牛肉はパックに入ったステーキぐらいしか見あたりません。日本だと同じステーキでもサーロイン、フィレ、モモ、サイコロステーキとか分類されてます。一番困るのが薄切りがないことです。牛肉の切り落としとかが鉄板焼き用、しゃぶしゃぶ用、焼き肉用、それもカルビ、ロース、タンと日本なら常識のものがありません。ほとんどが固まりでうってます。豚肉の細切れとか豚バラとかもほしいのですが、ミンチも牛ミンチ・豚ミンチしか見あたりません。500g単位でしかないみたいで使いきれるかどうか。鶏肉も胸肉のかたまりとか、一匹まるごととかがおいてあるだけで、日本のように鳥もも細切れとかが入手できません。
 まあ、幸いうちの近くには「当たり屋」という変な名前の魚屋さんがあって魚以外に日本の調味料、おかし、ラーメンやだいこん、豆腐、みそ、米などの食材も入手できます。当たり屋さんは、うちの近所のFinchley店の他にも地下鉄のWest Acton徒歩1分のところにもあるそうです。行ったことはありませんけど・・・。
 バスと地下鉄を乗り継いで30分ぐらいのところにはオリエンタルシティもありますし。こちらでは、1ポンドショップというのがあって、日用品が手に入ります。ここでは3角コーナーと皮むき器をかいました。オリエンタルシティには、陶器屋さんがあったのでどんぶり、お茶碗、おきゅうす、湯飲みをゲットしました。揚げ物をした油を捨てる固めるテンプルを探しているのですが、まだ見つかりません。それとスリッパもなかなか売っているところがみつかりませんでした。日本人しか使いませんから。で、あちこちの日本関係のお店を訪ね歩いてついに見つけました。ロンドンの三越で売ってました。それも何とバーバリーのスリッパです。三越が特別に発注したのでしょうね。でも約8000円のスリッパです。よくみると海外旅行に持っていくタイプの簡易スリッパもおいてあったのでそちらを買いました。ゴールダーグリーンとセントラルフィンチリーの間のHEISEIスーパーにもスリッパがおいてありました。こちらには、日本で録画したドラマなどのビデオレンタルもあります。
 ロンドン市内には、ジャパンセンターの地下にも食料がおいてますし、ピカデリーサーカス近くのブリューワーストリートにも日本の食材を売っているお店があります。でも市内の方が少し値段が高いような気がします。ロンドンから遠い人ならば、TKトレーディングのオンラインショッピングを利用したほうが便利かも知れませんね。イギリス初の日系ディスカウントショップとか。安そうですけど家からは遠いし、宅配だと生ものは無理ですから利用していません。

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スーパー


 日本の食材は高いので、普段の買い物はイギリスのスーパーですませています。近くにはウェイトローズ、セインズベリー、テスコがあります。徒歩5分のウェイトローズをいつも利用しています。車がある人はテスコが営業時間が長く、でかいのでお勧めです。24時間営業の店舗もあります。ウェイトローズはイギリスではハイクオリティスーパーとして知られています。その分値段も少し高めだそうですけど、実感としてはそんなにかわりません。素材もそれなりだし・・・。
 野菜は豊富ですね。白菜、リーク(長ネギの代用品)もありますし。キャベツは少し固めですけど、お好み焼きには十分使えます。ジャガイモはいろいろな種類があります。なんとなく赤っぽいやつ、白、泥がついたやつ異常にでかいやつなどです。ジャガイモのパックは500gとか1Kg単位なので、ばら売りのやつを買ってます。自分でビニール袋にいれて電子はかりに載せます。はかりに野菜の種類が書いてあるので、タッチパネルを押すと値札シールがでてきます。それをビニール袋に自分ではっておきます。
 洗ってあるサラダが売っているのが便利ですね。日本のコンビニとちがって袋がでかいのが難点ですけど。一人暮らしだと使い切れません・・・
 果物も激安ですね。バナナとかはほとんどタダみたいな値段で売ってます。みかんもあります。スペイン産で、ちょっと酸っぱいかも。バナナが安いのでよく買ってます。これもばら売りでなんと自分で適当に房をちぎってビニール袋にいれ、はかりにのせ、バナナのマークを押して値札シールをはります。
 ハム、ソーセージは豊富に売ってます。ちゃんと味がするのでokです。ハムソーセージをはさんだサンドイッチも売ってますけど、イギリスのサンドイッチはまずいので試していません。自分でパンを買ってハムをはさんで食べたほうがおいしいと思います。
 ウェイトローズは日本人のお客さんが多いので日本食もおいています。なんと持ち帰り寿司があります。でも日本人は絶対に買わないと思います。どう見てもまずそうなので・・・
 牛肉、豚肉、鶏肉のコーナーも充実しています。イギリスのスーパーとしては・・・。牛肉は狂牛病が怖いので滅多に買いません。子牛肉がおすすめですね。やわらかくて美味です。豚肉は、フィレ肉がおすすめです。とんかつにしています。ただし、500g単位なので一度につくって冷凍しています。鶏肉も500g単位です。うどんすき、鳥のからあげ、シチューなどで使用しています。安くて味もなんとかいけるので重宝しています。ベーコンも大量においてあります。スモークがきつくないタイプが日本人にはおすすめです。
 魚のコーナーもあります。対面カウンターです。魚はあたりやさんで買うので利用していません。不気味な黄色のお魚とかエビとか、まるごとの鮭とかがおいてあります。
 お酒、ビール、ワインは、とにかく安い!ウェイトローズブランドのビールが一番安いのでよく買っています。ワインもウェイトローズブランドなら3ポンド程度です。料理用ならこれで十分です。
 薬のコーナーもあります。風邪薬、ビタミン薬程度ですけどね。英語表示なので効能をみて中身を確かめましょう。風邪薬は簡単です。coldとか書いてありますから。
 一通り買い物がおわったら、レジへかごを持っていきます。ベルトコンベヤーに載せていきます。前後の人と混ざらないように、しきり板を自分でおきます。支払いは現金、クレジットカード、デビットカード、小切手でできます。イギリス人はたいていクレジットカードを使用しているようです。クレジットカードを使用するとCash Back?
と聞かれます。買い物ついでに50ポンドとか100ボンドの現金をスーパーで引き出せます。もちろんタダではありません。口座から落ちますので・・・。袋詰めは自分でいれます。ウェイトローズのビニール袋はイギリスでは人気だとか・・?普通のビニール袋ですけどね。

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レストラン・パブ


 みなさんご存じだと思いますけど、イギリスの食事はひどいものです。おいしくない原因としては、素材が悪いのと味付けをしていないことが考えられます。味付けについては、たぶん自己責任の国なので、お客さんが好みの味に塩、コショウ、醤油(たいていのチャイニーズ・レストランにもおいてます)、ケチャップをかけて食べてくださいということなのでしょう。サンドイッチを頼んだときは、分解してケチャップ、塩をかけないと食べられません。最近のガイドブックにはモダンブリティシュはうまいとか書いていますけど、お昼に40ポンドとか50ポンドとか払うような高級店の話です。日本だとお昼は1000円以下でも十分おいしいB級グルメがありますよね。ラーメンとか、お好み焼きとか餃子とか・・・。同じような値段でおいしいランチを食べることはイギリスでは至難の業です。イギリスでも中華は安くておいしいとか言いますけど、それはイギリス国内での相対的な評価です。イギリス人にあわせているのか、素材が悪いせいか、中華まで薄味です。日本で食べる中華の方が絶対においしいと思います。安いといってもお昼で一人6ポンドから8ポンドはかかります。一方、日本料理は高いというイメージがあったのですけど、相対的には割安です。ほとんどの店で定食類がランチなら10ポンドぐらいで食べられます。ラーメンだけなら5ポンド前後です。もちろん日本人観光客目当ての高級店はとんでもない値段をとってますけど・・・。私がこれまで食べたラーメンの中では、ピカデリーサーカスの近くの太郎のとんこつラーメンがお勧めです。
 イギリスのレストランは、どこも出てくるまでに時間がかかるし、サービスも悪いのでむしろパブで食べたほうがリーズナブルだと思います。パブの食事は、なんとか食べられます。あまり手をかけたものより、フィシュアンドチップスとかローストチキンとかを頼んだ方が無難ですけどね。嬉しいのは値段が安いことですね。食事は5ポンドぐらいで可能です。なお、イギリスのパブではお昼時はともかく、あまり食べながら飲んでいる人はいません。イギリス人たちはひたすらビールだけを飲んでます。たぶんビールでカロリーを摂取しているのでしょう。注文は、食事もビールもカウンターでおこない、その場で支払いを済ませます。食事を頼んだときは自分の確保したテーブルナンバーも伝えておきます。ビールは、日本の生ビールに相当するのがラガービールです。ビターという黒ビールなどもあります。ラガーもいろいろな銘柄があるので、注ぎ口に張ってあるラベルをみて、メーカーを指定して頼みます。分量は、ワンパイントかハーフパイントかのどちらかしかありません。ハーフパイントはだいたい日本の小ジョッキぐらいの分量です。ハーフパイントならたったの1ポンド弱の安さです。イギリスに来るまでは、パブでは、スコッチを飲んでいるのかと思っていましたけど、イングランドではビールしか飲んでいる人をみたことがありません・・・。

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散髪


 イギリスの床屋さんは、早くて安いですね。英会話の本によると、散髪してもらうにはまずはシャンプーとカットをお願いします。I'd like a wash and cut.といって、髪型はたとえば、
I want it trimmed a bid.
I'd like my hair cut short.
I'd like it cut around my ears.
Make it short at the back.
と伝えるとよいと書いてありました。でも少し長くて面倒なので、
Dry cut please. At the back short cut Please. And cut around the ear Please. A bid!
とだけ伝えたら、ちゃんと?切ってくれました。イギリスにきてI'd like toは滅多に使いません。長くて面倒なのでレストランでの注文も・・・pleaseだけで済ませています。あまり長くしゃべるより単語だけを伝えるほうが通じます。お店の人も単語しかしゃべらない人が大多数ですしね。イギリスでMay I help you?を聞いたのも数えるほどですから。時間はわずか15分ほどで、最後に鏡をみせてくれたので、OKと答えて終わりでした。Dry cutをお願いしたので髪の毛のセットはなしでした。Re-stile cutとかいうのが料金表にあったので、それを頼むとおそらくセットまでしてくれたのでしょう。カットだけ頼んだので、料金はたったの7ポンドでした。
 ただし、a bid と言ってOKと言っていたのにかなり短くなりました。Short cut Pleaseと頼むと丸刈りかスポーツ刈りにされるかもしれません。なお、日本のように余計なマッサージはしません(わたしはあれが嫌いで・・・下手な人にマッサージされるとかえって肩がこったりして)。近くに日本人の経営している美容室もあるのですけど、予約制でしかも料金が20ポンドもするので、髪型にこだわらないなら、地元の床屋さんがお勧めです。
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電化製品


 日本からすべての荷物を送ると輸送コストが高くつくので、安いものはこちらで購入したほうがベターだと思います。日本人なら欠かせないものが炊飯器ですね。こちらでもオリンエンタル・シティやボンドストリートの近くのセルフリッジという百貨店で象印の炊飯器を売っています。でも、2合からしか炊けないのと、値段が約100ポンドと結構高いので、わたしのような単身赴任者が購入するには向いていません。私は、近くの台所用品の店で、フランス製のライスクッカーとかいう代物を購入しました。何しろ40ポンドと非常に安かったもので。説明書はフランス語、英語、スペイン語で書かれているように、日本人が買うことを想定したものではないようです。で、実際に使用した感想としては、何とか使えるかなという感じですね。要するに炊飯器でなくナベでお米を炊いているのと同じような感じで、少しお焦げができます。最近の炊飯器のようにIHとかはじめちょろちょろ中パッパとか器用なことはしてくれません。単に加熱するだけです。一応炊きあがるとスイッチが切れて保温状態になります。でも、保温状態でほっておくとパサパサに乾燥してしまうので、炊きあがったらすこしむらしてすぐに食べたほうがよいみたいです。
 あと、こちらで購入した電化製品にはドライヤーが挙げられます。これは近くの電気屋さんで7.95ポンドで入手しました。日本より安いような気がします。日本でも海外旅行仕様のものがうってますからそれを持参してもよいとは思います。
 あと持参しても無駄になるものとしては、DVDプレイヤーでしょうね。こちらでもDVDが最近急速に普及しているようですけど、DVDのディスクには地域コードが入っているので日本で購入したDVDプレイヤーではこちらで売っているDVDが再生できません。もちろん日本からソフトも持参すればいいのですけど。なお、こちらのテレビはPAL方式といって日本のテレビとは原理が異なるようです。この違いがビデオ入力の場合にも障害になるかどうか、ためしてないので知りませんけど、日本のビデオがこちらのビデオで再生できないことを考えるとたぶん無理でしょうね。日本から持参したいなら液晶テレビつきのポータブルプレイヤーのほうが無難です。
 パソコンは、日本から持参するべきだと思います。こちらでもバイオとか売ってますけど、windowsは英語版ですから。日本から持参する場合は、IBMがベストでしょう。イギリスSOHO実践編に書いたように、こちらでもACアダプター用の電源コードが入手できるので、変圧器も不要です。なお変圧器は、重たいし、日本から持参する必要はないと思います。トットナムコートで買えますから。IBMのパソコンは、内蔵モデムがワールド仕様なので、そのまま変換コネクターをつかえばイギリスでも使えます。日本のメーカーのノートパソコンの内蔵モデムのほとんどは国内専用仕様になってますから。
 家具付きのフラットを借りた場合には、ほとんどの電化製品はついています。あるけどつかっていないものとして、ケトルがあります。要するに電気湯沸かし器なのですが、うちのはむき出しの銅線がさびていて、汚いので使ってません。やかんも探せばあるのですけど、結構高かかったので、なべに水をいれてわかしています。日本のようなマイコン電子給湯ポットが欲しいのですけどどこにも売ってません。こちらの水は硬水なので、日本仕様のものは故障してしまうのかもしれませんね。
 硬水といえば、洗濯機や食器洗浄器の使用も厄介です。特に食器洗浄機は、saltをいれないと壊れるそうです。saltといっても普通の塩をいれるのでなく、専用のものがスーパーに売ってますので。洗濯機も硬水に含まれる石灰が機械に付着するのを防ぐため洗剤以外に、カルゴンとかいう得体のしれないものを入れてます・・・あと、リンス(当然洗髪につかうリンスとは別です)とかもいれた方がいいとか、ややこしいですね。まあ、洗濯機は乾燥までしてくれるので便利ですけどね。ただし、はじめは乾燥の仕方がわかりませんでした。Wash 'N' Dryというスイッチを押してなかったもので。Nはandの省略だとか・・・てっきりNOの省略で、このスイッチを押すと乾燥をしないのだと思ってました。
 掃除機も変わってます。うちのはpanasonicなんですけどね。最初の日にコンセントにつないだらいきなり動き出しました。本体にスイッチらしきものがないですし・・・。日本だとホースの途中の手で持つところにありますよね。コードも巻き取り式でないし。次の日に掃除機をかけようとしたら今度はコンセントにつないでも動きません。故障したのかと思いました。あきらめてしまおうとしたとき写真に写っている本体の後部の黒い帯を押すとスイッチでした。足でスイッチを入れろということですね。

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地下鉄・バス


 ロンドンの地下鉄・バスは非常に便利です。自家用車がなくても十分生活できます。地下鉄・バスに乗るなら、one day travelチケットが便利です。9時30分以降なら指定したゾーン内が乗り放題になります。わたしはゾーン4という郊外に住んでいるのでzone1234のone day travel チケットを買ってます。4.3ポンドです。このチケットは地下鉄の駅だけでなく、travel chiket という看板がでている個人商店でも買えます。たいていインド人かイスラム系の店員さんがいる小さな店です。 weekend travel chiketというのもあって、土日が乗り放題になります。
 地下鉄は、mapが駅においてありますし、車内や駅の至る所に路線図があります。少しややこしいのが私の住んでいるノーザンラインは途中で枝分かれしているので、終着駅を電車にのるときに確かめないといけません。地下鉄の車内では、テープの声で、Next station isと流れているし、電光サインもでているので降りる駅を間違えることはないと思います。ただし、初めて地下鉄に乗ったときに駅に着くたびに流れる「アイフォゲ」というアナウンスがわかりませんでした。I forget?電車が何を忘れるのか・・・Mind the gapでした。m、p、dはほとんど発音してません。

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銀行(口座開設)


 イギリスで一番大変な手続きが銀行口座の開設です。駐在員とちがって我々は現地で働くわけでもないので、給与の振り込みが発生しません。そのためか、なかなか口座を開いてくれません。公共料金の支払い領収書とかも必要らしのですが、現地についてすぐにそんなものがあるわけないし・・・。口座を開かなくても生活できないわけではないのですが、家賃の引き落としや公共料金の支払いに小切手を送った方が便利なこともあって口座を開設することにしました。
 わたしが、口座を開こうとしたのは、LSEの近くにあるNatWestです。LSEからのインビテーションレター、関大の給与証明書、電話料金の請求書を持参しました。口座を開きたいのだけどと言って、インビテーションレターをみせると、何やら質問されましたが、半分ぐらいしかわかりません。とにかく、自分はLSEのリサーチ・スカラーで給与は関大からもらっていると言ったら、インビテーションレターを持って奥に入り、何やら相談したあとで奥に通されました。そこはLSEの学生が口座をつくるときに相談を受ける部屋でした。インビテーションレターに、ビジター料金を払ってくださいと書いてあったので、LSEに勉強をしにきた学生という判断をされたみたいです。何度も、日本で給料をもらっていると説明したのですけどね。まあ、身分はどうあれ銀行口座を開いてもらえるなら文句はないので、しばらくまっていると窓口に呼ばれて、再び自分の身分と状況を説明することになりました。なんか一杯質問されたのですがほとんどわかりません。すこしだけわかったのは、LSEに授業料を払った領収書はないのとかも聞いていたみたいです。まだ払っていなかったので、返答につまると、まあいいかという感じで手続きをしてくれることになりました。イギリスでの金銭的なサポートは誰がするのかを聞かれたので関大で発行してもらった給与証明書を見せたら、びっくりしてThree year?と聞かれました。給与プラス留学費用が書いてましたからね。one yearと答えると、nice to meet you!と言って肩をたたかれました・・・。イギリスの平均年収は300万円か400万円ぐらいですからね。大学教授の給料も日本の半分以下だそうです。そういえばカードを持っているかも聞かれたので、シティバンクのクレジットカードも見せました。日本の住所、電話番号、イギリスの住所、電話番号、母の旧姓(そんなもの聞いてどうするのでしょうか?)などを記入してサインしました。口座は即日開けるけどカードは1週間ほどかかるので後日取りにくるようにいわれました。口座が開設できたので、家賃の引き落としの手続きをその場でしてもらいました。それと引き落としのためにその場でトラベラーズチャックで預金することにしました。
 で、トラベラーズチャックにサインして、キャッシャーに行き口座にお金を預けたのですが、キャッシャーが名前が違っているねといってパソコンのディスプレイをみせてくれました。つづりが間違ってました。会計の銀行員は、「はしもとさんまたどうぞ」と日本語で言ってくれました??
 そこでもう一度口座を作った窓口にいったら、さきほどの銀行員はいなかったので、名前が間違っているので訂正してほしいのだけどと片言の英語で説明しました。パスポートを見せて、自分のつづりを教えて、パソコンのディスプレイを指さしてさっき表示をみせてもらったけど間違ってたので直してほしいと説明しました。それっていつの話とか誰に手続きしてもらったとかいろいろ聞かれて、なんとか答えたら、やっと状況を把握してくれたみたいで、パソコンの端末をたたいて名前を表示してくれました。表示を一緒にみながら修正してもらいました。ちょうどそのとき最初に手続きしてくれた女性が戻ってきたのですが、どうしたの?みたいな感じで・・・change・・・とか言って自分の席にいってしましました。訂正してくれた行員は小声でsorryって言ってくれましたけどね。で、無事訂正してもらって、時間をとらせてすみませんでしたみたいなことを言われて、握手を求められて帰りました・・・。
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銀行(クローズ編)


 銀行の口座のクローズには2日かかりました・・・。わたしが必要なものを忘れて出直したせいですけど。まずは1日めに、受付で銀行口座を閉めたいということと、残金を現金で受け取りたいといったところ、小切手帳は持ってきたのかと聞かれました。持っていなかったので、I don't have..... By mail OK?と聞いたところ、No! Handと言われてしまいました。口座を閉めることは可能だけど・・・と言われたけど小切手帳を持ってまた来てくださいといわれたので、次の日に出直すことにしました。で、翌日。受け付けで、I want to としゃべり始めたら、
昨日来たことを受け付けのお姉さんがおぼえていて口座をクローズしたいのですね。しばらく椅子に座ってまってください・・・・と。幸いお客さんが私のほかにはほとんどいなかったこともあり、2、3分の待ち時間で、最初に銀行口座を開設したときに名前の間違いを訂正してくれた男性が出てきて別室に案内されました。手続きそのものは簡単でした。いつ帰るのか、仕事は何?と聞かれたぐらいです。来週の水曜日まで待てば利子が付きますよとも言われました。たった12ポンドしか残金がなかったので、少額なのでいらないと答えて手続きをしてもらいました。また出直したら電車賃のほうが高くつくのは間違いないですしね。書類はすべて向こうが書いてくれました。2カ所にサインしただけです。昨日忘れた小切手帳を渡しところ、その小切手に残金を書き込んでくれて、キャッシャーで換金できますと言われました。なぜ小切手帳が必要だったかがこれで納得できました。最後に目の前でキャッシュカードにはさみをいれてくれて、無事に銀行口座を閉めることができました。キャッシャーにはサインした小切手を出して現金をもらって帰りました。なお、口座に残ったお金を日本に転送するなら、銀行口座のクローズは日本からでも可能です。ただし、海外送金手数料がかかります。日本に帰国してから、銀行宛に振込先の日本の銀行口座の住所、口座番号、telなど知らせる手紙を書けばよいそうです。イギリスで働いている人は、最後の給与振り込み、精算などが済むまで口座を閉められないから、帰国してから手続きをしたほうがよいでしょうね。留学できている人なら、イギリスの銀行で手続きを済ませたほうが無難かも。英語で手紙を書くのも面倒でしょうから。

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電話


 私の場合、不動産やさんが名義変更の手続きをしておいてくれたため、電話はイギリスに着いたその日から使えるようになっていました。請求書もすでに届いていました。最初の請求は電話のレンタル料として税込みで9.05ポンドでした。まだ銀行から小切手をもらっていないので、郵便局へ請求書を持っていって現金で支払いました。電話料金は3か月ごとの後払いとか。イギリス到着して早速国際電話をかけまくったので3か月後の支払いが・・・。
 BTは基本的にはNTTと同様の従量料金制度みたいです。市内通話料金については、NTTと同じぐらいの感覚だそうです。BTの割引制度としては、friends & family割引というのとBest friendの割引があります。両方とも特定の電話番号を登録しておけば、電話料金を割り引いてくれるサービスです。登録料は無料なので利用しないと損ですね。BTに電話しないといけないのかと思っていたのですけど、ホームページで簡単に登録できることがわかったので、早速、無料プロバイダーの電話番号を登録しておきました。この画面下の入力欄に電話番号とカスタマーナンバーを入れれば登録画面がありますので。
 長時間インターネットをやる人には、日本のテレホみたいなサービスも最近になってようやく開始されました。午後6時から朝までと、weekendが対象みたいです。詳しくはココを見てください。ただし、対象となるのは、プロバイダの専用アクセスポイントだけです。イギリスのプロバイダに入会しないといけないので、外国人にはメリットがなかったりして。
 国際電話については、BT以外の方が断然やすいみたいです。わたしはKDD127というサービスに加入することにしました。お友達紹介キャンペーンで紹介者と加入者の両方に5ポンドの優待がつくという特典もありましたので。このサービスを利用すると日本まで格安(1分間15P)で電話をかけることができます。BTの77%OFFだそうです。申し込みは電話かe-mailでできます。申し込みの電話には日本人が応対してくれます。メールでも申し込めるようです。メールアドレスは、call127@kdd.co.ukです。なんかそのままというメールアドレスですね。他にもいくつか格安の国際電話サービスがあるようです。ロンドンの三越いったらちらしがおいてありました。このサービスは旅行者や自分が電話を持っていない人は当然使えません。その場合は、KDDの国際電話専用のプリペイドカードが便利です。わたしは関空で1050円分だけ購入しました。これはスクラッチカードになっていて、削るとアクセスコードが書いてあります。イギリスのアクセスポイントまで電話をかけて、自動応答のテープの指示(当然日本語です)にしたがって操作すると電話をかけることができます。約10分間の会話ができました。1分間100円だから決して安くないですが、BT(1分間67P)よりは多少割安です。

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電気


 電気料金は、3か月ほどたってから払い始めました。実は入居後約1か月ぐらいしてEastern Energyから電気料金の支払方法についての手紙がきたのですけど、後で目を通そうとおもって引き出しにしまっておいたところ、すっかり忘れてしまい・・・。請求がこないのでおかしいなと思い、よくしまっておいた手紙を読んでみたところ支払方法を選択してほしいので、電話か手紙で知らせて欲しいと書いてありました。このまま返事をださなかったら、帰国まで電気料金を支払わないで済んだか、それとも途中で電気を止められていたかは不明です。電気料金の支払い方法は、銀行引き落とし、クレジットカードでの引き落とし、ないしは、毎月、きまった額をあらかじめ郵便局で支払う方法の3つでした。例によって、こちらの銀行は信用でkないので、毎月支払うことにして手紙を出したところ、1週間ぐらいして電気メータを読みとりに来ました。うちの電気メータは、隣のフラットの共有の玄関を入って階段の下にあります。フラットの場合、階段の下にあることが多いみたいで、TVのコマーシャルで、自分のフラットから手紙をとりに出た半裸の女性が、手紙をとりに外へ出たところ、オートロックのドアがしまって、自分の部屋に入れなくなり、ドアをノックしていたら、誰か来たのであわてて、階段の下に隠れたら、なんと電気メータのチャックマンで、・・・というシーンがありました。それにしても入居して3か月もたってからメータを見に来て、どうやって入居時のメータがわかるのかは不明です。現在のメータをみて帰っていきました。
 約1週間してから、入居してから現在までの電気料金の請求書がきました。とりあえず郵便局で支払ったところ、今度は毎月の電気料金を前払いするためのMonthly payment cardが来ました。わたしの場合は毎月24日までに31ポンド支払うことになっていました。このカードを郵便局の窓口で渡して支払金額を伝えると、機械で読みとってくれます。あとは現金ないし小切手を渡せばレシートをくれます。前払いした金額と実際にかかった費用の間の精算は、3か月ごとの通知書でおこなわれます。退去時に払いすぎた分を返してくれると思いますけど・・・。

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ガス


 私のフラットは、調理が電気なのでガスのコンセントはありません。でもガスボイラーがついていて、暖房とシャワーに利用しています。入居して1か月たって、ようやくブリティシュガスから手紙が来ました。その内容は、請求書をおくりたいので、moving infomationをウェブサイトないし電話で知らせて欲しいというものでした。電話してみたところ、聞かれたのは名前、イギリスの住所、電話番号、日本の住所、生年月日、大家さんの名前、不動産屋さんの名前と電話番号でした。あと入居したときのガスメータの値を覚えてますかと聞かれました。そんなもの1か月もたってから聞かれても覚えているはずもなく、わかりませんと答えておきました。それから支払い方法について説明を受けました。銀行引き落としにしますかみたいなことを言われて(たぶん・・・)、現金で払いたいと言ったら、デポジットとして180ポンドいりますよとか言われたような気がします。何度も聞き返していたら、詳しい説明を文書で送りましょうかと言われたので、お願いしますといって電話を切りました。で、その後、請求書がきたのですが、入居時のガスメータがわからなかったためか、8月末から9月末のガス使用量ゼロ、請求額ゼロポンドの請求書?がきました。なんか得したみたいです・・・。あのとき電話でガスメータの値を答えられていたら請求されたはずですよね。
その後、ブリティシュガスから、支払い方法の説明が書いてある手紙が届きました。やはり、saving depositとして180ポンドが必要でした。このデポジットは、後で払い戻してくれるそうです。3月ごとの請求書は、このデポジットとは別に払わないといけないみたいです。このデポジットの支払い方法は、銀行引き落とし、クレジットカード払い、小切手のいずれかの方法で払ってくださいと書いてありました。そこで、電話でクレジットカード払いをお願いすることにしました。カスタマーナンバーを言って、saving depositをクレジットカード払いにしたいと話しました。カードの種類と聞かれて、クレジットカードナンバーを答えて、多分有効期限を聞かれたとおもったのでカードの期限を答えました。むこうがいま言った数字は、expiryですかといった意味がわからなかったので、What is expiry?と聞いたところ、スペルをゆっくり言ってくれたので、その場で電子辞書に入力したところ終了、満期という意味でした・・・。カードには有効期限のところにvalid thruと書いてあったので、valid thruという単語を使ってくるものだと思いこんでいたので少しとまどいました。その後は、カードの住所と現住所を聞かれました。こちらの銀行とか会社はよく請求額を間違えるそうですから、少し不安です。小切手を郵送したほうがよかったかもしれません。

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水道


 イギリスへきて3か月でようやく水道の請求書がThree Valleys Waterという所から来ました。とりあえずは基本料金の7.68ポンドを支払いました。支払方法は、銀行での引き落とし、クレジットカード払い、小切手、現金での支払いが選択できます。銀行引き落としが楽ですけど、間違いが多いという話があるので現金で支払うことにしました。送付されたpayment slipを銀行ないし郵便局に持参して、支払うだけです。郵便局だと手数料がかかるみたいです。
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航空機チケット


 日本でも最近は格安チケットが出回っていますが、経由便が多く使いづらいという問題もあります。こちらでは、かなり安く直行便のチケットが買えます。日本人が利用できるチケットには2種類あって、里帰りチケットと家族呼び寄せチケットというものがあります。前者は、海外駐在員が一時的に帰国する場合にのみ利用できるもの、後者は単身赴任の駐在員等が一時的に家族をイギリスに呼び寄せる場合にのみ利用できるものです。わたしも春休みには家族呼び寄せ便を利用する予定です。このチケットは、日系の旅行代理店ならどこでも扱っています。ロンドン市内のジャパンセンターやHISでも購入できます。関空への直行便のあるJAL(ANAの関空直行便はまもなく廃止されるとか)ならクリエイティブツアー  http://www.creativetours.co.uk/ が扱っています。 

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TV


 こちらの地上波は、5チャンネルしかありません。チャンネル1と2がおなじみのBBC、あとは3,4,5チャンネルがあります。何チャンネルか忘れましたが、ポケモンもやってます。英語がわからなくてもストーリーを知っているのでよく見てます。ドラマとかは、つまらないし、英語もわからないし、ほとんど見てません。ニュースは、映像を見ていると何の話題がわかるし、時々テロップが出るのでよく見てます。こちらでいま話題の番組は、Big Brotherという視聴者参加番組です。24時間テレビに監視された状況で見知らぬ男女が暮らして、時々退場者がでて最後まで残ったら賞金か何かもらえるという番組みたいです。この間、あるNickとかいう男性が追い出されたようですが、なぜかニュースでインタビューしてました・・・。夕刊紙などでは1面をかざってます、素人さんなのですけどね。テレビはCMも入るので無料かと思ったら、有料でした。テレビのある家を探す機器を積んだ車が巡回しているとか。どうせ請求されるならと思い郵便局で料金を払ってきました。年額で104ポンドでした。
 うちのフラットでは大家さんの好意で、衛星放送もみることができます。ただし、映画とかのチャンネルはスカイTVと契約してICカードを差し込まないといけないみたいです。カードがなくても日本でうちの子が見ているカートゥーンというアニメ番組とSKYニュース、CNNなどをみることができます。プレミアムリーグなんかは、契約しないと見られないみたいで残念です。地上波では中継していないみたいです。
 日本語放送のJSTVも無料時間帯は見ることができました。ところが、JSTVがアナログからデジタルに移行するに伴い、大家さんがアンテナを取り替えたため、無料放送が見られなくなってしまいました。これまでとは違う衛星を利用することになったため、SKYニュース、CNNも映らなくなりました。そのかわりにBBCワールドが映るようになりました。JSTVの無料放送を見るためには、デジタル衛星用のデコーダーも買わないとダメみたいです。

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新聞


 こちらでも日本の新聞を購読することもできますが、高いので契約していません。インターネットで日本のニュースをみることもできますしね。むしろイギリスの新聞を購入したほうが役立ちます。TVのニュースでも映像がでますから、ロシアの潜水艦が沈んで、イギリスのチームが救助にいったらしいとか、この間みたいにガソリン危機(fuel crisis)で、もしかすると食料も不足するかもぐらいは、ヒヤリングのできない私でもだいたいわかります。そういうときは、イギリスの新聞をスーパーで時々買ってます。地下鉄にのると、すぐなくなりますけど、METROという無料の新聞もあります。ただし、新聞の英語は難しくて・・・。見出しに使われている単語には、たとえば、以下のようなものがあります。

AXE 閉鎖する、レイオフする。
BID 企てる
BLAZE 火事
ARMS 武器
CURBS 削減する
ENVOY 外交官
ACCSED 告発された
POLL   投票、選挙
RIDDLE  ミステリー
PROBE  厳密な調査
TOLL   死傷者数

新聞だけでなく、この間、BBCで放送していたサンダーバード(子供のころサンダーバード基地が欲しくて・・・)でsun probe号という太陽探索ロケットが登場してました。
 イギリスのニュースがわからなくても、毎週木曜日に発行される英国ダイジェストを読めば、日本語でイギリスの主なニュースを読むことができます。英国ダイジェストは、当たり屋さんで買い物したときに、無料でもらえます。ロンドン市内の日本関係のお店などでもおいているようです。週間ジャーニーという新聞もあります。こちらはインターネット版もあって便利です。これらの新聞では、日本人向けの不動産、引っ越し、旅行会社など広告や、個人間での家電製品の帰国売りなどの情報も得られます。
 日本の新聞は、日経、朝日、読売の宅配が利用可能なようです。うちの近くのニュースエージェントでも売っています。セントラルロンドンまでいくと、三越やブリューワーストリートの日本関係のお店で入手できます。読売で1.2ポンドです。
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専門書


 普通の本ならば、どこのストリートでも本屋さんがあるのですが、専門書はほとんど置いていません。大学生協も教科書に指定されている本は山積みされているのですけど、それ以外の本もあまり置いていません。 Amazon.co.uk Booksでネットで注文する方法もありますけど、やはり中身を確かめてから買いたいですよね。イギリスの大きな本屋さんは、トットナムコートに集中しています。地下鉄をおりて大英博物館・電気街の方向にいくと、古書街で、反対方向にいくとおおきな本屋さんが並んでいます。専門書を買うときのお勧めはフォイルズという本屋さんです。4階建てか5階建てぐらいだったと思います。経済学の本は、4階か5階ですけど、少し見つけにくいコーナにありました。
 政府刊行物ならホルボーンの駅を出てすぐのところにあります。The Stationery Officeという名前です。政府の報告書と統計書が入手できます。実はこの本屋さんをみつけるのには、苦労しました。政府刊行物のホームページにBook Shopという文字と住所を見つけたので、ビクトリアラインでMI6のビルの近くの地下鉄の駅までいき、15分ぐらい探してたどり着いたところ、オフィスだけで小売りはホルボーンですと言われました・・・。ホルボーンならLSEの近くの駅で、よく通っていたのに気がつきませんでした。
 このお店に在庫がない場合にはネットで注文することもできるようです。アドレスは、http://www.ukstate.comです。
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郵便


 e-mailのおかげで、ほとんど郵便は利用していません。書類などの現物を郵送する必要があるときだけ、利用しています。郵便局は、だいたいどこのストリートにもあるみたいですね。国内へ出すときは、1stクラスと2ndクラスの2種類に分かれています。速達と普通郵便の違いのようです。確かセカンドクラスは45Pだったような。詳しくはロイヤルメールのサイトで重さを入力すると料金がわかりますからココをクリックしてくださいね。この間郵便を出すときに、4.5ポンドと勘違いしてお金を出したら両替したのかい?と聞かれました・・・。郵便局の窓口へ郵便物を持っていけば、重さを量って切手を売ってくれます。日本だと窓口へもっていけば出してくれるのに、こちらでは自分で切手をはって郵便局の外にあるポストに放り込みます。切手の自動販売機もありますが、駅前のポストについていた自動販売機にコインをいれて、切手が出ず、お金も戻って来なかったので、使うのに抵抗が・・・。夕方遅かったので自販機の側のミニ郵便局が閉まったあとで、お金を取り戻すことができずじまいでした。まあ、語学力の問題もありますけど・・・。
 イギリスの郵便局は、強盗に備えているのか銀行と同様に窓越しにやりとりをします。郵便を出すときは窓口の下の穴から渡します。でも小包は入りません。小包は、カウンターの中でなく外のはかりに自分でのせます。すると向こうに重さが表示されるみたいで、必要な切手の金額を言ってくれます。たくさん小包を持参したときは、順番に秤にのせて言われた金額を小包に自分で書き込んでいきます。合計金額のお金を払うと、それぞれの切手をくれます。切手を小包に自分で貼って、郵便局の外のポストでなく、なかのコーナーに置いておけば出してくれますので。
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ゴミ


 ゴミはうちの地域では毎週月曜日に日本の2倍ぐらいの巨大なゴミの収集車がきて、回収してくれます。家の前にはこれまた巨大なプラスチック製のゴミ箱(人間がすっぽり入るぐらいの大きさです)にあるので、あらかじめスーパーの袋とか適当なポリ袋のいれてからゴミ箱のなかにいれておけばOKです。ゴミ箱にはふたがついているのでカラスがきても大丈夫だと思います。もっともイギリスにきて、カラスを見たことがありませんけど。分別は特に必要ないようです。ロンドンでは焼却しているのでなく、埋め立てているそうです。再利用可能なアルミ缶などは、近くのスーパーなどにリサイクルボックスがあります。
 ゴミといえば、町中はゴミだらけですね。特に地下鉄の車内は最悪です。こちらでは読んだ新聞は車内においていくのが常識のようで、誰かがおいていった新聞はまた誰かが持っていたりしています。地下鉄に網棚がないので座席には雑誌が散乱しています。雑誌や新聞だけならまだしも、空き缶やマクドナルドの袋なども平気で車内に捨てていきます。イギリス人がシンガポールを旅行するとゴミ捨ての罰金で破産するかもしれませんね。
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税金


 イギリスではみなさんご存じなように買い物をするたびにVAT(付加価値税)がかかります。いまの税率は17.5%です。観光客なら免税手続きをすれば戻ってくるのですけど、私のような長期滞在者は免税が適用されません。帰国前3か月から免税扱いになるそうなのでそれまではブランド品は購入しません。まあ、バ-バリーのカシミアのセーターとかは免税後でも高いのでなかなか手が出ませんけど・・・。
 VAT以外にも居住者にはCounsil taxという住民税がかかります。こちらにきて1か月ぐらいして請求書がきました。とりあえず5か月分で391.81ポンドです。1か月分毎に分割払いするか一括で納めるかの選択ができます。
 支払方法は
1.小切手を郵送する。
2.council officesで支払う。
3.銀行の窓口で現金ないし小切手で支払う。(手数料がかかる場合もあるそうです。)
4.郵便局の窓口で現金ないし小切手で支払う。手数料は25ペンスです。
5.GIROBANK口座(郵便貯金みたいです・・・)の所有者は、自動引き落としも可能とか。
6.STANDING ORDER(自動振替の依頼) この支払い方法を希望する場合は、電話する必要があるそうです。電話してクレジットカード番号でも言うのかな?
7.DIRECT DEBIT(口座引き落とし) これが一番簡単な方法だと書いてあります。この方法を利用する場合には、口座引き落とし申込書に銀行の住所、口座所有者の名前、branch sort code(銀行の店番号)、口座番号、サイン、dateを記入して、役所に郵送すればokのようです。
 どれにするか迷ったのですけど、不動産屋さんに相談したところこちらの銀行はよく間違えるとのことで小切手を郵送することにしました。返信用封筒も入ってましたから。

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お金


 イギリスでは銀行口座を開設するのが難しいと聞いていたので、私の場合トラベラーズチェック、シティバンクのCDカード、VISAのクレジットカードを持参しました。銀行についてはこちらにきて何とか口座を開設できたので、小切手帳も持ってます。普段の生活の中で最も使いやすいのは現金です。すくなくとも地下鉄の切符は、自動券売機でコインが必要ですから。お札でも買えますけど、うちの近くの駅はお釣りがなくて使えないことの方が多いですし。窓口もいつも閉まっていて、無人駅に近い状態です。スーパーの買い物もこちらの人たちは、少額の買い物でもクレジットカードや小切手をよく使ってます。わたしの場合、スーパーでは現金しか使用してません。現金は、ATMで降ろしてます。シティバンクのCDカードは、ほぼどこの銀行でもおろせるので便利です。ただし、残高が表示されないのが不便ですね。それと日本の円口座から現地通貨で引き出しているので、換算レートの問題があります。かなり換算レートが割高だという話もあるので、節約したいならトラベラーズチャックを持参し、こちらの銀行に預けた方がお得でしょう。
 トラベラーズチャックですが、これは絶対にポンド建てが便利です。ポンド建てならほとんどの店で現金と同じ扱いをしてくれます。おつりはポンドでくれます。ただし、この間近所のお店で使ったら、初めて扱うみたいで分厚いマニュアルを引っぱり出して、サインのチャック、パスポートのチャックとやたら時間がかかりました。三越でもパスポートの提示を要求されます。日付とか支払い先とかまで記入させる店もあります。近所のあたり屋さんでは、サインだけで受け取ってくれるので助かります。
 大きな買い物は、クレジットカードですませています。LSEの生協でもクレジットカードが使えます。日本料理店では、現金しか受け取らないところが結構あります。当たり屋さんでは、10ポンド以上の買い物しかカードを使用できません。まあいつも10ポンドは超えますけどね。KDDの格安国際電話もクレジットカード払いができるから便利です。BTは、残念ながら現金ないし小切手の支払いしかできません。
 日本人のほとんどが使用経験がないのが小切手ですね。税金の支払いの時に初めて使いました。記入要領は以下の通りです。

pay 支払い相手先 date 日付
支払い金額の文字 £ 数字
最後にonlyをつけること 署名


一番面倒なのが支払い金額を文字で記入する必要があるところですね。数字のつづりを間違えたらまずいし・・・。お店で咄嗟に数字を文字に直す自信がありません。たぶん、イギリスにいる間に税金と公共料金の支払い以外に使うことはないでしょうね。
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インターネット接続:プロバイダー編


 最近のプロバイダーの多くが、海外でのインターネット接続に対応しています。しかし、ほとんどのプロバイダーが専用アクセスポイントではなく提携先のプロバイダーのアクセスポイントを利用しています。短期の海外旅行ならこれでも問題はないのですが、長期滞在の場合にはコスト的な負担が大きすぎます。1分間20円から、30円の付加料金が発生するためです。私が加入しているメインプロバイダーのぷららとサブプロバイダーのNEWEBは、ロンドンに独自アクセスポイントを持っています。そのため、1分間10円という比較的低料金でアクセスできます。メールが主体ならばこれで十分だと思います。ところが、出発前に本当に接続できるかどうかをロンドンに国際電話で接続して試してみたのですが、どうしてもつながりません。ユーザー認証のところではねられてしまいます。DNSサーバーのアドレスが違うこと、ロンドンのアクセスポイントへアクセスする場合は通常のIDと違うものを使うなど、ややこしい設定を正確におこなったはずなのですが、どうしても駄目でした。
 そこで、新たに3社目のプロバイダーに加入することにしました。わたしの場合、月に50時間は軽くアクセスしているので従量制だとコストが高くつくという話もあったもので。加入の対象として検討したのは次の3社です。
Welcome to JP.AOL.COM
So-net(UK)
welcome to KDD COMMUNICATIONS
この3社はいずれも定額料金で利用できるアクセスポイントをロンドンに持っています。料金体系的にはso-netが安いような気がしますがso-netUKはポンド建てのために正確な比較は困難です。AOLは、初心者が選択するプロバイダーとしては魅力があると思います。ただし、専用ソフトでのアクセスというのがどうも好きではなくて・・・telnetやFTPができないと困りますが、どうも使えるのかどうかよくわからなかったので加入を見送ることにしました。so-netUKは昔so-netに加入していたこともあり好印象を持っているのですが、最大のネックは、オンラインサインアップができなかったことです。何しろ出発まで時間がなかったので消去法としてKCOMに決めました。でもこのプロバイダーは、地味なイメージを持っていたのですが、なかなか便利なサービスを提供しているようです。KDDグループということで、ロンドンではKDDのアクセスポイントを利用します。ロンドンのアクセスポイントへ国際電話でアクセスしたところ無事につながりました。ホームページの解説では、国外からロンドンのアクセスポイントを利用する場合には通常とは別の電話番号が指定されていました。もしかすると、ぷららやNEWEBのアクセスができなかったのは、国際電話からのアクセスに対応していなかったためかもしれませんね。
 ところが、先日KCOMから料金改定のメールが来ました。値下げのお知らせかと思ったらなんと海外アクセスポイントの有料化のお知らせでした。これまでは定額払いの場合は、海外アクセスポイントを利用しても付加料金がいらなかったのに12月からは1分間5円の従量料金が発生します。海外アクセスポイントが無料だから入会したのに!現在退会を検討中です。
 ロンドンから定額制でアクセスするなら、現地のプロバイダーに入会するしかなくなりました。そこで、無料プロバイダーを試してみることにしました。まずは、こちらの情報誌の広告でみた日本語対応の無料プロバイダーにオンラインで登録してみました。
ORBIX インターネット
というプロバイダーです。オンラインで質問に答えるとその場で入会できます。インターネットの設定もソフトをダウンロードしてインストールすれば自動的にやってくれました。ところがいざ試して見たところ、電話がつながらず、「番号をお確かめのうえお掛け直しください(英語でね)」というメッセージが流れます。混んでいるのかと思い、別の無料プロバイダーを試してみることにしました。こちらの有名な本屋さんのWHSmithのレジの付近でフリーインターネットアクセス用のCD-ROMが無料で配布されています。このCD-ROMをインストールしたところやはり自動的にインターネット接続の設定をしてくれました。ただし、ブラウザが英語版に書き換えられてしまいました。これでも日本語表示はできます。なおアウトルックエクスプレスも全自動でインストールすると英語版になってしまうので、手動でブラウザのみインストールしておきました。設定が終了したので、つなごうとしたところやはりつながりません。これはパソコンの設定に問題があると思ってしらべたところ、なんと勝手に国番号をつけてダイヤルされてました・・・。実はパソコンを日本から持参したので、モデムの設定で所在地が日本のままになってました。これまではロンドン市内のアクセスポイントに市内局番のみでダイヤルしていいたので気がつきませんでした。
 最近、WHSmithはかなり混んでます。つながってもすぐ切れるし、とにかくスピードが遅くて。そこで3つめ無料プロバイダに加入しました。freeserveというイギリスの無料プロバイダです。当然加入の画面は英語表示ですけど。ここはメールアドレス、ホームページスペースもくれます。ただし、UKに住所がないと駄目です。適当にいれてもいけそうな感じですけどね。電話のところで書いたBT版テレホに対応したサービスは有料になりますので、間違えないように。

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インターネット接続:ハード編


 不動産屋さんが名義変更の手続きを済ませてくれていたので、イギリスに到着してすぐに電話が使えるようになっていました。そこで、早速イギリスからのインターネット接続に挑戦しました。電話が廊下にあり、メインベットルームの机までコードが届かないので入り口近くの化粧台の上にノートパソコンをおくことにしました。日本から持参したモジューラーコードがわずか1mしかないもので・・・。最低5mぐらいのモジューラーコードを持参することをお勧めします。とりあえずパソコンに日本から持参してコードを接続して、通販でかった変換コネクターを間にかませて、電話につながってていたモジューラージャックに直結してみました。で、イギリスのアクセスポイントに接続を試みたのですが、ダイヤルができませんという表示が・・・
 そこで、海外ローミングキットの説明書を引っぱり出すと、モジューラーの極性が逆な場合には変換コネクターで反転させなさいとの記述が。早速間にかませてみたのですがやっぱりダイヤルしてくれません。さらによく説明書を読むと、イギリスの電話回線のほとんどが外側の2本のワイヤーのペアからなるLINE2だとか。日本は中心のワイヤーからなるLINE1みたいです。このLINE1とLINE2を変換するコネクターもローミングキットに入ってました。Line2側を電話回線にしてこのコネクターを間にかませて、再びダイヤル、今度は無事に接続できました。
 で、とりあえずメールの受信に成功したのですが、まだ問題が・・・。計画編にも書いたのですが電源の問題です。いまのACアダプターは240V対応なのですが、電源コードは100V仕様です。変換プラグを使えば使えないこともなさそうですが、IBMの説明書には、240V仕様のものをお買い求めくださいとなってるし。加熱して漏電するのも怖いので電気屋さんまで買いに行くことにしました。
 私がいったのは、イギリスの中心部のトットナム・コートの電気屋さんです。日本橋のような電気街です。規模は小さいですけどね。案内してくれた同志社の北川先生(同じフラットのお隣さんです)のおすすめの一番大きい店に入ってみました。US仕様のモジューラーをUK仕様にするコネクターなども売ってました。でも電源コードが見あたらなかったので、店員さんに聞いてみました。現物を持参してこのコードがほしいのだけどと言ったら、店員さんはOH!IBM!マイクロビーカゼアと一言。イギリスの店員さんはほとんどがインド系、イスラム系の外国人でほとんど単語しかしゃべらないみたいです。英語らしきものを店員同士ではべらべらとしっべってますが訛りがひどくてさっぱりわかりません。まあ訛ってなくても私のヒヤリング能力では聞き取れないのですけどね。北川先生がshop?と聞き返すとYES!thereと指をさしたので、どうやらうちの店にないので別の店にいけといってるみたいでした。
 そこで、店員さんの示した方向に歩いていっところ、それらしき名前の店、Micro Anvikaという看板が見えてきました。anは発音してませんでした絶対!お店に入るとこちらはsonyの最新ノートパソコンを中心に展示しているわりと新しい店でした。こちらの店員はイギリス人の若い男性でした。こちらでもアダプターをみせてコードがほしいと言ったら、wait a secondと一言だけいってコードを持ってきてくれました。イギリス人の店員さんもほとんど単語しかしゃべりません。しゃべるのが面倒なのでしょうね・・・。値段は、VAT込みで6.5ポンドでした。トラベラーズチェックで払おうとしたら、女性の上司に使えるかどうか聞いてました。こちらの女性の接客態度は丁寧でした。パスポートをみせてくれと言われてわたしたら、パスポートナンバーをチェックの後ろに控えてました。上司がてきぱきと仕事している間、若い店員さんはボーっと見てました。新人さんだったみたいです。まあとにかく無事に電源コードを入手できたので、本格的にネット社会に復帰することができました。

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パソコンサプライ


 イギリスはVATが重いし、日本ほど安売りをしないのでサプライが高めです。プリンタの交換用インクとかは軽いので日本から持参したほうがお得でしょう。プリンタ用紙とかは重いのでこちらで購入しています。こちらには、キャノンのBJC50vを持参しました。実は、しばらく使用していると印字できなくなりました。インクを交換しても駄目です。キャノンのホームページをよく見ると、印字できなくなったときは、インクタンクだけでなく、インクカートリッジごと取り替えるようにとなってました・・・。1年を目処に交換しないと目詰まりするそうです。タンクは予備をたくさん持参していたのですけど、カートリッジの予備なんて持ってません。交換しないといけないとは知らなかったもので。そこで、近くのパソコンショップにいって聞いてみたところ、幸い在庫がありました。キャノンとエプソンのサプライはだいたいあるみたいです。でも、すべての機種の在庫があるとは限りませんから、インクカートリッジも予備を持参したほうが無難でしょうね。

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インベントリーチェック


 帰国当日に、インベントリーチェックを済ませました。うちの大家さんは早起きなもので、9時30分にやってきました。インベントリーリストをみながら、ひとつづつ所在を確認してました。風呂場ではWhere is dryer?と聞かれました。ドライヤーというのは、物干しです・・・。リビングに移動させてました。皿やコップも全部数えてました。実はコップを2つ割ってしまったので、補充しておきました。形が違ったのですが何も言われませんでした。全部チェックしてすべて揃っていたのでperfect!と言って機嫌よく帰っていきました。depositは日本と違って帰ってくるそうです。わたしの場合、和駒不動産さんにdepositを使って電話、電気、ガス、水道の精算をお願いしてきました。清算後日本の口座に残金を振り込んでくれることになっています。どの不動産屋さんでもこのようなサービスをしてくれるわけではないと思いますので。
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Last Updated 2001/06/19 21:28:06